昨日、藤井市長の弁護士団が記者会見をされました。
(ほとんど報道されていませんが、、、)
会見の内容を弁護士さんが簡単にまとめてくれましたので、転載いたします。
これだけはっきり否認しているのに、なぜか市長辞任の話が出ている。なぜ??
また、報道の方と話すと、警察もやはり事前収賄では立件が難しく、
市長選挙の選挙違反で、立件しようという動きがあるようです。
これでは「別件逮捕」よりもひどい。
警察はそんなことでいいのか??
なぜ、警察は詐欺を働くような人の証言を一方的に認め、
数万人の町を預かる市長の証言を信じないのか??
問題となっている浄水設備もあくまで実験設置で、
市役所から業者にお金は渡ってない段階。
なぜそれで収賄になるのか?
おかしな点がたくさんあります。
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【美濃加茂市 藤井市長弁護団の会見】
昨日25日,東京より郷原先生にもお越しいただき,地検で面会後,正式に弁護人として受任をいただきました。
その後,20時半から21時まで記者会見を行いました。
記者会見での内容概略は下記の通り。
・現金を受け取った事実は一切ない,身の潔白を晴らしたいとはっきりと述べている
・市議会議員時代に,中林氏と知り合った。
中林氏から浄水設備の事業の話を聞き,面白い事業だと思い,何度か会食をしながら,話をした。
・現在,警察から言われているのは,4回で,そのうち2回でそれぞれ10万円,20万円を受け取ったといわれている。しかし,お金の受け渡しは一切ない。食事も割り勘で支払っている。
・中林氏は,資料をよく持参する人だったので,資料は受け取っていた。受け取った後,中身を確認しているが,現金や封筒が紛れ込んでいた事実はない。
・なお,中林氏とは,2人だけで会ったことはない。いずれも第三者が同席している。
・本人の様子は,この件で気落ちしてしまって全く駄目だという印象ではなく,身の潔白を晴らしたいとはっきり述べていた。
・若くいろいろなことを先進的に進めたいという思いもあって,今回の事業にも取り組んだようだ。
・任意の取り調べの段階で,かなりきつい取り調べを受けており,「吐け(自白の意味)」「もらったんだろう」等と言われたようだ。一都市の市長に対する取り調べとして,少し時代錯誤ではないかという印象を持っている。
・辞任をするのか面会で聞いたかという質問だが,面会で,そのような質問はしていない。本人が身の潔白を訴えており、私も潔白だと思っているので、そのような質問はしていない。
・逮捕後,警察発表からの報道が続いているが,市長は,全く事実無根の事だと述べている。
報道各社におかれては,ぜひ客観的・中立的な報道をお願いしたい。
6月26日
岐阜新聞の記事以下の記事も全くもって、事実と違います。
後援会や選挙に入った方々に聞いても、この派遣された男性が誰かわからないというくらい、藤井陣営はこの人物を誰も知らないとのこと。
ましてや演説原稿なんて、、
しかし、新聞にこうやって書かれたら、みんな信じてしまいます。
私も市議の時には、民間のサービスでよいものは市で導入したらと勧め、実際いくつかは導入されました。
また、選挙の時は頼んでもないのに、人が事務所に入ってきて、作業など手伝ってもらったこともあります。
これは地方議員をやった人なら誰しも経験のあることではないでしょうか?
今回の警察の発表や新聞の報道を見ると、本当に怖い。
藤井市長みたいに腰が低く、真面目な政治家がこんな目にあわされるなら、
生意気で、あまり警戒心もなく誰とでも話をする私なんか簡単に落とし入れられます。
ちょっとでも怪しい人や、過去に前科のついた人とは、会うことすら危ないということになります。
向こうが勝手に、お金渡した!選挙応援してた!なんていわれてもそれが無かったことの証明なんて出来ないんだから。
全てが中林容疑者側からの証言で記事がつくられています。
中日新聞、、、
贈賄側、美濃加茂市長選に知人1カ月派遣
2014年6月26日 09時00分
岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人容疑者(29)が事前収賄容疑などで逮捕された事件で、贈賄側の愛知県の業者が昨年6月の市長選の際、藤井容疑者の陣営に知人男性を派遣し、泊まり込みで選挙運動の手伝いをさせていたことが、捜査関係者への取材で分かった。男性の宿泊費は業者が負担しており、愛知、岐阜両県警は、藤井容疑者に市長就任後も設備導入に便宜を図ってもらうために支援したとみている。
贈賄容疑などで逮捕されたのは、名古屋市北区の地下水供給設備販売会社「水源」社長の中林正善容疑者(43)=愛知県春日井市。藤井容疑者は市長就任前、美濃加茂市内の小中学校へのプール水浄化設備導入の働き掛けや約束をした見返りに計30万円を受け取ったとされ、両県警は25日、藤井容疑者宅を捜索し、両容疑者を名古屋地検に送検した。
関係者によると、中林容疑者は昨年5月26日の市長選告示日数日前から約1カ月間、知人男性を美濃加茂市に派遣。男性は市内のホテルに宿泊し、藤井容疑者の政策の素案や演説原稿などを書く手伝いをしていたという。選挙後もしばらく同市に滞在。中林容疑者は「(男性に)藤井容疑者の私設運転手をさせていた」と話していたという。
男性の宿泊費は約13万円で、当初は中林容疑者が1週間ごとにホテルを訪れて支払っていたが、約7万5千円が支払われないまま、男性は6月末にチェックアウト。ホテル側が「水源」に数回電話しても支払いがないため、市役所を通して、市長に就任したばかりの藤井容疑者に相談を持ち掛けると、数時間後に「水源」から未払い分が振り込まれたという。
ホテルの関係者は「男性が、藤井市長の選挙の応援に来たと言っていたので市役所に電話した。市側からは、『市長は(中林容疑者を)知っているので連絡しておくと言っている』と返事があった」と話している。
また、藤井容疑者が市議だった昨年4月、市の担当課長にメールで浄化設備の導入を強く促していたことも分かった。両
県警は、藤井容疑者が中林容疑者の依頼を実現するため、市への働き掛けを繰り返していたとみている。
美濃加茂市では、渡辺直由前市長が昨年4月19日、病気を理由に辞意を表明。その直後、藤井容疑者は市長選への出馬を決意したという。藤井容疑者は同月上旬と下旬、名古屋市の飲食店などで、中林容疑者から10万円と20万円を受け取ったとされる。中林容疑者は容疑を認めている。
◆「市長は全面否認」弁護団が会見
藤井浩人容疑者の弁護団が25日、名古屋市内で記者会見し、「藤井市長は現金を受け取った事実は絶対ないと話している。弁護活動の中で潔白を証明していく」と話した。
接見した郷原信郎弁護士によると、藤井容疑者は自らの逮捕に驚いた様子だったという。贈賄容疑で逮捕された中林正善容疑者については「4回会食したが、賄賂を出そうとしたそぶりもなかった」と説明。市長職の進退への言及は特になかったという。
(中日新聞)