私も今回初めて知りましたが、世界には三大仏教遺跡というのがあるみたいです。
一つがカンボジアのアンコールワット、もう一つはインドネシアのボルブドール、そしてもう一つがミャンマーのバガンだそうです。
バガンの寺院や仏塔は、だいたい11世紀から13世紀にかけて、バガン王朝の王や王族が立てたようで、数にしてなんと3122基あります。
今日はそのうちの10ほどを回りましたが、世界遺産級のものがいくつかありました。
私、最近世界遺産の基準がなんとなくわかるようになりました(笑)
ただ、バガンの寺院などは1975年の大地震でかなり被害を受けており、最近立て直しているものも多いので、全てが世界遺産登録される流れにはならなさそうです。
バガンはミャンマー1の観光地になっているようですが、観光客が増えるに連れて、ホテル開発がすすみ、農民などは土地を安く買い叩かれるケースもあるそうです。
国内の大資本や中国資本がどんどん出てくるが、地元の住民に落ちてくるお金は少ないと嘆く声もききました。
日本でも同じような話を聞いたことがあります。
今、まさに開かれようとするミャンマーが、グローバル化の波の中でどんな変化をしていくのでしょうか?
軍事政府は、国際社会から長く経済制裁を受けていたせいで、中国やロシアとの関係は深いようですが、
国民は両国とも好きではないようです。
また、隣国タイとも歴史的にもめていますし、韓国もだめだとのこと。
そこで、過去に関係もあり、信頼もおける日本にはかなりの期待があるみたいですね。
このテーマが、今回の視察課題の一つなわけです。