皆さん、こんにちは!
2022年の参議院選挙にむけて活動する、参政党全国比例区
第五支部長の神谷宗幣(かみやそうへい)です。
3年前の参院選前に行われた河井克之・案里夫妻による広島での大規模買収事件。
1億5千万円もの大金が自民党から河井氏側に流れ、3千万円あまりのお金が地方議員や後援会役員100名にばらまかれました。
夫妻は裁判での刑が確定し、お金を配られた議員や後援会関係者が検察審査会により起訴相当などとされ、
すでに6名の議員が判決を待たずに辞職し地方議員の辞職ドミノが起こっています。
●そしてまた自民党から政治と金の話が・・
内部文書入手 自民党が「1億円選挙買収」を行っていた《国会議員・党職員も証言》
(令和4年2月9日文春オンライン)
この事件はかいつまんで説明すると、国政選挙前に地方議員に直接お金を配ると公職選挙法に引っかかるので、例えば選挙区に6人地方議員がいる場合はそこの国会議員が300万円をいったん自民党京都府連に納め、それを自民党京都府連から6人の地方議員に一人当たり50万円を配っていた、というもの。
記事にもありますが、それが国政選挙が行われるたびに繰り返され、
『マネーロンダリング』(資金洗浄)だと内部文書には明記してあるという噴飯ものな事件です。
●金権政治が繰り返される理由とは
私自身も2期市議会議員を務め、安倍総裁時代に自民党から衆院選に挑戦したこともありますので、私は関わりませんでしたが、自民党の金権体質を沢山垣間見てきました。
何故そんな金権体質なのか。
その理由の一つは日本の悪しき「ムラ社会」の構図。
その地域の親分が金にものを言わせて周辺の皆さんにお金を配り言うことを聞かせる。配られる側は自らが考えて動かずとも、お金を配る親分の言う通りすれば物事が円滑に動いていく。
地域の皆さんで力をあわせて協力して生きていく「ムラ社会」の全てが悪いと言っているのではありません。
私が言いたいのは自ら考えることをせずして、お金や権力などの力になびいてしまう古い体質が問題であるということです。
●私たち自身が動いて、金権政治を一掃
2月11日(金)建国記念の良き日に、私は新橋駅前の街頭演説で以下のように述べました。
” 私はお金や権力や地位よりも名誉を大事にしたい。 恥を知りたい。
みなさんと約束したことが守れないことがいやなのです。
すぐには出来ないかもしれないが方向性や軸をブラさないことが大事です。
昔の日本にはそれがあった。絶対にありました。
それがなければ戦争で命を懸けて戦えていない。
そしてそういった日本人がいたからこそ、アジアの皆さんから尊敬もされ、奇跡と言われた戦後復興も成し遂げられました。
つい数十年前までそんな日本人がいっぱいいたのに今はいない。
それは何故でしょうか。
こういう状況なのは官僚や政治の責任以前に誰の責任でもなく、今を生きる私たち大人の一人一人の責任です。
だからこそベクトルを人に向けるのではなく自分に向ける。
自分たちで出来る事を少しづつやっていく。
そうやってみんなで動いて、新しい受け皿を作ってテコの原理で自民党などの巨大政党を動かしていく。
一人でも二人でも我々から国会に送ってもらって、ちゃんとしたことを国会で追及していけば自民党も動いていかざるを得ない。
国民世論が動けば政治家は動かざるを得ないのです。”
自民党の金権体質は何十年も繰り返されて来ていますが、一向に改善されません。
それは自民党も悪いのですが、私たち国民が悪いからです。
もう腐り切った金権政治なんて、私たちの手で終わりにしましょう。
日本がまだまともな状況にあるうちに、しっかりとテコの原理で 政権与党に正しいことをしてもらいましょう。
そのキッカケを作るのが参政党であり、一緒に汗をかく皆さん自身であります。