安全保障関連法案の廃案を目指す人々がしきりに徴兵制の話をしているようです。
無理に今の若者を徴兵しても、教育だけでどれくらい費用や労力がかかるか?
近代戦で使いものになるか?
何も考えない印象操作でしかないと私は考えます。
それなら自衛官や予備自衛官をふやした方がよほど効果的ですね。
確かに経済的理由で、自衛隊に入る人は今も昔もいます。国家公務員ですから。それはそうでしょう。
アメリカでは、保険にも入れない貧しい人々が軍に入り戦場にいくことで、家族に保険をつけたりもしています。
それを考えるなら、安保法案より、社会保障制度や経済の自由化による格差の拡大を問題視するべきです。
都合のいい事実を無理に繋げて、無知な国民の不安を煽るのは辞めた方がいいですね。
無知につけ込むやり方は、『戦争しなければ、虐殺される』という刷り込みで逆に国民を戦争に駆り立てることも可能にします。
国民は賢くあらねばなりません。
個人的には、若者を短期でいいから徴用し、一定期間自由を奪い、集団生活の中で、農業や防災の取り組みなどに従事させるといいと考えています。
自由すぎると自由の有り難さもわからず、過保護な環境で人間が育たないからです。