日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

メイン画像
神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

ブログの記事一覧

GTS カンボジア研修 三日目 後編

ブログ |

三日目の午後は再びカンボンブロック村へ。

寺院の講堂をかりて、夜に飛ばすランタン作りを、午前中仲良くなった村人たちと!

photo:01


photo:03



カンボジアも女性がよく働きます。

一回おばちゃんに頼んだら最後までやらせてもらえませんでしたf^_^;

photo:04



カンボンブロック村を後にして夕方からはタニ村へ。

実はこの町は政府主導で作った村なんですが、なかなか居住者が増えない。

そこでランタン祭りを立ち上げて観光産業をつくることに。

ランタンをつくり、観光客にうることで収入をつくろうと考えています。

今回はJCもそのお手伝いです。

photo:05


photo:06



ランタンを配り、みんなでペイントをします!

そしていよいよ、、

photo:07


photo:08



一斉放出!

photo:09



何百ものランタンが夜空を飾るのは、圧巻でした。

メンバーも大興奮。

昨日の孤児院の子供たちも招待して、大盛り上がりでした。

photo:10


photo:11



最後は村のみなさんに食事を振舞って頂き、ダンスなども見せて頂きました。

また、ホテルに戻り夜のミーティング。振り返りと発表があります。

夜の10時スタートですよ(´Д` )

龍馬プロジェクトの海外視察より過酷なスケジュール。

休ませてもらえないのが辛いですが、

研修もあと一日。

最後までやり抜きます!

iPhoneからの投稿

GTS カンボジア研修 三日目 前編

ブログ |

今日はバスに乗ってカンボンブロック村へ。

実はこの村はトレンサップ湖の近くにあり、雨季には村全部水没します。

よって全て高床式の家。

photo:01



朝は村人たちとレクレーション。

大縄とびなどをしました。

photo:02


photo:03



その後はお宅訪問。中はかなり清潔に保たれています。

photo:04



昼はボートに乗ってトレンサップ湖へ。
今はかなり水が少なく、小川からのスタートでした。

photo:05


photo:06



川を下ると大きな湖へ。
実はこのトレンサップ湖は乾季でも琵琶湖の三倍の広さ。

雨季にはなんと琵琶湖の十倍になります(O_O)

photo:07


photo:08



水上レストランでお茶をして。

お昼は森の中の空中レストランで!
なかなかない経験をさせてもらいました。

photo:09


photo:10



後編に続きます!

iPhoneからの投稿

ちょっとした雑談

ブログ |

photo:01



朝ご飯を食べながら、同じ班のカンボジアの子らと雑談。

日本人と中国人の違いは?

日本製品が素晴らしい。中国製品はいつもフェイク(´Д` )

日本人は全てオーガナイズするのが上手い、時間を守り几帳面。

中国人はルードで、一緒に行動するのが辛い。

日本人の悪いところは?

タバコ吸い過ぎ。働きすぎでストレスがあるのでは?(笑)

カンボジア人とベトナム人の違いは?

ベトナム人の方がよく働く。

カンボジア人とタイ人の違いは?

タイの方が発展していて、農民でもそこそこ豊か。

カンボジアの長所は?

歴史と伝統がある。アンコールワットが象徴。

いちいち頷けました。
各国への認識が面白い。

iPhoneからの投稿

GTS カンボジア研修 二日目

ブログ |

今日は三つの班に別れ、

農業、教育、貧困をテーマにそれぞれ研修を行いました。

photo:01



私の班は教育です。

朝からアンコール大学を借りてお二人のレクチャーをお聞きしました。

photo:02



最初はJICA教育政策ボランティアの中野氏から。

カンボジアを報道するメディアもあるが、結論ありきのものが多い。みなさんには現場をみて欲しい。

カンボジアの進学率は上がってきて、人気のある学校は、生徒数が5000人を超える過密さ。

国のカリキュラムはまだ充実しておらず、各校長の裁量がでかい。校長の能力で学校のレベルがかわる。

先生の人材育成に力をいれているが、、まだまだ人材不足。
読み書きそろばんは指導できるが、情操教育はなかなか難しい。

25歳以下の人口が半分でこれから伸びる国だが、援助づけて誇りが失われている。

義務教育は小中だが、中学校が足りない。学校は個人の寄付で建つ、自治体が建てるのではない。

photo:03



二人目はアンコール大学教授の松岡氏。

最初にカンボジア人に教育をしてわかったこと。彼らに勉強する習慣がなかった。時間を守らない。

まだまだ社会格差、意識格差があり就学率が低い。

2009年時点の就学率
小学91.9% 卒業率約50%
中学21.1% 卒業率約20%
高校9.3% 卒業率約10%
大学1.4% 卒業率約6%

その他の問題
貧しくて文具も買えない。

校舎が十分なく午前、午後の二部制のため、しっかり勉強できない。

地方では教員の質が低く、保護者も教育に期待していない。

電気がないので、暑過ぎて集中できない。

トイレがないので思春期の学生は学校にいくのが辛い。

など課題をあげ、
独自に開発されたすごろくを使った教育法の説明をして下さいました。

さらに松岡氏は、カンボジア人のメンタル面にも問題があると感じています。

そこで、
若い学生には妥協しない気持ちが大事、と教え、

国情を理解し、教育をしっかり受け国の未来を考えないと、今後カンボジアが経済的な植民地になると警鐘を鳴らしているとのことでした。

熱のこもったスピーチに感動しました。

photo:04


photo:05



アンコール大学を後にし、お昼はフランスのNGOが運営する職業訓練学校が運営するレストランでランチ。

貧困や人身売買の根絶のために10年前に始まったビジネスです。

photo:06



午後は孤児院を視察しました。

カンボジアは1400万人ほどいる人口の77%が貧困層。一日2ドルほどの所得です。よって貧しくて子供を養育できない人がたくさんいます。

孤児院がたくさんできてきていますが、その運営も厳しいとのお話でした。

photo:07



レクチャーの後は勉強部屋で子供たちとかるたを作ったり、お絵描きをしたりしました。

厳しい状況の中でも子供たちは笑顔が素敵で、心が荒んでいないことを感じられたのが救いになりました。

photo:08



ホテルに戻り食事を済ませたら、全体で集まって、一日の活動を振り返るワークショップ。

photo:09



印象に残ったことやカンボジアの社会問題などをシェアしました。

交通基盤やインフラの未整備
地域格差
貧困
ゴミ山の近くに住まねばならない環境
教育に対する意識の低さ
教育システムの未整備

などなどたくさんの学びや気づきを頂きました。

photo:10



各班で発表もし、

問題の改善のための意見出しもしました。

久しぶりに貧しい国の現場を肌で感じた一日でした。

知っているのと心で感じるのは違います。

良い研修になりました。

明日も頑張ります。

iPhoneからの投稿

もらったもの勝ちになる 制度変更を!

ブログ |

カンボジアは学校の先生でも月給一万円程度。

だから先生方が時間外にアルバイトで塾をやると、、

つまり、学校で全部教えないってこと(>_<)
本当に日本は恵まれています。

月十四万の生活保護費があるとすれば、一年分の給料になります。

それは帰りたくないですよね。

日本で生活保護受ける外国人が急増、中国人も多数 「帰国して貧乏暮らしはイヤ!」―華字紙

XINHUA.JP 5月22日(水)21時37分配信

 日本では不況による貧困人口の増加により、社会的支援の範囲も拡大している。ここ数年、長期滞在する外国人は減少しているが、生活保護を受ける外国人は急増。中でも、1980年代後半に来日した中国人を含む外国人の増加が最も速いという。

 華字紙・日本新華僑報(電子版)の20日付報道によると、生活保護を受ける外国人を国籍別に見ると、「韓国・朝鮮人」が最も多い。増加スピードが最も速いのは1980年代後半に来日したフィリピン人、中国人、ブラジル人など。

 フィリピン、中国などの女性が日本人と結婚すると、夫婦が離婚しても子供が日本で教育を受ける場合にはシングルマザーの身分で日本に留まることができる。その場合、大部分の人が日本に居住する資格を「日本人の配偶者」から「定住者」に切り替えて生活保護を受ける。

 政府関係者は「外国人の中には帰国しても生活保護に相当する収入を稼ぐことが出来ない人が多く、外国人が日本に留まって生活保護を受ける現象は長期化する恐れがある」と指摘している。

(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 小豆沢紀子)

iPhoneからの投稿