昨日、海外から大阪にもどったのも束の間、今日は朝から神奈川です。
午前中は川崎市役所で、水素エネルギーの活用ネットワークの構築について、ヒアリングをさせて頂きました。
エネルギーネットワークの基盤として、川崎市の企業連携が素晴らしいことと、その連携の要を市役所が上手く
担っていることに感心しました。
これほど、行政が企業を上手く繋いでいる例は日本トップクラスではないでしょうか。
水素エネルギーには未来を感じます。
コストはかかっても、川崎のような力のある自治体にモデルを作ってもらいたいですね。
お昼は横須賀に移動し、戦艦三笠を見学してきました。
こんな小さな船で、ロシアの艦隊を打ち破ったのかと思うと、感動します。
午後は陸上自衛隊高等工科学校を視察。
全校生徒数約900人の男子校で、入学倍率は13~17倍です。
学校の理念やカリキュラムをレクチャー頂いたのち、学生の宿舎を見せて頂きました。
私も予備自衛官なので、訓練にいきますが、学生の宿舎は自衛官の隊舎と同じでしたし、規律やルールはより厳しいように感じました。
一年生は、携帯も持てませんし、一日の自由時間は1時間くらいしかありません。
防衛大学と同じく、月約95000円の給与がでますが、高校生にはなかなか厳しい環境だと思います。
しかし、よく考えれば、本校は私が海外で視察した、世界のエリートやお金持ちが集まるボーディングスクールに非常に良く似ています。
自衛官に限らず、こうした学校は増やした方が子供のためかと思います。
残念なのは、平成22年に海自と空自の高等学校が財政縮減のため、廃校にされていたことです。
思いある若者を選抜し、専門教育をすることは、非常に有意義だと思います。
誰も彼も普通科で大学に行き、自分探しなんてするのは本当にもったいない。
さらに今日は、たまたまパレード展示訓練の日で、パレードとドリル部の演技を見せて頂きました。
素晴らしくてみんな感動すると同時に、学徒出陣を連想し、この世代の人間が戦った時代の凄まじさ、辛さを感じました。
日本に一つしかない自衛隊の高校を見学できた得難い機会でした。
夜は横須賀の商工会議所で、ヨコスカバレー構想キックオフセミナーに参加。
小泉代議士やグロービスの堀代表、吉田横須賀市長のお話を聞いてから、
民間で活躍される方々のプレゼンがありました。
どこの地域も生き残りをかけて必死に努力してます。
しかも都市部の自治体の方ががんばっている気がします。
自治体間競争。地方はもっともっと頑張らねばなりませんね。
首長のリーダーシップが大切だと改めて感じました。
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