4月の選挙の際の私の公約の3本柱は、
教育、地方創生、危機管理
の3つでした。
私は議員でなくてもこうした活動をやっていき、若者の意識改革に努めていくと決めています。
教育に関しては日々いろいろとやってますから、わかりやすいと思いますが、地方創生などはなかなか見えにくいと思うのです。
地方創生といっても吹田のような都市部と一次産業が残るような地域では課題が違います。
しかし、これからの地方再生の一つのヒントは都市部と地方を繋ぎ、ローカルネットワークを築きながら、グローバル化に立ち向かっていくことだというのが、私の考えです。
ですから、私は吹田でも活動し、
地方の視察でネットワークをつくり、
世界を回って情勢理解や情報収集をします。
ローカルなネットワークを構築し、世界につなぐのです。
また、教育によりそのプレーヤーも作らねばなりません。
やることは山積で、とても一人ではできないので、龍馬プロジェクトなどたくさんのチームを作っていっています。
前おきが長くなりましたが、
そんな考えがあり、今日は兵庫県の篠山市や朝来市をまわり、古民家や歴史的建造物の再生で地域活性化に取り組まれている現場視察と意見交換をしてきました。
篠山市にも城下町があり、その景観を生かしたまちづくりがされています。
古い民家などをリフォームし、飲食店やアトリエ、ショップなどに活用しながら、その町並みや雰囲気で人を集め、産業にしていく活動は全国でも進められていますが、こちらはその先進事例の一つです。
街中だけでなく、山間部の農家をリフォームしてできたホテルは1日1組の高級なお宿に。
石川県の能登でも農家に宿泊する事業がありましたが、また違うコンセプトの取り組みで新たなデータベースができました。
こちらは天空の城、竹田城の麓にある酒造工場をリフォームした、ホテル兼レストラン兼観光案内所。
コンセプトがあり確かに足を止めたくなる施設でした。
こうした地域づくりは、地域の方と外から来た方がコラボレーションでやられています。
日本の地方には資源が眠っていても、イノベーターが少ない。
都市部にはイノベーターや人口、お金があっても資源がない。
地方には土地や良い住環境、よい食べものがあっても、仕事がない。
都市部には、仕事はあっても、住環境や子育て環境がない。
しかし、無いものを補い合えば、新たなイノベーションが作り出せる気がしています。
私は地方で生まれ育ち、都市に住んでいて、良く海外に出るので、日本のよさやチャンスが見えます。
これからはやはり地方にチャンスがあるでしょうし、地方を生かさねば都市が潰れるでしょう。
都市と地方のコラボレーションが新たな日本のモデルをつくる予感がします。