先月の天橋立に続いて大人の修学旅行第2弾。阿波古事記を学ぶ旅を開催しました。
今回は龍馬プロジェクトの長谷川さんと井下さんに協力頂き、いってきました。
4月23日は徳島駅に集合し、まず観光の定番、鳴門の渦潮を観覧船から見学。
続いて忌部氏の先祖を祀る大麻比古神社を参拝し、四国お遍路一番札所の霊山寺をお参り。
徳島市に戻り、眉山にある神武天皇像を訪問。日本に二体しかない神武天皇像が何故徳島にあるのか。
夕方は、阿波国古代史研究所代表 笹田孝至氏に阿波の古代史を教えて頂きました。
親睦が深まりました!
24日は徳島市考古学資料館で、阿波古事記研究会の三村氏から阿波古事記のレクチャーを受けたのち、天照大御神を祀る式内社、天石門別八倉比売神社を参拝。
さらに天岩戸の巨石を祀る天岩戸立岩神社、八咫の鏡を作った天津麻羅を祀る立岩神社に。
天照大御神が生まれたとされる賀志波比売神社を参拝して来ました。
阿波の国には天津神、国津神を祀る神社が集中しています。
阿波の国にしか祀られていない神も多数。
阿波古事記とは何かというと、
我々がよく知る記紀の物語は全て阿波の国で起こったという話なのです。
さらに言えば、邪馬壹(やまと)国=魏志倭人伝にいうところの倭国は阿波の国にあり、神武東征の頃の古事記の話も全て阿波の国であったというものです。
ここだけ聞けば、トンデモ〜な話ですが、
927年につくられた延喜式神名帳に記載された神社、式内社2861社のうちの50ほどが阿波にあることや
ヤマトタケルの遠征を地図に落とすと四国だけが外れていることなどを聞くとまんざらでもなくなってきます。
忌部氏の話、麻のお話、剣山やお遍路の話など、徳島にはまだまだ調べたいことがたくさんあります。
まず、阿波古事記をもう少し知りたいので、
7月22日(金)の一般社団法人日本歴史探究会の勉強会に、阿波古事記研究会の三村氏をお招きすることになったので、皆さん一緒に勉強しましょう。