2月23日から行われている沖縄県石垣市の市長選挙に行ってきました。
応援に行った一番の理由は現職の中山義隆市長が、龍馬プロジェクトの設立前からの協力メンバーであることですが、
2次的な理由は石垣島が日本の国防の最前線になっているからです。
選挙の様子はこちらにまとめました。
石垣島の様子は、聞き取りをしこちらにまとめました。
本土においてもそうですが、国防に対する関心や危機感はほとんどの方がないのだなと、私も現地で感じました。
逆に少しでも、国防の話などしようものなら、「あの候補者は戦争を引き起こす!」と相手方に揚げ足を取れれてしまうような状況です。
現地でも歯がゆい思いをしている人は多いと思います。
私も政治家として、皆さんに伝えたいこと、訴えたいことはたくさんあります。
しかし、それを選挙で訴えることはなかなか難しいです。
一般の有権者は、国家観や国際情勢、国防や教育を含めた国家の戦略ではなく、
経済・景気の動向や自身の社会保障など、目の前のことに関心が集中しているからです。
これは仕方がないことだと分かっていますし、それも大切なことだともよくよく分かっています。
私だって、自分のことは当然考えます。
しかしもう一方の頭で考えてもらいたいのです。
国の根幹や土台があって、その上に我々の生活がのっているので、土台が崩れると経済も社会保障もないことを。
学校でもマスコミでもそんな意識付けをすることはほとんど発信されていません。
国や公より、個人を大切にする意識付けだけが行われた結果といえるかもしれません(もしくは昔も今も同じなのかもしれません)。
だからこそ、我々政治家がそうした風潮に迎合するのではなく、人生をかけて学び、
大きなビジョンをもってコツコツ実践しながら、有権者にメッセージを送り続けることが大切なのだと、自分に言い聞かせています。
今回石垣市長選挙に立候補している中山義隆氏は、本当に心ある政治家です。
強く優しく気さくな方です。国家観や歴史観もしっかりしておられます。
こうした方が首長として、国境の自治体を運営してくれることは、国益にかなうと私は信じます。
しかし、こうした評価はなかなか地元の方には十分に伝わらない。
尖閣諸島の問題の重要性や中国の思惑も、現地の方々には見えにくい。
ですから私は、外の人間としてそのことを島民の皆さんに伝えてきたつもりです。
もし、皆さんのご友人が石垣島や沖縄県におられたら、今度の日曜日までにちゃんと市長選挙に行って、
「日本のために投票してきて欲しい」とメッセージを送って下さい。
最近の活動
2月の18日~21日は皇居の勤労奉仕に参加してきました。
これまで、何度かチャンスがありながら、議員の現職のときはいつも仕事が入ったりして参加できませんでした。
今回はやっと機会を得て、清掃をさせて頂き、私は皇太子殿下のご会釈に立ち会うことができました。
四国の88箇所周りをさせていただいたときも同じことを思いましたが、
若くしてこうした機会をえられることは本当にありがたい思いました。
龍馬プロジェクトの国是十則には、皇室のことが書いてありながら、具体的な行動は出来ていませんでした。
予備自衛官の仕事ともそうですが、国防を語るなら少しでも現場に触れたい、少しでも行動に移したいというのが私の想いなのです。
2月22日はCGSの公開収録をしてきました。四月から番組改編をし、しばらく公開収録はお休みになります。
私が関西での活動にそろそろ力を入れねばならないという理由もあります。
4月からの新しい番組もまたお楽しみに。
2月23日は、名古屋で講演をさせて頂きました。以前の講演を聴いた頂いた方からのリクエストで少しテーマを変えてお話してきました。
今後も全国でお話をさせていただく機会があります。
その機会に合わせて龍馬プロジェクトの仲間とも全国で活動をしていく所存です。
2月24日~25日は表ひろあき先生のご紹介で、沖縄の聖地を回らせていただきました。
本土の神道とは、また少し違った信仰のあり方も垣間見ることができ、
考え方の幅が広がりました。海での禊はまだまだ寒かったですが、気持ちが楽になるような体験でした。
また今日から1週間ほど東京出張です。
その後は2週間大阪で活動し、3月後半は沖縄でのG1サミットと東南アジアへの海外視察にいってきます。
今回の視察テーマも「教育」です。また良いレポートを書きたいと思います。