自称イスラム国による日本人殺害のニュースが溢れています。
私はあまり流行りのニュースは取り上げないようにしているのですが、以下の記事にあるようにあまりに酷いこじつけバッシングに腹がたつので、少し書きます。
私がもし総理の立場ならどんな人間であれ、日本人の命は救いたいので、今回の殺害の結果は残念で仕方ないと思います。
しかし、人質がいても2万ドルの支援はしたと思います。
なぜなら、日本はアメリカやイギリスと歩調を合わせて安全保障に取り組んでいるからです。
日本が日本単独で国を守れるなら、アメリカやイギリスなどが暴走すれば非難できます。イラク戦争などは一つの例でしょう。
(また今回のイスラム国を育ててきたのは、アメリカやイギリスでもあるわけです)
しかし、日本は単独防衛ができないのですから、国民を守るため、求められればお金くらいは出しますし、戦後処理にもいきます。
今回、総理を非難する人はわかっているはずです。
もし、アメリカのやり方に逆らうなら、日本は単独防衛体制を構築せねばなりません。
今回、首相を非難する人はそれも反対するのでしょう。
何をやっても非難し、日本人の思考をとめ、国を停滞させるのが目的ではないかと感じてしまいます。
今回の事件で我々が学ぶべきは、
平和や友好を訴えていても殺される時は殺される
だから自分たちの安全や命は自分たちで守る気概と責任が必要
安全や平和はタダではない
といったことではないでしょうか。
日本人は忘れやすい。
メディアが報じなくなっても、事件を我々の記憶にとどめましょう。
平成27年2月4日(水)産經新聞東京版