今回はたくさん書くことがありますが、まずお願いと今週と来週のイベント紹介から。
①古事記紙芝居
子供たちに日本の神話や神社に関心持ってもらうため、古事記の紙芝居を作って全国の神社などに寄贈する計画を進めています。
その制作費の一部を、クラウドファンディング(プレゼントのもらえる寄付)で集めていますので、 ご協力をお願いします。
②研修イベント
(1)4月11日 二宮尊徳の幸福論 IN 大阪
二宮尊徳の七代目の子孫の方から、偉人の志についてお聞きしたいと思います!!
(2)4月13日 GS行動力養成講座 体験講座 IN 大阪
5月からスタートする講座の概要や、2週間に及ぶ台湾、ベトナム、カンボジアでのお話を!
(3)4月15日 上念塾経済セミナー IN大阪
CGSでお世話になった上念司氏を大阪に迎え、経済や国際情勢について対談します!
(4)4月19~20日 CGS研修企画 IN沖縄
KAZUYAチャンネルでおなじみのKAZUYAKU君たちと沖縄にわたって、沖縄問題を考える研修です。
③G1サミット
3月の20日から23日まで沖縄の石垣島で開催されたG1サミットに参加してきました。
今年は2回目の参加で、たくさん顔見知りもできていて、一昨年と比べるとかなりリラックスして参加できました。
下村文部大臣や世耕副長官をはじめ、多くの国会議員の皆さんからいろいろなお話を生で聞ける大変有意義なサミットでした。
また、教育の分野でも、藤原先生や高濱先生の今後の取り組みをオフレコで聞くことができ、
教育に対する想いが高まりました!!
また、今回は半日レジャーもスケジュールに入っていて参加者同士の懇親も深まりました。
④海外視察
12日間で、台湾~べトナム~カンボジアを周ってきました。
今回の視察はいろいろな目的があり欲張った視察になりました。
まず一つ目の目的は、
五月から私が開講する講座の受講生を将来的に海外に研修に送る際の受け入れ先を探すこと。
いつも言いますが、私は20歳のときに海外に出て、かなり自分の意識が変わりました。
あの経験がなければ、今こうして政治の仕事をすることもなかったでしょう。
もっと若い時期に海外に出ていたら、より早く覚醒していたのではないかと思っていて、
そういう気づきの機会を子供たちにつくってあげたいと考えています。
二つ目の問題は、外国人の受け入れについて考えること。
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3月13日 産経新聞より
政府が、少子高齢化に伴って激減する労働力人口の穴埋め策として、
移民の大量受け入れの本格的な検討に入った。内閣府は毎年20万人を受け入れることで、合計特殊出生率が人口を維持できる2・
07に回復すれば、今後100年間は人口の大幅減を避けられると試算している。経済財政諮問会議の専門調査会を中心に議論を進め、
年内に報告書をまとめる方針。ただ、大量受け入れには単純労働者を認めることが不可欠で、反対論も強まりそうだ。
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私は移民の受け入れには反対です。単なる経済のものさしで計算して、
大量の外国人を受け入れては、我々の文化や生活習慣が無茶苦茶になると考えるからです。
既に大量の移民を受け入れた国々が、その政策を見直しているこの時期に安易な移民の受け入れは、ありえないと考えています。
しかし、私は幕末の『尊皇攘夷』を訴えた侍のように頑なに受け入れるなという強硬派でもありません。
これからは、アジアの時代。
やはり、東南アジアや南アジアの成長を日本も取り込んでいかねば国が立ち行きません。
そこで、(中国や韓国など明らかに政府が日本に敵意を示す国を除外した)
アジアの国で日本に好意を持ってくれている若者たちは積極的に受け入れ、
日本とそれぞれの国々の『架け橋』になってもらいたいと考えています。
出身国(地域)別留学生数
国(地域)名 |
留学生数
|
構成比 | 国(地域)名 |
留学生数
|
構成比 | ||||
中国 | 87,533人 | (86,173) | 63.4% | (60.8) | ドイツ | 393人 | (554) | 0.3% | (0.4) |
韓国 | 17,640人 | (20,202) | 12.8% | (14.2) | イギリス | 364人 | (452) | 0.3% | (0.3) |
台湾 | 4,571人 | (5,297) | 3.3% | (3.7) | サウジアラビア | 336人 | (300) | 0.2% | (0.2) |
ベトナム | 4,033人 | (3,597) | 2.9% | (2.5) | ロシア | 331人 | (358) | 0.2% | (0.3) |
マレーシア | 2,417人 | (2,465) | 1.8% | (1.7) | カンボジア | 326人 | (333) | 0.2% | (0.2) |
タイ | 2,396人 | (2,429) | 1.7% | (1.7) | カナダ | 286人 | (358) | 0.2% | (0.3) |
インドネシア | 2,162人 | (2,190) | 1.6% | (1.5) | ブラジル | 272人 | (324) | 0.2% | (0.2) |
ネパール | 2,016人 | (1,829) | 1.5% | (1.3) | ラオス | 248人 | (275) | 0.2% | (0.2) |
アメリカ | 1,456人 | (2,348) | 1.1% | (1.7) | エジプト | 235人 | (300) | 0.2% | (0.2) |
バングラデシュ | 1,322人 | (1,540) | 1.0% | (1.1) | オーストラリア | 231人 | (318) | 0.2% | (0.2) |
モンゴル | 1,170人 | (1,282) | 0.8% | (0.9) | イラン | 229人 | (235) | 0.2% | (0.2) |
ミャンマー | 1,118人 | (1,093) | 0.8% | (0.8) | スウェーデン | 193人 | (212) | 0.1% | (0.1) |
スリランカ | 737人 | (777) | 0.5% | (0.5) | ウズベキスタン | 191人 | (208) | 0.1% | (0.1) |
インド | 573人 | (546) | 0.4% | (0.4) | シンガポール | 186人 | (199) | 0.1% | (0.1) |
フランス | 530人 | (705) | 0.4% | (0.5) | その他 | 4,082人 | (4,351) | 3.0% | (3.1) |
フィリピン | 498人 | (524) | 0.4% | (0.4) |
計
|
138,075人
|
(141,774)
|
100.0%
|
(100.0)
|
( )内は平成22年5月1日現在の数
皆さん、この数字を見てください。
中国、韓国が異常に多いでしょう。こうした留学生には我々の税金から補助も出ているんです。今のままでは、
不均衡で中国人に優遇が過ぎます。
ですから私は、中国や韓国以外の国の若者に日本に来たいと思ってもらい、
また将来の日本の国益も考えた協力も彼らにお願いしたいと思うのです。
それで、今回はベトナムやカンボジアで日本語を学ぶ学生や、日本語科のある大学の先生、日本語学校の経営者の皆さんとお会いし、
アジアの若者の日本に対する考えや、日本に来るための障害についてヒアリングをしてきたわけです。
また、日本企業に外国人労働者を派遣しようとする、在外の日本人の方とも意見交換をしてきました。
私は、外国人をただの賃金が安い労働者として3Kの仕事等を押し付けることには反対です。
そんなことをしていたら、必ずあとでしっぺ返しがきます。
外国人労働者に一定期間日本で働いてもらい、彼らにもスキルをつけてもらって、
帰国後も日本と心理的にも経済的にも良いつながりを持ってもらえるような受け入れを考えねばなりません。
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4月4日 朝日新聞より
安倍政権は4日、
外国人労働者の受け入れを増やす方針を決めた。復興や東京五輪などで人手が不足する建設業で「技能実習」を終えた人の再就労を認めるほか、
介護や農業、
家事支援でも受け入れ拡大を検討する。人口が減り続けるなか、高齢化社会を支える働き手を確保するねらいだ。
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それには、単なるお金儲けの人材紹介ではない事業を考える必要があります。
もう少し突っ込んで話せば、アジア各国のエリートが日本の方をむいてくれていないという厳しい現実もあります。
日本人は、まだまだ経済大国の意識を持っていますが、
今後の成長を考えれば、世界には日本よりチャンスのある国がたくさんあるわけです。
そうした状況の中で、各国の優秀な人材を日本や日本の企業のパートナーとして、
繋いでいく努力を我々はもっとするべきではないでしょうか。
外国人の受け入れについて私の考えを整理します。
× 移民の受け入れ
◎ 親日国からの留学生の受け入れ
○ 親日国からのエリート人材の日本企業への受け入れ
△ 親日国からの労働者の受け入れ(安い労働力として3Kの押し付けは駄目)
日本は日本人の国として維持していきたいですが、かといって今の現状では、日本の先行きは厳しい。
外国の方の力もかりながら、日本の若者をもっと鼓舞していかねばなりません。
日本の若者はもっと潜在能力がある。
否が応でもグローバル化の時代、
教育を考えるのに小さい視野で国内だけ見ていたのでは、方向性を誤ります。
また、3つ目の目的は、
カンボジアのマイクロファイナスの取り組みを視察することでした。
このテーマに関心を持ったのは昨年の青年会議所のGTSの視察でした。
カンボジアに学校を立てている方の話はいろいろ聞いていましたが、
それだけでは問題は解決しないと考えていたので、財政的支援とライフコンサルを合わせてやるという取り組みを聞いて、
是非とも現場を見たかったのです。
今回お邪魔したのは Rights
Smart International さん。 経営者は日本人です。
取り組みは簡単に私のブログにまとめましたが、
会社のHPは日本語で読めますので、是非ご覧になってください。
他にも、会社の仕事のうち合わせの予定で、よった台湾では、国のターニングポイントになるような学生のデモに遭遇しました。
また、ベトナムとカンボジアでは内紛や戦争の傷跡もみてきました。
どこの国もいろいろな問題を抱えていますね。
蛇足ですが、せっかくベトナムを縦断したので、当初の日程にはなかった世界遺産めぐりもちゃっかりしてきました。
ベトナムの6つの世界遺産のうち、ハロン湾、タンロン遺跡、阮朝王宮跡、ミーソン遺跡、ホイアンの町の5つを単独強行軍で周りました
(汗)
人生生き急いでると笑われましたが、、、
久しぶりに一人で海外をワイルドの周って、バックパッカーの血が騒ぎました(危険です)。
私の海外に出ての決まり文句は、
日本てやはりいい国だなあ、ということです。
私の中では間違いなく世界一の国です。
それを今後もずっとそう思えるように、今を生きる我々の努力が求められていると思います。
今回の延長で、今年はできればあと3回。10カ国ほどを周りたいと考えています。
まだまだ、学びたいことや経験したいことがあり、
それは政治家のバッジがない今しかできないことだと思うからです。
自由に動ける時間や体力は、お金では買えない。
未来の自分への投資と考えて、借金してでもいきたいと思いますし、そこで学んだことを形にしたいと思います。