本日21日と明日の二日間、大阪中ノ島の中央公会堂で、
演劇【流れる雲よ】を上演しています!
初日の今日は私も学生インターンらを連れて、準備からお手伝い。
約70名で構成された実行委員会。中心は武田勝彦さんと香川浩樹さんですが、実はお2人と一緒にこの舞台をやろうという場に私もいたんです。いいだしっぺの一人でした。
しかし、昨年12月の吹田夢☆志団の運営や集客にかなりの労力をとられ、私ができたことは65枚のチケットを売ることと、当日のお手伝いだけでした。
いいだしっぺなのに申し訳ない、と思いつつ、思いをもって運営されるスタッフの皆さんを見て、「俺はもっと人の力を借りないとダメやな、一人でやりすぎや」と反省した1日でした。武田&香川の運営からたくさんを学びました。
当日にこんな準備をするなんて、、、ダイナミックです(笑)
実行委員のメンバーには、初対面でしたが、私の本の読者の方もいてくださり、感激でした。
最近、全国の方と繋がる機会が多く、本当に有難いです。
会場でも本を販売してくださった皆さんの好意にも感謝でした。
皆さんの頑張りがあって、想定していた1階を満席にするという目標はクリアー。2階席まであふれ出しました。700名近く来られたと思います。
舞台の内容は、特攻隊員の生き様や、上司や家族の葛藤、戦争の問題を描くもので、会場中からすすりなく声が聞こえるほどでした。
私が一番感動したの、舞台に大きく日の丸が掲げられたシーンです。ネタバレになるので書きませんが、なんともいえないものがありました。
今回の舞台には、吹田夢☆志団の団員を招待しました。
彼らも今年、人間魚雷回天を描く舞台【風になったボク】を8月21日に講演予定。しっかり学んで芸の肥やしにしてもらいたく思います。
ちゃんと感想も話してくれました。
今日の舞台には、龍馬プロジェクトの仲間など約60名の知り合いの皆さんに来て頂きましたが、そのうちの20名と簡単な懇親会。
学生の感想が聞きたかったのです。
以下、観劇した3名の大学生の感想
本日鑑賞いたしました「流れる雲よ」は第二次世界大戦中の特攻隊の生き様を描いた演劇です。およそ70年前、私と同年齢の特攻隊員は、国の為に、命を懸けて戦闘機に乗り、敵地へと突っ込んでいました。劇中の出来事を、もし私だったらと考えましたが、上手くイメージできませんでした。なぜなら、現在の平和な日本とは、あまりにもかけ離れ過ぎているからです。特攻隊員の死、悲惨な、苦しい時代を経て今の平和な日本が在ります。そう考えると、先人たちが築きあげたものをここで止めるわけにはいかない、未来を創ることは私たちの使命だと感じました。しかし、現代の人々は相対的に見ると、自分さえ良ければいいという意識が充満しているように思います。私もこれまで私欲のみを考えて生きてきました。しかし、この劇を鑑賞したことで社会に目を向けることができました。何も考えずに、独りよがりに人生を過ごすことは、先人に対して非常に失礼だと感じます。自分さえ良ければいい、社会貢献って何?などと考えている人には是非ご覧いただきたい内容でした。
②中山君 (関西大学)
たった71年前に自分たちと同じ年齢の若者が、こ国のために!と自分の命をかけて戦っていました。【流れる雲よ】では、そんな人達がいったいどんな気持ちで、敵に特攻をしたのかが描かれています。また、特攻を行う若者だけでなく、その周りの家族、恋人、仲間の心情まで描かれており、その一つ一つのエピソードに感動しました!ぜひ、いろんな人に見て欲しいです!特に僕と同世代の人達にオススメします!
③三村君 (ビジネス・ブレークスルー大学)
今日の舞台で、今まで歴史について表面的でしか理解しておらず、戦争末期の当時の過去、現在、未来の日本の為に一人ひとりが命をかけて築き上げてきた先人たちの知恵や努力、犠牲の元に今の平和な日本で生活していると本当の意味で実感出来た気がします。 その命をかけて日本を守ってきた先人たちに対して、敬意を持って先人たちに恥じない生き方をする為にも、日本人とはなんだ?なんで自分は生きているのか?自分の志とはなんだ?と深く深く突き詰め続けなければいけないという気持ちになりました。 また、表面的に起こった事象でしかほとんど教えられなかった学校で学ぶ歴史に対する違和感とそもそも日本人としての自覚を持つことを知らずに育って生活していることの恐ろしさを感じました。
やらせや編集のない純粋な若者の想いです。
こうして舞台を通じて若者の意識改革を促していくのが、私の大きな目標です。今回も大満足。
今日は若い人が多くて本当に良かった。こうした舞台は先入観のない若者に是非みてほしいです。
22日(月)も15時からもうひと講演あります。
学校もありますが、学校の授業より多くを学べる2時間ではないかな。
是非、皆さん大阪で観れるめったにない機会に観てください。