今夜はレオ財団の講演会に参加です。
今日の講師は大阪市立敷津小学校の山口校長先生。
テーマは、
母として、民間人校長として。
山口先生は民間採用の校長で、
敷津小学校は児童数100人の小規模校です。
そんな先生のミッションは、
経済格差を教育格差にしないことだと。
私も同感です。(神谷)
学校現場に来てわかったことをいくつかお話し頂きました。
一つは、公教育の役割はセーフティーネットであるということ。
基礎学力を身につける
ご飯を食べさせ、健康管理を助ける
家庭で辛い思いをしている子等の自尊感情を回復させる
コミュニケーション能力を養う
一般的なマナーを学ぶ
などなど
学校は家庭環境を乗り越える影響力が必要だと。
学校にそこを頼るのは本当は駄目なんですが、これが現状です。(神谷)
もう一つは、
教員のマルチタスクの限界です。
→現場に人が足りないんです
吹田の先生方も同じ話をされてました。(神谷)
また、子供たちに身につけさせたいのは生きる力だと。
最後に、
会場のみなさんに訴え!
知ってほしい
子供の貧困、孤立育児など
関わってほしい
家事育児、地域社会、学校など
カッコイイ大人になってほしい
子供たちに生き方のモデルを!
率直に学校の問題を話され、会場の皆さんの共感を集めた山口先生は、
ご主人が専業主夫をされているとのこと。
そこも含めて、自身の生い立ちやプライベートをしっかり話されていて、私もかなり話に引きこまれました。
少し壇上にも上がらせて頂き、
私の教育に関する意見も会場の皆さんに話す機会がありました。
レオ財団の講演会はいつも講師がユニークで勉強になります。
来年の5月には世界銀行で働いておられた西水さんのご講演もあります。
参加無料なので、また皆さんも一緒にご参加下さい!
iPhoneからの投稿