またまた2週間ぶりのブログ更新になりました。
大阪にいるときにしか書けないので、どうしてもまとめての報告となります。
前回も書きましたが、2月は全国行脚です。
龍馬プロジェクトを中心に仲間と新しい取り組みも進めながら、自分が目指すことを形にする方法を考えています。
今回初めて取り組んだのは、龍馬プロジェクトのメンバーと同世代の経営者との交流会でした。
大阪と東京の2か所で行い、初めての取り組みながら多くの方にお集まり頂き、盛り上げて頂きました。
昨年からG1サミットなどに参加させて頂き、世の中の問題を解決するのに、政治家だけが集まってやっていても広がりがない、
もっと政治家も有権者だけと交流するのではなく、広く経営者や実践者と交流し、見識を広めるべきだ、と考えるようになりました。
また、政治家以外の方々にも政治家に対する偏見を変えてもらい、できることなら問題に対し、
一緒に取り組んでもらえる環境を広げていくことが大切だと考え、年に何回かこうした交流の場を持っていくことに決めました。
政治家一人が人を集めると、後援会の集まりのようになるので、
フラットにグループで集まる飲み会のような場を今後も作っていきたいと思います。
インドからゲストを招いたサイバーセキュリティーの勉強会も開きました。
これも昨年11月のインド視察がご縁でできた機会です。
とにかく私は、政治を考えるに当たって、歴史を振り返るとともに、海外の様子や国際情勢をもっと知りたいと思っています。
今の日本がなぜこうなっているのか、世界の中の日本の位置はどうなのか、
そうしたことをもっと肌で感じたいと思いますし、そうした情報を持つ海外の皆さんともっとつながりを作っていきたい。
そして、政治家として今後の国のビジョンや地域のビジョンを提案していきたいのです。
それには、もっともっと勉強したいことが沢山あります。
今は、時間のある限り、動き、本を読み、人に会って、学びを深めます。
今年も海外には機会のある限り行きたいと思います。
さらに2月の3~4日は大分の別府に行き、
龍馬プロジェクトのメンバーと「主権者教育」の体験授業をしてきました。
良い政治には、良い有権者の育成から、という思いで2年前から企画してきたものです。
まだまだ、十分な内容とはいえませませんが、政治の現場をしるものならではのよいものをつくり、普及できればと考えています。
起業を促すシンポジウム、20代の若者に戦略を持ってもらうセミナーなど、
いろいろな場でお話をさせてもらいました。
坂本龍馬のように様々な経験を積み、その経験をもとに吉田松陰のように後進の心に火をつけるような仕事ができれば、
私の命の使い方としては得心がいきます。
しかし、自分自身がまだまだ勉強が足りません。
そこで、龍馬プロジェクトでは、中国四国ブロックのメンバーと研修をしてきました。
民間で教育の取り組みをされている方のお話、
多くの社員をまとめ、企業活動をしながら世の中を良くしていきたいと考えておられる経営者のお話、
1200年の伝統をまもる方のお話、などなど学ぶことはたくさんありました。
そして、直近の2日間はG1東松龍盛塾の運営に福岡へ。
今回はG1の地域サミットにも参加でき、私も塾のメンバーも多くの学びを頂きました。
こうした交流を経て、若い手の政治家がもっと経営のことや経済のこと、国際情勢などに関心を深めてもらいたいと願っています。
最後に。全国を飛び回りながらいろいろな本を読んでいますが、最近一番よかったのは、この本でした。
戦前、戦後の歴史の総括を上手くまとめた内容で、
今後の日本の進み方を考えさせられる良い内容でした。
CGSで、近現代史の番組を作らせていただき、江戸時代から今日までの歴史の流れがある程度できた今読んだからこそ、
良く理解できたと思います。
繰り返しになりますが、やはり今後の我が国の在り方を考えるためには、
近現代史の事実をしっかりと頭に入れる必要があります。
なぜ、学校でそこをしっかりやらないのか、それが不満でなりません。
政治に関わる人も歴史を知らないから、外国の勢力に簡単にやられる。
自国の文化や歴史を知ることが、グローバル人材になるにも政治家になるにも不可欠のことと思います。
私は、そうしたことを皆さんにわかりやすく伝えられる政治家になりたいですし、
若い世代の皆さんに危機感をもって、我が国の未来を考えてもらいたいと思います。
そのために、行動し、様々な経験を積み、仲間を集めて進みたい。
そんな想いで今月の後半も全国を回ります!