皆さん、こんにちは!
2022年の参議院選挙にむけて活動する、
参政党全国比例区第五支部長の
神谷宗幣(かみやそうへい)です。
改憲派と言われる多くの皆さんが安倍政権で
やっと改憲が成し遂げられる!と大きな期待を抱いてましたが、結局成し遂げられず、大きな失望に変わりました。
そして、菅政権から岸田政権。
党内護憲派と揶揄される派閥、宏池会(こうちかい)出身という事もあり、
当初改憲には後ろ向きでは?と懐疑的な見方が多かったのですが、ところがどっこい、
自民党憲法改正推進本部を自民党憲法改正実現本部と名称を変え、夏の参院選で改憲を主要な争点に押し上げるため、5月の大型連休までに全都道府県で最低1回は集会を開催することを決めたりと、
安倍さんよりむしろ前向きでは!との意見も出始めております。
しかし相変わらず立憲民主党や共産党は憲法を議論する場の衆院憲法審査会の週に1回の定例会の開会すら拒否しています。
衆院憲法審査会 立民が開会応じず2月以降に開催の見通し
(令和4年1月26日 NHKインターネット版より)
【改憲か護憲かの議論の前に大事なこととは】
改憲の中身ですが自民党は、
(1)9条への自衛隊明記
(2)緊急事態条項創設
(3)参院選挙区の合区解消
(4)教育の充実
この4項目を変えたいと主張しています。
一方で立憲民主党は記事にもあるように、
教育の充実をめぐり、高等教育の無償化は改憲しなくても実現できると指摘。
「憲法に触れずに簡単にできることを一生懸命、議論しているのは憲法をおもちゃにしているとしか考えられない」と批判しています。
枝野氏「権力側の改憲論」を牽制 立民会合で
(令和4年2月1日sankei.comより)
確かに解釈で違憲と判断される自衛隊に関して
憲法に明記することはやらねばならないことです。
一方で緊急事態条項の創設は一歩間違えば強制的に皆さんからあらゆる自由を奪う事にもなりかねませんので、これは明らかにおかしい。
しかし皆さん、もっとも大事な視点が抜けています。
それは、今の日本の憲法は我々日本人が作ったものではなく、その内容は日本の国柄(くにがら)が全く入っていない問題だらけの憲法と言っても過言ではないもの、だということです。
参政党はまだ独自の憲法草案を作っていません。
しかし、一つだけはっきり言えます。
それは、
子供たちの世代や孫の世代が日本人として
世界に胸を張って生きていけるように
自分たちの国の憲法は自分たちの手でつくらなければならない。
ということです。
昨日、石原慎太郎さんがお亡くなりになられました。
自主憲法制定を追求した政治家人生と評される、石原慎太郎さん。
平成7年、議員在職25年の永年勤続表彰の際、こう嘆いて議員辞職されました。
「日本は国家としての明確な意思表示をできない去勢された宦官(かんがん)のような国家に成り果てている」。
これまでの数々のご功績に敬意を表しますとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。