以下の記事に対して意見を書いた杉並区議のブログが炎上しているようです。
確かに表現には若干問題を感じますが、言いたいことはわかります。
私も似た趣旨のことを議会でいったことがあります。
吹田市であれば、保育園児一人あたりに年間100万円くらいの公費をかけて面倒をみます。
制度的に保育園は福祉事業です。
保育園に入れるのは当たり前だというのは、福祉の費用をもらうのは当たり前だといっているのと同義です。
生活保護をもらうのは当たり前だ、というのに非常に近い。
確かに、保育園の整備や受け入れは少子化対策になると仮定すれば、確かに合理性はあります。
しかし、それなら保育園に子供を預けない家庭には、年間100円を渡すのがフェアですね。
これも少子化対策です。
いっそ少子化対策税でも設けて、そんな制度を作ってはどうでしょうか。
意外と保育園が激減するかもしれませんね。
こんなこと書いたら私のブログも炎上するかなf^_^;
子ども持つなというの? 待機児童 都市部の母、訴え切実
2013年2月19日 朝刊 東京新聞
「子どもを持つなということか」。東京都杉並区役所前で十八日、赤ちゃんを連れた母親らが、我慢してきたつらい気持ちを涙ながらに吐き出した。妊娠中から保育所探しに歩き回り、育児休暇中も不安にさいなまれた揚げ句、預け先が見つからない。「認可保育所を増やしてほしい。現状のおかしさに気付いて」と訴えた。待機児童の多い都市部共通の、母の願いだ。 (柏崎智子、小形佳奈)
「大きなおなかを抱えた臨月から、保育園を回らなければならなかった。インターネットで区の保育事情を検索し、何日も不安で眠れなかった。貴重な育児休業中、何をしていても保育園の心配がついてまわり、本当に苦しかった。こんな目に遭うなんて知らない妊婦さんは、今も大勢いるんじゃないか」
十カ月の子どもの母親はマイクを握り、「保活」とも呼ばれる保育所探しのつらい経験を振り返った。認可保育所の入所の競争率が異常に高いため、母親らは子どもが産まれる前から認可外保育施設を訪ね歩いて申し込む。育児休業を早めに切り上げて認可外施設に入れ、認可保育所に入るための点数を稼ぐ人もいる。
これほどの保活の厳しさを知らない人も多い。杉並区の公式な待機児童数は、昨年四月一日現在で五十二人で、都内の他の自治体に比べて特に多くない。この数字には認可保育所を希望しながら認可外施設に入って空き待ちをしている子どもや、預け先がなくて仕事を辞めてしまったケースは含まれないためだ。潜在的な待機児童の状況が分かりにくくなっている。
一歳三カ月の長女を持つ女性は「子どもが生まれた時はとても幸せで、職場復帰するまで楽しく過ごそうと思った」が、半年後、保育所の入りづらさを知ったという。あわてて何カ所も保育所回りをしたが、入れるところがなく、認可保育所も落ちてしまった。
六カ月の長女がいる女性は、老老介護する父母を支えるため、出産後まもなく実家のある杉並区へ引っ越してきた。これが認可保育所の入所にマイナスに働いた。「『両親が近くにいると入所の優先度が下がる』と今日、区の窓口で知らされた」
妊娠中から申し込んだ五カ所の認可外施設もすべて断られた。「あまりに長い不安の期間を過ごした上に全滅で、ショックが大きい」と声を震わせた。
子どもが二人で、上の子の預け先がないという母親は「この数日間、眠れない。お母さんの精神状態が悪いと子どもの笑顔もなくなる」としゃくり上げた。
抗議集会を企画した「保育園ふやし隊@杉並」の曽山恵理子さんは「保育園が足りないと泣いているだけの状況はそろそろ終わりにしたい。できることを考え、一緒に行動しよう」と呼び掛けた。
◆全国で85万人潜在待機
厚生労働省が公表している昨年四月一日時点の待機児童数は、二万四千八百二十五人。二年連続で減少したが、母親たちが肌で感じる現実とはかけ離れている。
両親共働きなどで保育が必要な子どもに対し、市区町村は保育を実施する義務がある。その際、施設や人員配置の基準を国が定める「認可保育所」に入所させるのが基本。しかし、保育所が足りないため、基準の緩い「認可外保育施設」で対応することも許されている。
待機児童の多い都市部では地価や人件費が高く、認可保育所の基準は事情に合わないとし、むしろ認可外での受け入れが進む。東京都の「認証保育所」が代表例で、国基準より緩和した独自基準で認定し、助成している。
しかし、保育料が高めだったり、二歳までしか入所できず、三歳になったら再び預け先を探さなければならなかったりするため、認可保育所を第一希望にし、認可外を利用しながら空きを待つ保護者も多い。
そうした空き待ちの子どもの数は、公表される待機児童数には含まれない。また、預け先が見つからず就労をあきらめたり、最初から認可保育所に申し込まない潜在的な待機児童がたくさんいるとされ、厚労省は八十五万人と推計している。
杉並の田中区議のブログ
2013年02月21日
一抹の忸怩なき待機親に一抹の疑義あり
認可保育所に4月から子供を入所させようと申し込みながら、「入れない」と通知された杉並区の母親らが18日・19日、杉並区役所前で抗議集会を開いた。19日の東京新聞は次のように伝える。
「『子どもを持つなということか』。東京都杉並区役所前で18日、赤ちゃんを連れた母親らが、我慢してきたつらい気持ちを涙ながらに吐き出した。妊娠中から保育所探しに歩き回り、育児休暇中も不安にさいなまれた揚げ句、預け先が見つからない。『認可保育所を増やしてほしい。現状のおかしさに気付いて』と訴えた。待機児童の多い都市部共通の、母の願いだ。(柏崎智子、小形佳奈)
『大きなおなかを抱えた臨月から、保育園を回らなければならなかった。インターネットで区の保育事情を検索し、何日も不安で眠れなかった。貴重な育児休業中、何をしていても保育園の心配がついてまわり、本当に苦しかった。こんな目に遭うなんて知らない妊婦さんは、今も大勢いるんじゃないか』
10カ月の子どもの母親はマイクを握り、『保活』とも呼ばれる保育所探しのつらい経験を振り返った。認可保育所の入所の競争率が異常に高いため、母親らは子どもが産まれる前から認可外保育施設を訪ね歩いて申し込む。育児休業を早めに切り上げて認可外施設に入れ、認可保育所に入るための点数を稼ぐ人もいる。
これほどの保
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