最近嬉しいこと。
それは私の活動や行動で、意識を変えた人がいると知ること。
先日の龍馬プロジェクトの勉強会には、初めてお会いする方が何人かおられました。
一人は関西学院大学の大学生。
CGSを見て活動を知り、勉強会に来てくれたとのこと。
ネットの情報配信はなかなか伝わる感触が薄く、メールなどで応援はたくさん頂くものの、
やはり、実際に足を運んでもらえると実感が違います!
また、別の女性は心理学をまなんでおられ、何人かの方の心の悩みを調べていくと、なんとウォーギルトインフォメーションプログラムに行き当たったらしく、
それを調べる中で私の活動を知って下さったとのこと。
凄いところから球が来た気がしましたが、これも今までの積み重ねですかね。
また、5月から会社でやっている
行動力養成講座のメンバーからは、
以下の感想をもらいました。
こうして一人でも私の想いを理解し、行動して下さる方がいると、
本当に嬉しいのです。
私が政治を通してやりたいことは、
『若者の意識を変える』こと。
そのために仲間を集めて、
活動しますし、
想いを形にするために、
選挙でポジションを得ようとします。
今の日本に一番必要なのは、
大志とビジョンをもった若者だと私は感じています。
経済問題、少子化、福祉、外交、憲法などなど、
全ての課題を解決していくのは
次世代の力だと思うのです。
その力を作っていくのが、私の活動の軸です。
今回もG1に参加して、皆さんから刺激を頂き、ますますそう感じました。
途方もない目標ですが、
引き続き頑張ります!
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松浦光修著「留魂録 吉田松陰の死生観」を読みましたので、そこでの気づきを共有したいと思います。
松陰先生が、下田沖に停泊中であったアメリカのペリー艦隊の船に乗り込もうとして失敗した時に、次のような和歌を読んでいます。
「世の人は よしあしごとも いはばいへ 賤が誠は 神ぞ知るらん」
(世の中には、私たちの行動について、誉める人もあれば、けなす人もあるでしょうが、言いたい人は、なんとでも言えばいいのです。私たちの心の中は、ただ神様だけがご存知なのですから。)
投獄されることも恐れない松陰先生の行動力の源はどこにあったのでしょうか。それは、松陰先生が常に、先人の生き方に倣っていたことがあると思います。そして、いつも天に恥じない生き方をしようと、つまり誠の道をおし究めようとしていからだと思います。
「留魂録」の中にも、自分は趙の貫高と楚の屈原のように生きたいという言葉が書かれています。松陰先生の中には、このような先人達のセルフイメージが常にあったのだと思います。
また松陰先生は、「孟子」の言葉を引用して、誠の道をいけばできないことはなにもないということを仰っています。もし人が、自分だけの為に行動するとすれば、簡単に妥協してしまったり、人からの批判が怖かったり、相手を疑ってしまったりして、結局行動せずに終わってしまうと思います。
しかし、天に恥じない行動を心がけ、日本の人々の為を思い、行動すればどうでしょうか。人の為と思えば中々手抜きはできません。たとえ人から批判されようが、気になりません。何故なら自分は、忠義に従って行動しているので後ろめたさがないからです。人の批判が気になって仕方ないのは、自分の中に後ろめたさがあるからに他なりません。したがって、誠の心に正直に生きている人は、自信に満ち溢れ、幸福で、周囲の人を巻き込む力がある人だと思います。
そして、さらに私が印象に残ったのは、松陰先生が唱える「自然説」です。松陰先生は、やはり「自然」ということが何よりも大切であるとおっしゃっており、次のようなことを手紙に残しています。
「もう、私は死を求めません。また、死から逃げません。獄舎のなかに入れられたままなら、入ったままできることをします。獄舎から出されたら出てできることをします。時代がどうとか、状況がどうとか、もう何も考えません。できることをして、行き詰まったら、また獄舎に入ってもいいでしょう。処刑場に行ってもいいでしょう。どこにでも、行けと言われたところへ行くだけのことです。」
この自然説から、龍馬プロジェクトでも掲げていらっしゃる「草莽崛起」の考えが生まれます。人に求めない、時代のせいにしない、世の中を変えたいと思うなら、まずは自分から始める、自分の置かれた場所で、自分がやるべきことをやる、それが一番大事なことなのだと思います。
私は、この本を読んで次の三つの行動をしていきたいと思いました。
①先人の生き方を学び、セルフイメージとして持つ。
②誰もいないところでも天は見ているという意識を持ち、決して隠し事をせず、悪いことをすれば素直に謝り、仕事には誠心誠意取り組む。
③上司や先輩に対してああして欲しい、こうして欲しいと求めず、むしろ、自分が相手に求めていることを自分がまず行っていきます。そして、お店の為に、お客様の為にこうしたらいいのに…と思うことを自分が率先して行っていきます。
最後に、吉田松陰や西郷隆盛などの幕末の志士や、知覧特攻隊員の方々もそうですが、我が国の為に命を落としていった人々のことをどうして学校でもっと詳しく教えないのか、不思議でなりません。多くの税金を注ぎ込んで教育があるのに、国のことはいいから、自分達の幸せだけ考えて、自由に生きたらいいよと教えているこの現状は本当に、矛盾しているとしか思われません。
私も、GS講座を受ける前は、そのようなことはあまり考えたことがありませんでした。ですから、これからもっともっと日本の歴史や文化について学んでいきたいです。学んだことをベースにして自分から行動していけるようになりたいと思います。そして、今すぐにでも松陰先生のように、体は滅んでも、魂は生き続けるような人生を歩んでいきたいです。
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