大晦日から世間を騒がせていた桑田さんのニュース。
謝罪という形で一つの区切りがつきました。
サザンの曲は好きなので、非常に残念な思いをしましたが、
世の中はよい方向に向かっていると感じた事件でもありました。
桑田さんはロックミュージシャンですから、世の中を皮肉ったり、政治や政権を批判するのはいいと思います。
そうでなければロックな感じがしないf^_^;
しかし、ロックミュージシャンでも線は引かねばならないことがあるということが今回示された形になりました。
わかりやすく言えば、日の丸や他国の国旗を燃やしたりしたら、いくらロックといえどもダメなんだという線引きです。
国と国家権力は違うものですからね。
私も政治家として権力の暴走はいけないと考えてますし、チェックをしていくつもりですが、国そのものを落としめられたら怒ります。
国を大切にし、国を守る。
時の権力には協力しても、距離をとることも忘れない。
権力の犬が増えたらやはりおかしなことになります。
このスタンスが大切なんだと私は考えます。
今回の桑田さんの行為は、「国」の名誉を傷つけるととられ皆さんから批判が出たんだと私は考えています。
サザン桑田、謝罪の裏事情 事務所の株価動向&NHKへ配慮? ライブで物議
2015.1.16 17:46更新
ついにサザンが謝罪に追い込まれた。昨年大みそかの年越しライブで紫綬褒章をポケットから取り出すなどのパフォーマンスが物議を醸したことをめぐり、15日、所属事務所のアミューズと連名で謝罪文を発表したサザンの桑田佳祐(58)。10年ぶりの新アルバム発売や全国ツアーを控え、いち早く事態の収束を図った形だが、いったい何があったのか。(zakzak)
関係者によると、昨年大みそかに横浜アリーナで行われた年越しライブで、桑田は紫綬褒章の受章を報告する際、ポケットから取り出したうえ、オークションに掛けるようなパフォーマンスで笑いを取った。ファンと一緒に受章を喜ぼうとする桑田流の表現方法だが、WOWOWで生中継されたことから、ネットでのバッシングが拡大。11日にはアミューズの本社前で右翼系団体が抗議を行い、一部マスコミで報道される騒ぎに。
コメントでは「感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった」と釈明、「不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省するとともに、謹んでおわび申し上げます」と平謝りだ。
NHK紅白歌合戦にちょびひげで登場したことについても、観客に楽しんでもらおうという意図で「他意は全くございません」と説明。一連のライブの内容は「特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません」としている。
サザンは元日、3月に10年ぶりとなる新アルバムを発売し、全国ツアーに出ることを発表。さらにNHKの放送90年イメージソングのタイアップがつくなど、本格的に動き始めた矢先だった。
アミューズは、1977年に設立。78年デビューのサザンが当初から屋台骨として支えてきた。現在は福山雅治(45)やPerfume、BABYMETALといった歌手や、女優の吉高由里子(26)らも活躍しているが、やはりサザンの存在は大きい。
東証1部上場の同社の株価は昨年5月に1589円の安値をつけたが、6月にサザンが年越しライブの実施やシングル発売、新アルバムの制作を発表したことを受けて上昇基調に転じた。さらに全国ツアー決定などを受け、今月6日には3675円と上場来高値を更新した。しかし、桑田への抗議も影響したのか、その後は軟調で16日も一時約2%下落した。
「アミューズが速やかに幕引きを図ったのは、こうした株価の動向や、今後の活動への影響を配慮したから。さらにこのまま騒ぎが尾を引くと、NHKなどにまでクレームがいきかねない」と芸能関係者は指摘する。
芸能評論家の肥留間正明氏は「賢明な対応。桑田の評価が低くなるわけではないが、いつまでも引きずっているわけにはいかない。桑田ほど影響力のある人なら、メディアでのパフォーマンスは慎重にすべきだが、少し息苦しい世の中になってきた感じだ」と話す。
サザンがおとなしくなってしまってはつまらないのだが。
サザン桑田さんらの謝罪文全文
2015.1.15 22:16更新
桑田佳祐さんと所属事務所が15日に発表した謝罪文全文。
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サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するおわび
いつもサザンオールスターズを応援いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2014年12月に横浜アリーナにて行われた、サザンオールスターズ年越しライブ2014「ひつじだよ!全員集合!」の一部内容について、おわびとご説明を申し上げます。
このライブに関しましては、メンバー、スタッフ一同一丸となって、お客さまに満足していただける最高のエンターテインメントを作り上げるべく、全力を尽くしてまいりました。そして、その中に、世の中に起きているさまざまな問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。また昨年秋、桑田佳祐が、紫綬褒章を賜るという栄誉に浴することができましたことから、ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援してくださっている皆さまへの感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました。その際、感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省するとともに、ここに謹んでおわび申し上げます。
また、紅白歌合戦に出演させていただいた折の付けひげは、お客さまに楽しんでいただければという意図であり、他意は全くございません。
また、一昨年のライブで演出のために使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。
以上、ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想などに賛同、反対、あるいはおとしめるなどといった意図は全くございません。
毎回、最高のライブを作るよう全力を尽くしておりますが、時として内容や運営に不備もあるかと思います。すべてのお客さまにご満足いただき、楽しんでいただけるエンターテインメントを目指して、今後もメンバー、スタッフ一同、たゆまぬ努力をしてまいる所存です。今後ともサザンオールスターズを何とぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社アミューズ
桑田佳祐(サザンオールスターズ)
紫綬褒章受章が決まった歌手の桑田佳祐さん
2014.11.2 05:07更新
「由緒正しい章をいただきまして、身に余る光栄であるのはもちろんのこと、私のような者が本当にいただいてしまってよいものかと、非常に驚いております」。受章に当たり、このようにコメントした。
神奈川県茅ケ崎市出身で、青山学院大学時代の仲間とともにバンド「サザンオールスターズ」を結成、昭和53年に「勝手にシンドバッド」でデビューした。リーダーの桑田さんの独特の歌唱、多彩で親しみやすいメロディーでトップスターの地位を確立、日本の音楽シーンの先頭を走り続けてきた。
人を食ったようなユニークな歌詞、世の中を斜めからとらえた独特のパフォーマンスで注目されることも多い。
「デビュー以来、ずっと目立ちたい一心で、下劣極まりない音楽をやり続けてきた私が高貴な章をいただけるとするなら、そんな音楽を喜んでくださったたくさんのファンの方々と大衆芸能を導いて来られた数(あま)多(た)の偉大なる先達たちのおかげ」。こう感謝した。