こんにちは、神谷そうへいです。
昨日は大学のセンター試験でしたが、悲しいニュースがありました。
↓↓↓
『東大前で高校名や偏差値叫ぶ 事件背景に学歴への執着か』
17歳の少年がテストを受けるために集まっていた受験生を
いきなり包丁で切りつけた事件です。
調べると、この少年は愛知県下の名門エリート校の生徒とのこと。
このようなニュースがあると、
やはり日本の今の偏差値重視の教育について疑問を感じざるを得ません。
子供たちの個性を無視した画一的な偏差値重視のお受験教育により、
子供たちの心がどんどんと荒んでいっているように感じます。
参政党では、政策の一つとして教育について
「自らの幸福を自ら生み出せる”人づくり”」を掲げています。
本日は、
・今の日本の偏差値重視教育の問題点
・これからの子供たちに必要な力
・参政党の教育への想い
についてお話したいと思います。
私は、子供たちの教育において必要なのは
「学ぶこと、考えることの楽しさを知っていること」
「やりたいことを自分で見つけ出すこと」
だと考えています。
今の教育をみると、残念ながら日本は
「受験勉強」のための偏差値教育に侵されていますよね。
このような、いわゆる良い学校に入るためのお受験のための勉強だと
暗記することに重きが置かれたり、模範解答を出すために正解を教え込まれる教育だったりするため、
「自分の頭で考える」という機会が失われてしまう。
つまり、受験に受かるための正解を出すことができるようになったとしても、
自分でなんとか答えを見つけようとする力であったり、
学ぶことの本当の楽しさに出会えなくなってしまうと思うのです。
私は、海外の学校もたくさん視察してきましたが、
日本の子供たちの学力は、国際基準でみても決して引けをとりません。
ただ、それはテストが上手なだけであって、
社会人になったときに、海外の人材と渡り合えるかは別問題です。
日本の学生はとても真面目で優秀ではありますが、「自分の頭で考える」訓練をしていない。
だから、答えのない問題に取り組むことや、
何かをゼロから作り出すということが非常に不得手だと感じています。
自分の頭で考えず、ただ人から言われたことを受け身でこなしているだけでは
結局心から満たされることはないし、人からの評価を基準に生きるようになってしまう。
まわりの評価ではなく、人からどう言われようと、自分はこれをやりたい!と思うものを見つけることが
これからの激動の時代を乗り越えていくためにものすごく大事なことだと思います。
偏差値重視のお受験教育によって、与えられた課題を受け身でこなすばかりで
「自分の頭で考える力」
「やりたいことを自分で見つけ出す力」
が失われてしまったように思うのです。
自分の頭で考えて何かを作り出していける日本のリーダーを育てられなかったことこそが
日本企業が国際競争で勝ち残れない原因にもなっているのではないでしょうか。
いい国家を作るには、結局はその構成員である私たち国民一人一人の力を高めていくしかない。
そして、そのためには教育を変えて私たち大人が、
次の世代の子供たちに伝えていくことです。
「自らの幸福を自ら生み出せる”人づくり”」
参政党では、教育についてこのような想いで取り組んでいきたいと考えています。