本日は吹田新選会の市議会議員のメンバーらと吹田市にあります大阪大学にお邪魔してきました。
目的は新エネルギーの研究について教わることでしたが、研究されている皆さんがあまり政治などに触れる機会がないということで、最初に我々の活動や龍馬プロジェクトについて一時間半プレゼンをしました。
後半は研究室にいれて頂き、10の分野のレクチャーをうけました。
現在の日本のエネルギーの8割は化石燃料をつかっていますが、その比率を下げるために、バイオマスの研究やプラズマをつかったエネルギーの効率的利用方法の研究、アンモニアをキャリアにしたエネルギー開発など、私たちが知らないことをたくさん教えて頂きました。
それぞれの研究は三菱重工やダイハツ、内閣府などと連携しすすめられているようです。
また、懇親会では、理論上サハラ砂漠の三分の一にソーラーパネルがひければ、世界のエネルギーは賄えるとききました。
ただ、その電気をどうやって送るかは課題で、特殊なケーブルで送るか、水素などの液体をキャリアにするか、一旦衛生にエネルギーを飛ばして違う地点に打ち込むか、などが検討されているとのこと。
また、風力発電による電気で水素を作り出し、水素のエネルギーが上手く活用できれば、日本が必要とする8倍の電力をつくることも理論上は可能という話は衝撃でした。
では、なぜやらないのか?
それをやるコストより石油などの化石燃料を使う方がコストが断然に安いからだそうです。
今、石油の値段が下がっているのは代替エネルギーの開発を遅らせるためではないかとの意見もありました。
確かに石油の値段が下がり、アメリカのシェールガスの会社が倒産した話もききました。
石油利権はデカイですからね。
世界が石油を使わなくなれば、干上がる国や会社がたくさんあります。
なかなかエネルギーの最前線で研究される方々の意見を聞く機会はありませんが、
私の著書【大和魂に火をつけよう】に書いたように、
日本の自立に必要なのは、まず、
経済力&通貨発行権
国防力
食料、水、エネルギー
思考停止しない精神
ですから、このエネルギーの研究は死活問題です。
良いご縁を頂きましたので、またいろいろご指導を頂きたいと思います。
今日も学びの一日でした。