私にとっての今年の夏の4大事業がすべて終わりました。
１．7月15～17日 Ｇ１東松龍盛塾 ｂｙ 龍馬プロジェクト
２．7月23日 吹田ビジネスプランコンテスト ｂｙ 吹田ＪＣ
３．7月26日～8月7日 ＧＳカンボジア研修＆九州研修 ｂｙ 株式会社ＧＳ
と続いて、今日の【吹田夢☆志団 5周年記念公演】でした！
吹田夢☆志団については何度も紹介をしていますが、このチームは、
2009年に私が沖縄の平田大一さんの運営される子供たちの舞台（肝高の阿麻和利）を見せていただき、出演する子供たちのパワーに圧倒され、その教育効果の素晴らしさに感動して、なんとか地元の吹田でも同じ事業をやりたい、と考えて2010年の吹田青年会議所の事業で、平田大一さんと沖縄の子供たち約50名を吹田に招いたことをきっかけに、結成されたチームです。
舞台づくりをとおして、子供たちに地域歴史や日本への誇り、親への感謝、コミュニケーション能力、礼儀作法を身につけてもらい、
大きな夢と志を身につけてもらいたいと考えて、本事業をスタートしました。
2011年までは吹田青年会議所の主催事業として運営していましたが、2012年からは独自した組織として自主財源での運営で公演を行ってきました！
3年間の運営実績を積み、演劇やダンスのレベルは格段にアップしましたが、本来の教育目的の実現には至っていないことを役員で反省し、2014年の年末で一端の解散をし、指導者や運営方針を一新し、昨年2015年より【新生夢☆志団】として活動をリスタートしました。
昨年は舞台やダンスのレベルを高めるために、元劇団四季の望月さんと柴田さん、八田さんらに協力いただき、本格的に歴史をテーマにした【風になったボク】の上演にまでこぎつけました。
子供の舞台から、大人が見てもいろいろなことを考えてもらえるメッセージ性の高い舞台、まさに私が当初目標にした「肝高の阿麻和利」に近いもにになったように感じました。
そして今年はさらに大きな舞台をと計画をしていたのですが、、、財政的な問題という大人の事情で、子供たちの大きな発表の場を作ってあげるところまでもっていけませんでした。
しかしながら、佐野バビ市さんという良い演出家の方との出会いもあり、今年はこれまでの夢☆の5年間の歩みを皆さんに伝えるという形の舞台を作ることができました。
運営サイドの私としてはたくさんの反省があり、正直いうと子供たちに申し訳ない気持ちで今日の本番を迎えました。
しかし、内容こそこれまでの軌跡というものでしたが、子供たちの演技やダンスからはなんともいえない情熱を感じ、昨年と同じかそれ以上の感動がありました。
恐らくそれは、今年のトラブルを経験しながらも子供たちが自分たちで考えて、決断し、子供どうしで教え合い、舞台を作ったからだと思います。
そんな素晴らしい舞台に、今日は十分な告知もできなかったのに300名近い皆さんが足を運んでくださり、子供たちの想いを受け止めてくださりました。
運営者として本当に有難かったです。有難うございました。
今日、卒業を迎えた後藤さん、本当に5年間お疲れ様。
ケンカ、いじめ、解散、指導者の確保などなど、いろいろな問題を乗り越えて夢☆の活動に参加し続け、今年は見事にリーダーの役割を果たしてくれました。ありがとう。
来年のリーダーもしっかり育っています。
薩摩の郷中教育ではないですが、子供たちが自分たちで考え、自分たちで年下の子供に教えていく、みんなが出演者として責任をもつという良い循環が生まれてきたことが何よりも嬉しいです。
子供たちの頑張りに答えて、次年度の準備もしっかりしていきます！
吹田夢☆志団の最新の公演内容はこちらのＤＶＤで是非ご覧になってください。メイキングも入っておりよくできています。
