1975年から始まったポルポト共産党の虐殺。人口800万のうち300万人が殺されました。
今日は全国に100箇所ほどある処刑場の一つを訪問してきました。
一昨日訪れたプノンペン市内の刑務所に集められた人々が、このキリングフィールドに輸送され、処刑されました。
多い時には一日300人。
共産党の処刑人は10~20代の若者が多かったようです。
殺害方法は、薬や鍬や鎌。
銃弾は高くてかえなかったようです。
この処刑場では、約2万人が処刑されていて、中には外国人ジャーナリストや共産党の兵士もいたようです。
当時は国内の情報がもれないように口封じがあったのです。
一般の国民では、知識層中心に殺され、その負の遺産は未だにカンボジアに影を落としています。
例えば、地方に学校の先生が足りないのも無関係ではないとのこと。
毛沢東にしても、ボルポトにしても、共産党の独裁者は、みんなが平等な共産主義といいながら、
無茶苦茶しますね。
中国などは、身内の虐殺を隠して、ありもしない日本の虐殺を声高に叫びます。
政権の正当化のためですね。
カンボジアも政権が変わったからこうした施設がつくれるんですね。
ご冥福とカンボジアの発展を祈念しました。
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