お隣の国の教育に口を出すつもりはないのですが、
関連して日本も言語教育を考えるターニングポイントかと思っています。
昨日も文科大臣から英語教育のお話がありました。
私は英語教育の推進には賛成です。
しかし、国語教育の時間ももっともっと増やさねば、英語だけ教えても全く意味がない。
そういえ視点をもっといれて、英語教育を考えてもらいたいです。
世の中には、全て英語でやればいいという方がいますが、論外です。
日本人にとって国語は、日本人としての思考や感性を磨く言語。
英語は世界で活動するツールです。
思考や感性を磨かないまま、道具だけたくさん持っても意味がない。
恐らく漢字を忘れた韓国人は将来後悔するでしょう。
日本人ももっとしっかり国語を学ぶべきです。
かつて占領期には、公用語を英語にされかけたことがあります。
それは免れましたが、常用漢字の数は半分に減らされました。
実は言語政策ってかなり大事な政治政策なんです。
言葉を大切にしなければ、大切なものを失う気がします。
数日間沖縄にいて、沖縄の方々が沖縄の言葉を大切にされている様子をみて、いろいろ考えました。
私は今日からしばらく英語で生活してきます^_^;
韓国、漢字レベル低下で「文献」読めない学生急増=ソウル市は「漢字教育の強化は韓国語教育の発展を阻害」
Record China 3月22日(土)8時50分
20日、韓国の学生と求職者の英語のレベルは急速に上昇しているものの、漢字のレベルが落ち込んでいる。写真は韓国・ソウル。
2014年3月20日、韓国・亜洲経済によると、韓国の学生と求職者の英語のレベルは急速に上昇しているものの、漢字のレベルが落ち込んでいる。情報によると、学術文献の90%は漢字で書かれており、多くの学生が、漢字レベルが低いことにより文献を読むことができないという。環球網が伝えた。
報道によると、韓国では1990年以降“韓国語浄化ブーム”が起き、漢字の地位は日増しに低下している。ソウル市教育庁は2014年、3億2000万ウォン(約3000万円)の予算を組み、小中学校での漢字教育を強化する方針を示していたが、ソウル市議会はその予算の一部を削減した。市議会は「漢字教育の強化は韓国語教育の発展を阻害し、漢字の民間教育に良くない風潮をもたらす可能性がある」と説明している。
報道によると、韓国語の単語には漢字語、固有語、外来語が含まれる。韓文学会が編纂する「大辞典」には合計16万4125語が収録されているが、そのなかで漢字語は8万5527語を占めており、その割合は52.1%に達する。
韓国の公営教育メディア・EBSの関係者は、「言語能力を高めるためには、漢字の基礎を固めなければならない。漢字レベルが高くなければ、漢字語の意味を十分に理解し、自らの思考力を高めることはできない」としている。(翻訳・編集/北田)
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