昨日のブログに関連しますが、
以下の記事に見られるように、隣国は日本を仮想敵にして様々な活動をし、
資源などを求めて世界各地に進出しているのが現実です。
それなのに、日本はそれに備えて国防の強化(集団的自衛権の行使)をしてはならず、
法整備(特定秘密保護法など)なども してはならないというのです。
極論すれば、日本政府は信じられないが、外国の政府は信用できるという論理になりますが、
皆さんそう考えると矛盾に気付きませんか?
怖いのは政府の中枢に外国勢力の息のかかった人間が多数入り込むことです。
そうなると自国の政府も信頼できなくなります。
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class=”tx78Ic”>最悪のケースを念頭に置きながら、世の中の動きを見ていきたいと思います。
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class=”tx78Ic”>情報を鵜呑みにせずに考えながら。
中国空軍が自衛隊機を仮想敵に模擬訓練
2014.12.10 08:02修正 : 2014.12.11 08:10 ハンギョレ新聞
F-2(写真右上)は自衛隊が米国のF-16を改造して作った戦闘機だ。中国空軍は自衛隊戦闘機を仮想敵軍として軍事訓練をした。写真CCTV画面キャプチャー。//ハンギョレ新聞社
中国空軍が自衛隊戦闘機を仮想敵軍とした軍事訓練の様子を公開した。『中国新聞網』は8日「官営『中国中央テレビ』(CCTV)が広州軍区で最近実施した空軍訓練場面を放映した」として「この画面を見ると2人の訓練教官が飛行戦術を示範し、1人は中国軍の主力戦闘機の一つであるスホーイ(Su)-30の模型を持ち、他の1人は仮想敵の自衛隊戦闘機であるF-2を持っている場面が出る」と報じた。
F-2(写真右上)は自衛隊が米国のF-16を改造した戦闘機だ。『明報』は「中国軍が空軍模擬訓練で自衛隊戦闘機を敵と明示したのは今回が初めて」と報道した。日本と東シナ海上の尖閣列島(中国名釣魚島)をめぐり領有権紛争中の中国が、武力示威をしようとする政治、外交的意図が込められているのではないかと解釈されている。
マカオ国際軍事学会のファン・ドゥン会長は「中国軍は通常訓練をする時に仮想の敵は曖昧に処理してきた。だが、今回の訓練は非常に異例だった」として「中国が仮想の敵を明示したのは単純に軍事的次元だけでなく外交、政治的意味合いが反映された結果だろう」と話した。
「世界最北の街」まで中国食指 北極圏・スバルバル諸島
014.12.16 09:00更新 産経
北極圏の島、スバルバル諸島に設置されたスバルサットのレーダー。巨大マッシュルームがニョキニョキと生えているみたいで、まるでSF映画のワンシーンを見るようだった
「北極の玄関」と呼ばれる北欧ノルウェーのスバルバル諸島は、白銀の世界だった。ロンドンから飛行機でオスロを経由し北へ向かうこと約7時間。訪問したのは10月中旬なのに、滑走路に降り立つと、まぶたが凍ってくっついた。
「世界最北の街」として知られるロングイヤービエンは、バレンツ海に浮かぶスバルバル諸島を形成するスピッツベルゲン島の中心都市だ。
「北極圏の玄関口」「世界最北の街」などと呼ばれるノルウェー・スバルバル諸島ロングイヤービエンの空港前にある、世界主要都市への距離を記した標識。その下には「シロクマ注意!」の警告をあった
人口わずか2200の街を揺るがしているのが、中心地からも見える山地だった。広さはJR山手線の内側の面積の3倍余り。今春に売りに出され、中国の大富豪、黄怒波氏が関心を示しているとノルウェーのメディアが報じたのがきっかけだった。
黄氏はアイスランドで土地の取得を進めたが、外国人の土地所有を制限する法律が施行されたのを受け、昨年に断念。今夏には、ノルウェー北部トロムセ近郊で約400万ドル(約4億6000万円)で土地購入契約を締結。さらに、スバルバル諸島の土地取得を目指しているともいわれる。
なぜ、雪と氷に閉ざされた極北の地に強い関心を示すのか。そんな疑問を現地でぶつけると、意外な答えが返ってきた。
巨大レーダー群「インテリジェンスの集積地」
「彼らの最大の狙いは、人工衛星からの諜報(ちょうほう)にあるのではないかとみられている」
ノルウェーの政府系極地研究機関、フリチョフ・ナンセン研究所のルンデ所長(53)はこう語った。
上空から見た北極圏のスバルバル諸島。氷河は温暖化のため、年々、減少しているが、厳しい環境であることに変わりはない
中国共産党中央宣伝部の出身とされる黄怒波氏には、中国政府と「深いつながり」があるのでは-との疑念もある。不動産取得は、リゾート開発など観光業が目的だと主張しているが、不安は拭えない。
北極には世界の未開発石油の13%、天然ガスの30%が眠るとされ、中国が北極開発への参画を目指す一環として土地の取得に動いても不思議ではないとの見方もある。だが、規制が多いノルウェーで資源開発を中国単独で行うのは困難だという。
中国当局は今年、スバルバル諸島でオーロラ観測の大型レーダー建設の承認を求めていたが、ノルウェー政府は9月に許可しない意向を伝えた。理由は明かしていないが、専門家らは「レーダーは偵察衛星からの軍事機密情報の収集など、科学調査とは別な目的に使われる危険がある。過去にも使われた。国はリスクを避けることにしたのではないか」と指摘した。
スバルバル諸島は、オーロラ観測用レーダー2基のほか、気象や資源探査、地形などさまざまなデータを人工衛星から受信するレーダー基地(スバルサット)がある。24時間リアルタイムで、大容量のデータを送受信できる設備を備えた北極圏で唯一の場所だという。
顧客には、米航空宇宙局(NASA)や日本など各国政府のほか、米軍やノルウェー軍もいる。「インテリジェンスの集積地」といっても過言ではない。
さらに、スバルバル諸島は1920年締結の国際条約により、締結国の国民に対して自由で平等な経済活動を保障している。中国も後から条約を締結しており、ノルウェーはアイスランドのような対応はできない。
それでも、ノルウェーのある外交官は「スバルバル諸島はノルウェー領。何でも自分たちの思うようにできると思うのは大間違いだ」と強調した。
スバルサットのレーダー基地に許可を得て入った。写真を撮影していると、サッカーボールのような覆いをした巨大な白いレーダー群の向こうに、黄氏が関心を示しているとされる山地が広がっていた。
■スバルバル諸島 「スバルバル」はバイキングの言葉で「冷たい岸」の意。1596年にオランダの探検家バレンツがスピッツベルゲン島に上陸、捕鯨の拠点となった。20世紀になると石炭採掘で定住者が現れた。1920年のスバルバル条約でノルウェー領となる。極地研究の世界的な拠点で、世界数十カ国から研究者が集まる。最近は極地観光にも力を入れている。