神谷ソウヘイのブログページです

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

最近の動向

中国の顔色をうかがうミャンマー

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ミャンマーの国際的立場がよくわかる記事です。

ダムのことにも触れてますし。

日本のサポートの重要性がわかりますね。
中国に気を使わなくていい国を増やしていくことも大切です。

ミャンマーみたいな国がたくさんありますから。

経済支援も戦略的に。

中国、ミャンマーの外交に揺さぶり


 【ネピドー(ミャンマー)】

  ミャンマーは、初めて主催国となった週末の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が軍事政権後の同国の発展を祝う場となることに期待していた。

 しかし、首都ネピドーで開催する会議は、外交面で重大な試練に直面するものとなり、中国とベトナムは領有権争いが続く南シナ海の石油リグをめぐって互いに一歩も譲らない構えだ。

 シンガポールの東南アジア研究所の中国・東南アジア安全保障問題専門家、イアン・ストーリー氏は「ミャンマーはかなり困難な立場に置かれている」と述べた。ミャンマーは、共同体の現在の議長国として「ASEAN内の結束の維持」に務めるため、不当行為について、特にベトナム、フィリピンに中国への断固たる措置を呼びかける機会を与えなくてはならない。一方、同国に「北京の怒りを買う余地は全くない」と同氏は付け加えた。

 外相会議はまた、アジアの一部同盟国のように南シナ海の領有権争いに直接かかわっていないミャンマーにとっても、対中関係で重大な局面にある中で行われている。2011年に軍事政権から民主化へと大きく転換して以来、ミャンマーは外交関係の多角化に動き、以前から最も親密だった中国のほかに米国や米国など西側諸国をも受け入れるようになった。

 関係の変化を象徴したのが11年のテイン・セイン大統領による北部カチン州の「ミッソンダム」の開発を中止する決断で、政府は環境面の懸念を理由にあげていた。総事業費36億ドルの水力発電ダムは中国の雲南省に21ギガワットもの電力を供給する計画の一環であったため、中止の決断は中国との関係悪化につながったと見るアナリストもいる。

 一方、日本とミャンマーの両国政府は前例のない規模で経済関係を築いており、日本からの投資は、特にヤンゴンから45分の場所にあるティラワ特別経済区において目立つものがある。日本からミャンマーへの投資は12年末から13年にかけて10倍強増加した。

 中国は、対照的に、同国への海外投資を大幅に縮小した。13年4月期の中国の対ミャンマー新規投資は前年度の43億ドルの約10分の1にとどまった。13年4月から今年1月にかけての中国のミャンマーでの投資はわずか4600万ドルだった。

 それでも、ミャンマーにとって中国は海外直接投資、貿易の面で最も重要な相手だ。

 前出のストーリー氏は、中国政府は「ネピドーを罰するために政府に反発する少数民族の民兵組織に兵器を供給する」可能性がある、とミャンマーがASEAN議長国を務める際に 反中論調が強まった場合について述べた。また、中国が「経済支援や投資を控える」ことも考えられるという。

 ミャンマーのYe Htut大統領報道官は10日、ASEAN加盟国の南シナ海紛争をめぐる中国に対する圧力は「個別の二国間関係」によるものだと述べた。しかし、ミャンマーにとって中国は「大きな友人」かつ「最も重要な貿易相手」だと同氏は付け加えた。

「中国はその平和的な台頭が自国のみならずASEAN地域の発展と平和、安定性にとっても非常に重要だと理解している」。

 米スティムソン・センターのミャンマー中国関係専門家、ユン・スン氏は、ミャンマーはこうした紛争について中立的な立場を取る公算が大きいと見ている。「ミャンマーは今年、南シナ海問題によって波風が立たないようにする決意を示してきた」という。

 ミャンマーは「次のカンボジアにならないよう非公式に誓った」と12年のASEAN議長国が領有権紛争をめぐり中国政府の立場を支持したことに言及した同氏は、一方で「進行役としてASEANが反中国の場にならない」ことにも務めていると述べた。

中国の諜報活動

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中国だけでなく、当然アメリカも情報は抜いてますよね。

日本の行政だって少しは諜報もやります。

こうしてネットや携帯を使う以上、情報は盗まれること前提で考えた方がいいです。

重要な地位にいる方、機密情報を扱う方は気をつけてもらいたいですね。

今は情報戦争の世の中です。

情報は盗まれ、サイバーテロが続発し、マスメディアは各国でプロパガンダをやっています。

その認識を子供たちにもしっかりと与え、自分の意識も安全も自分で考えて守らせないと、日本人は情報戦争のいいカモになってます。

中国は酷いですが、中国だけではないんです。



韓国、日米の軍事機密を漏洩か 中国諜報活動の手先の疑い

2014.05.28  夕刊フジ

オバマ大統領(左)と会談する裏で中国にも接近した朴大統領。軍事機密を中国に流出させたのはどの国なのか(AP)
 
習近平氏(AP)
 
   中国のスパイ行為に、日米両国をはじめ多くの国々が激怒している。米連邦大陪審が先週、中国人民解放軍のサイバー攻撃部隊「61398部隊」の将校5人を米企業へのスパイ行為で起訴したが、氷山の一角なのだ。こうしたなか、中国の卑劣な諜報活動の実態に加え、韓国が中国の手先となって軍事機密流出に関与したという疑惑情報を入手した。ジャーナリストの加賀孝英氏が緊急リポートする。
 
「もううんざりだ。オバマ政権は、非合法的に米国企業に損害を与えようとするどの国の活動も見過ごさない」
 
ホルダー米司法長官は19日、記者会見で中国をこう批判した。
 
米連邦大陪審は同日、東芝傘下の米原発大手ウェスチングハウス(WH)や、鉄鋼大手USスチール、アルミ大手アルコアなど5社と労働組合1つから機密情報を奪った疑いで、「61398部隊」の将校5人をスパイ行為で起訴し、「今後、身柄の引き渡しを求める」と表明した。
 
現役の人民解放軍幹部5人の名前と顔写真を天下にさらして、スパイ罪で刑事告発するという非常事態。これは「暴走する中国」に対する、米国の明らかな宣戦布告だ。
 
これに対し、中国外務省の秦剛報道局長は同日、「米国が捏造(ねつぞう)した!」「インターネットを通じて、外国の首脳や企業の情報を盗んでいるのは米国の方だ」などと、米国を激しく罵倒した。
 
だが、驚かないでいただきたい。中国による卑劣なスパイ行為はこんなものではないのだ。以下、複数の外事警察関係者から入手した極秘情報だ。
 
「中国人スパイが、観光客を偽装してインドに多数潜入しており、インド当局が対策に追われている。ドイツ情報当局でも『ドイツ在住の中国人は全員が潜在的スパイだ』と警戒している。英国では、1000人超の中国人留学生を強制送還させた」
 
「日本には約5万人の中国人スパイが入り込んでおり、政財官界をはじめ、あらゆる情報が盗まれている。全国の自衛隊基地の近くにはいつの間にか情報収集工作拠点が作られている。機密情報を扱う中央省庁の出入りの企業がいつの間にか中国系資本に乗っ取られ、関係者はがくぜんとしている」
 
こんな情報もある。
 
「中国人スパイ組織は、国会議員や自衛隊幹部、警察関係者らを徹底的に尾行し、人間関係や個人的趣味・嗜好などを探っている。高級クラブなどに勤める女性スパイに渡すために『ハニートラップ

ミャンマーの教育と日本

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今日は朝一で、ミャンマーやアジアの学生の留学や就職をサポートする会社を訪問して、ミャンマーの学生事情を伺ってきました。

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その次にシンガポール人の経営するインターナショナルスクールに。

ミャンマーでは、インターナショナル、私学、公立という順番に学校がランク付けされているようです。

本当は公立学校にいきたかったんですが、夏休みであったことと、
軍政府に睨まれてはいけないので、先生方が受け入れてくださいませんでした(>_<)

来年の国政選挙で政権交代がありそうなので、皆さんなるべく面倒は避けたいようです。

よってインターナショナルスクールに。
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こちらは2歳児から高校生まで受け入れており、クラス人数は最大12人まで。

高級住宅地のど真ん中にあり、10カ国以上の国籍の子供が通っています。

かなり高級な学校です。
日本人もいました。
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ご覧の通り小学校低学年からIT教育などやっておられますが、ミャンマーではこんな学校はそうありません。

カリキュラムはシンガポールモデルで将来的には留学対応するように組まれています。

あくまで特別な学校です。
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言語はミャンマー語、英語、中国語を併用しトライリンガルを育成します。

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理事長のプレゼンが一番勉強になりました。

ミャンマーでは、5.4.2の11年制で初等教育が組まれていて、国際基準の12年に今変更しようとしていることや、

毎年しっかり大学にいけるのは6万人程度で国内の経済発展を支える人材が不足していることを聞きました。

まだ明日からの研修で勉強しますが、ミャンマーの公教育には課題が多そうです。

また、理事長からはミャンマーだけでなく、タイやインドネシアなど六カ国でインターナショナルスクールを経営する目的なども聞かせてもらい、目から鱗です。

改めて教育は戦略を持って行うものだと痛感しました。
シンガポールの方からはいつも刺激を受けます。
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午後は技能訓練施設を視察させてもらいました。
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1980年にアメリカの支援で立てられた施設で建設や配管などの技術を習得する施設でした。

今後、日本が外国から受け入れようとしている訓練生はこのあたりの人達かと思いますが、英語がなんとなわかる範囲で日本語の習得などは難しそうでした。

施設が老朽化していて、日本の支援などを求めておられる様子でしたので、知り合いに紹介をお願いしました。




日本の教育は、学力をつけ進学することが目的のようになっていますが、

これから国を発展させていこうというところは、国の戦略と教育がかなりリンクしているように感じます。

日本の明治期もそんな感じだったでしょうか。

まだ日は浅いですが、ミャンマーの教育はまだまだ整備ができておらず、外国任せのような感じも受けます。

またそこに様々な国が自国の戦略を持って入ってこようとしている印象もあります。

日本はいったいどんな戦略を持ってミャンマーやASEANの国々と関わろうとしているのか?
アジア各国を回っていてもみえてはきません。


また、中国や韓国などは官民一体となって、やってきますが、
日本は、民はビジネスで、官は友好でと、壁を作っているように感じます。

難しいところで、日本国内では官民癒着は悪とされますが、海外ではオールジャパンでやらねば、諸外国に太刀打ちできない状況があります。

阪神と巨人の選手が国内では戦っていても、海外では日本代表で協力し合うように、官民も海外ではもっと連携すべきではないでしょうか?

海外で頑張る日本企業や経営者をもっと政府が応援してもいいと私は考えます。

ただ、その企業にはただのビジネスではなく、国益と日本の戦略にそって動いてもらわねばなりません(>_<)

国士たるビジネスマンがもっと必要ですが、戦後そんな教育してませんからね。


ODAなどのお金も官民一体でもっと有効に使えると私は感じています 。


ミャンマーやカンボジアといった国に対しては、国の根幹となる教育の分野でも日本はかなり貢献できます。

その時に必要なのは、国益にかなう戦略と官民一体となったパフォーマンスだと感じた1日でした。


安倍総理が掲げるセキュリティーダイヤモンドを強固なものにするためにも、

軍事連携だけでなく、経済と人材育成でもっと根っこから各国と連携できないものでしょうか。

民間ではなかなかがんばっている日本人もいます。

そんな人材や会社をうまく組織化できないものでしょうか。  

そんな仕事を私自身やってみたいものです。

話は大きくなりましたが、ミャンマーの教育と日本のできることを考えると、以上のような構想が出てきます。



毎回のことながら海外で現場や人に触れ、いろいろ考えるのは、良いトレーニングになります。

日本を空けて選挙には弱くなりますが(´Д` )
まあ、選挙に通ることが目的でやってないので、今は割り切ってやります!

こうした蓄積やネットワークが必ずいつか役に立つ時がくると信じて。

ミャンマーと日本の関係

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昨夜はミャンマーで働く行政関係の知人と情報交換をしてきました。

主に昼に聞いたガイドのケンさんの話の裏どりのような話をしました。

まず、ミャンマー人が対中国を意識して日本とのパートナーシップを深めたいと考えていることは確かなようです。

他に中ロシア、インド、タイなどなかなか組める国がない情勢だとか。

ヤンゴン大学で国際関係を教えている先生も、学生の様子をその様にみているとのこと。

余談ですが、韓国などはワシントンに留学していたミャンマー人と韓国人の個人的人間関係を利用し、韓国政府のお金をミャンマー人の研究機関に流そうとするなど、人材や組織抱えこみにかかっているそうです。

またヤンゴン外語大の学生の人気外国語は、英語と日本語だとのこと。

日本企業の進出にもかなり期待がかかっているようです。

民間でも日本語を教えるところはたくさんあるようです。


しかし、テレビドラマを見ると、その7~8割は韓流ドラマ。ミャンマー人の意識の中では、ドラマ=韓流ドラマとなっているみたいですね。

韓国は最初はただのような値段で、番組を売り、人気が出てくると値段を釣り上げるやり方らしいです。

しかし、面白いのはドラマは韓国のものをみても、台湾などと違い、韓国に好意をもつわけではないようです。

日本もドラマなど安く普及させたら成功するでしょうね。日本語の人気があるわけですし。


これからミャンマーの法整備もすすんでくれば、日本の金融機関も出てきて、日本企業も出てきます。

日本人は、ただの安い労働力として見るのではなく、技術や接客も伝えるでしょうから、ミャンマー人の役には立てるはずです。

ただ、そこで終わるのではなくて両国の戦略的なパートナーシップをつくるための準備は今からしておくべき、という話でまとまりました。

私にできることは微力ですが、
日本に帰り、また話を広げます。


今日は視察をいくつかお願いしているので、張り切って行ってきます。

隣国の現実

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一旦傘下に入れられると、独立を主張するだけで死刑になります。

これは70年前の話ではなく、今おきていることです。

リアリズムを感じられますか?

だから自立や国防が大切だと訴えています。

頭がお花畑にならないように。


中国・新疆で55人に公開判決 7千人の前で死刑など言い渡す

2014.5.28 00:14  産経

テロ容疑者として逮捕されたウィグル人男性たち。 男性を皆殺しするつもり

 中国新疆ウイグル自治区イリカザフ自治州の裁判所は27日、同自治州伊寧市の競技場で「公開判決・逮捕大会」を開催し、殺人や国家分裂、テロ組織参加などの罪で55人に死刑などを言い渡した。また65人を逮捕するなどした。新華社(電子版)などが伝えた。

 各民族の代表ら約7千人が参加。「見せしめ」は習近平国家主席による強圧的なテロ封じ込めの指示を受けた措置とみられる。

 州共産党の治安部門の幹部は、大会開催について「テロ犯罪の取り締まりを断固として進める決意を表明するためだ」と述べた。

 新華社の記事には、黄色のジャケットを着せられた被告とみられる人々がトラックの荷台に並ばされ、兵士らに頭を押さえ付けられている写真が掲載された。(共同)

三大仏教遺跡のある町とミャンマーの発展

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私も今回初めて知りましたが、世界には三大仏教遺跡というのがあるみたいです。

一つがカンボジアのアンコールワット、もう一つはインドネシアのボルブドール、そしてもう一つがミャンマーのバガンだそうです。
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バガンの寺院や仏塔は、だいたい11世紀から13世紀にかけて、バガン王朝の王や王族が立てたようで、数にしてなんと3122基あります。
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今日はそのうちの10ほどを回りましたが、世界遺産級のものがいくつかありました。
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私、最近世界遺産の基準がなんとなくわかるようになりました(笑)

ただ、バガンの寺院などは1975年の大地震でかなり被害を受けており、最近立て直しているものも多いので、全てが世界遺産登録される流れにはならなさそうです。
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バガンはミャンマー1の観光地になっているようですが、観光客が増えるに連れて、ホテル開発がすすみ、農民などは土地を安く買い叩かれるケースもあるそうです。
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国内の大資本や中国資本がどんどん出てくるが、地元の住民に落ちてくるお金は少ないと嘆く声もききました。

日本でも同じような話を聞いたことがあります。
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今、まさに開かれようとするミャンマーが、グローバル化の波の中でどんな変化をしていくのでしょうか?

軍事政府は、国際社会から長く経済制裁を受けていたせいで、中国やロシアとの関係は深いようですが、

国民は両国とも好きではないようです。
また、隣国タイとも歴史的にもめていますし、韓国もだめだとのこと。
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そこで、過去に関係もあり、信頼もおける日本にはかなりの期待があるみたいですね。

このテーマが、今回の視察課題の一つなわけです。
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バガンでの学びと感動

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今日は視察の予定を変更し、知人の勧めで、ヤンゴンから飛行機に乗ってバガンへ。

ミャンマーのカントリーサイドも見れて、寺院なども観光できるオススメの場所とのこと。

バガンは今でこそ人口1万人程度の農村ですが、かつては王朝の都があったところで、8世紀からの仏教遺跡が集中して建つ、世界三大仏教遺跡の一つの町です。
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毎年30万人の観光客がくるミャンマーの代表的名所の一つです。

まず最初に連れて行ってもらったのは、地元のマーケット。

近隣の村から農家の方が野菜などを売りにこられています。
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売り子さんは女性が多く、だいたい一日の売り上げが500円くらいだそうです。

地方ではお父さんの月の稼ぎが8000円程度で、それでは家族が食べらないから家族総出で働くそうです。

ドラマおしんの世界ですね。

40年ほど前までは、お父さんの稼ぎが月300円でも、物価が安く、1人の収入で家族が養えたとか。

しかし今は、教育費もバカにならないそうです。
学校の先生の給料が月1万くらいしかなく、先生は学校ではちゃんと教えないで、家に子供たちを集めて塾を開くそうです。
その月謝がなんと3000円。

同じ話はカンボジアでも聞きました。
日本の公教育のレベルが下がったといっても、ここまでではありません。お金がないと勉強もできないんです。
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1989年の軍事政権誕生以来、庶民の生活は厳しくなったと嘆いておられました。

近年市場を解放したといっても、大企業やホテル、航空会社、建築会社のオーナーはすべて軍関係者とそれに賄賂を渡してのさばる中国資本だとか。

ホテルの宿泊費は倍以上に上がっても従業員の給料はほとんど変わらないそうです。

また中国と言えば、ミャンマーと中国の国境には、ミャンマーの一部族を自称する中国人が住んでいるそうで、むかしから中国の支援を受けて反政府運動をしているようです。

日本にも同じように、反政府運動をする日本人がいるので、同じやんか!とちょっと笑えました。

また、中国は内通するミャンマー人を使いミャンマーとの国境あたりに水力発電のダムをつくる計画を立ち上げ、そこでできた電気を中国側に送ろうという狙いがあるそうです。

一度はミャンマーの軍関係者が買収され、計画が政府にとおったらしいですが、今の大統領がストップをかけ今はすすんでいません。
しかし、来年の選挙で政権が変わるとそれもどうなるか不安だそうです。

こうしたニュースは全国紙には流れません。なぜなら全国紙は政府が監督しているからで、皆さんは地域のミニコミ紙などで、政府の批判記事などを目にするそうです。

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こうした話はガイドのケンさんらから聞くわけですが、このケンさんにも歴史があります。

ケンさんのおじいさんは大東亜戦争末期に日本軍に食料などを供給する仕事をしてましたが、日本軍の敗戦をもって大損をしてしまいました。

時が流れて1980年代、当時の日本軍の隊長さんがケンさんのおじいさんを訪ね、ミャンマーにやってきます。
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しかし、おじいさんはもう亡くなっていて、隊長さんはおじいさんに償いができない代わりに、ケンさんを日本に招いて自分の会社で働かせてあげました。

だからケンさんは日本語も英語も話せるようになり、今はガイドで生計を立てているそうです。

おそらくミャンマーではそこそこ稼げる方なのだと思います。


ゲンさんに『ビルマに責めて来た日本軍を恨む人はいないのか?』と聞いてみました。

すると『日本人は軍規も正しく、優しかったからそんなに恨んでない。大変だったのは日本軍が連れてきた中国南方系の兵隊で、彼らは略奪やレイプなど酷いことをたくさんした。ミャンマー人はそうしたことはわかっている』と回答がありました。

私は日本軍が南方戦線に中国人を連れてきていたのを知らなかったので、また戻って調べたいと思います。

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この他にも、寺院を回りながらミャンマーの歴史や小数民族の話、ミャンマーの外交関係、バガンの開発事情などいろいろなことを教わりました。

寺院見学よりそちらの話が有意義だったかもしれません。

明日から始まるJCの研修でもいろいろ学んでいきたいと思います。
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中国のあり様が

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海保も強気に海を守るとこうなる?

ベトナムには申し訳ないですが、中国のあり様がどんどん国際社会に知れる機会になりそうです。

国際的な包囲網を。

ロシアと同じケースにしてはいけません。


中国漁船が体当たりし、ベトナム漁船沈没 乗組員10人は別の僚船が救助

2014.5.26 23:37 共同通信

「中国漁船が体当たり、ベトナム漁船が沈没」 News i – TBSの動画ニュースサイト
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2210776.html

 ベトナム紙トイチェ(電子版)によると、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近海で26日、ベトナムの漁船が中国の漁船から体当たりされ、沈没した。

 ベトナム漁船は中部ダナンから出漁していた。乗っていた漁民10人は別のベトナム船に救助され無事だった。

 現場は中国が設置した石油掘削設備の南南西約31キロ。中国の漁船約40隻がベトナム漁船の活動を妨害した。

 ベトナム漁業監視部隊によると、中国の漁船は普段から隊列を組んで、ベトナム漁船が石油掘削設備に接近するのを防ごうとしているという。

 南シナ海の領有権争いを抱える中国とベトナムの艦船は最近、中国の石油掘削作業をめぐり衝突。5月に入りベトナムで中国に抗議するデモが相次ぎ、中国外務省は18日、観光など「両国間の交流計画を部分的に中止する」との声明を発表していた。(共同)
 
平成26年5月27日(火)産經新聞

 

初めてのミャンマー

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いろいろ計画やミッションがあり、今年はアジアの国々を回っています。

今回は青年会議所のGTSの研修に合わせてミャンマーへ。

軍事政権が続き、今までくることも難しいとされていたミャンマーですが、2011年に民主化が進み、今急激に外資が流入しています。

安倍総理も昨年、36年ぶりにミャンマーを訪問し、両国の関係強化に努められています。

今日は打ち合わせの合間にミャンマーの様子を知るため、夕方から町を探索してきました。
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ダウンタウンを歩いていても、ほとんど店らしい店はあまりありません。ローカルショップがあるだけで、マクドもスタバもファーストフードらしきものは皆無です。


ヤンゴンの中心部を走る電車もまだまだ古く、町のいたる所で大型工事をしています。
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町を走る車は、バスが少し韓国車ですが、乗用車はほぼ日本車です。

ベトナムなどと違い、まだまだスクーターも普及していません。

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食べ物はだいたい一食100~200円でお腹いっぱいになります。

タクシーは基本料金が100円で一日貸し切っても5000~6000円くらいです。
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町にはお坊さんもたくさんいて、寺院も各所にあります。
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ただ寺院は完全に裸足で入らないといけないので、日中にいって足の裏が軽い火傷みたいになりましたf^_^;


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夜はメインストリートでもまだまた明かりが少なく、飲食店はすくないのに、やたらと携帯ショップが目立ちます。

若い子たちは結構スマホなんか持ってますね!かなり歪な感じを受けます。

夜のレジャーと言えば飲み屋さんと映画館、最近オープンしたショッピングセンターがあるくらいでしょうか。


初日の印象ですが、ミャンマーは私が訪れたアジアの国の中で一番途上国のような気がします。

そのせいなのか、仏教が盛んだからか、
ミャンマー人は非常に親切で誠実な感じもします。

買い物でもぼってもきませんし、チップをことわられることもありました。
すれて無いといった感じです。

これから外国人がたくさん入ってくると変わりそうですね。悲しいかな。

今のミャンマーをしっかり覚えておきたいと思います。


また、英語もかなり通じますし、日本語を喋る人にも結構会いました。

やはり中国人や韓国人と比べられますが、日本人は高評価ですね。

これは万国共通ですがf^_^;

ただ、ここでも韓流ドラマは人気になっています。海賊版DVDも欧米ものと韓国ものがほとんどでした。


今日は知人のセッティングでバガンに日帰りで行ってきます。

タイの政変

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今朝はバンコク経由で来ましたが、空港はいつもどおりでした。

アジアにくると、政治ってなんなのか、本質的なことを考えさせられます。

来月はタイも訪問予定ですが、情勢はどうなりますかね。



タイ国王、軍司令官の議長就任を承認

2014年05月26日 16:20 発信地:バンコク/タイ  AFP
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タイ・バンコク(Bangkok)の軍本部で記者会見する、「国家平和秩序評議会(National Council of Peace and Order、NCPO)」議長に就任した陸軍司令官プラユット・チャンオチャ(Prayut Chan-O-Cha)大将(2014年5月26日撮影)。(c)AFP/PORNCHAI KITTIWONGSAKUL
 
【5月26日 AFP】タイのプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王(86)は26日、クーデターで全権を掌握した「国家平和秩序評議会(National Council of Peace and Order、NCPO)」の議長にプラユット・チャンオチャ(Prayut Chan-O-Cha)陸軍司令官が就任することを承認する勅令を出した。
 
AFPが入手した勅令によると、「国の平和と秩序を回復し、国民の結束を図るため」、プラユット司令官を国政を率いる同評議会の議長に任命した。プラユット氏は、首都バンコク(Bangkok)などでの暴力的なデモが全国に広がれば「国家の治安が脅かされかねない」と国王に説明したという。
 
バンコクで26日開かれた式典で正式にNCPO議長に就任したプラユット氏は、就任発表の記者会見で、クーデター反対を掲げるデモ隊に対する「取り締まり強化」を警告。戒厳令を破った場合は、民間人であっても軍事法廷で裁かれる可能性があると述べた。
 
バンコクでは、クーデターが起きた翌日の23日から軍による全権掌握に反対する人々が散発的なデモを実施しおり、次第に規模が拡大している。25日には中心部の商業地区で1000人規模のデモが行われた。(c)AFP
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