本日はかねてからお知らせしていました、私が理事長を務めます一般社団法人日本歴史研究会の設立記念講演会でした。
冒頭に理事長として、会の設立経緯と趣旨、なぜ歴史を学ばねばならないのかを説明させていただきました。
戦後の日本の歴史教育はおかしい。
ですから、今のほとんどの日本人の歴史の学び方、活用の仕方もおかしいわけです。
歴史を知らない人は、現代の社会状況もよく分からないでしょう。
そして、そんな人は選挙もいかないでしょう。
選挙に行かないとなれば、自分たちが不利益をこうむっていることにすら気が付いていないでしょう。
歴史を学ぶということは、今を見つめて未来を考えることに繋がります。
たまに「毎日の仕事が忙しくて歴史なんか学ぶ暇は無い」とクレームめいたメッセージも頂きます。
しかし、私に言わせれば、目の前しか見ず、社会の構造や仕組みを学ばないから、
「本を読む暇もないくらい、少しの動画を見ることもできないくらい、時間なく働かなければならない状況になっているのではありませんか?」
ということになります。
集団的自衛権、デフレ、憲法改正、すべての事案を理解するには、過去から現在の流れを知る必要があるのです。
そんな想いを伝える挨拶をさせていただきました。
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