こうやって国内外の政治家を潰したり、取り込んだりするんですね。
情報化社会ならではの計略です。
政治家は大変だf^_^;
他人事でないか(。-_-。)
中国官僚がハメられるハニートラップの手口 盗撮動画が大量流出も
2013.12.18
6月21日、中国共産党高官の愛人問題が再び発覚した。中国動態調査委員会主任、党書記の李広年が18歳の愛人と一緒に撮影した写真がマイクロブログに流出した。
自分の娘ほどの若い女性の肩を抱く、ニヤケ顔の裸の中年男。今年6月、インターネット上に、ある1枚の写真が流出した。男は中国動態調査委員会主任で党書記も務める李広年。一方の女性は愛人、それも未成年の18歳で、李はこれが元で免職されることになった。
このところ中国のネット社会では、党高官と愛人との“密会写真”の流出が相次いでいる。
李の写真がおおやけになる1週間ほど前には、中国共産党国家档案局副課長の範悦が、愛人と裸で抱き合う写真を流されて免職に。昨年12月には、山東省聊城市の官僚も、愛人と撮った写真が流出し、さらにそれを見た別の愛人も憤慨して名乗り出てくるという泥沼劇となった。
襟元を正すべき立場にありながら、若い女性にうつつを抜かしたのだから自業自得ではある。しかし、彼らは、何者かの謀略にはめられた可能性もある。
ある中国紙記者によると、「愛人とのあられもない姿を盗撮し、官僚を籠絡するという新手のハニートラップが流行している」というのだ。
その手口が明るみに出たのが、昨年11月の雷政富事件だ。
2008年、重慶市北碚区党委書記だった雷政富は、ある投資顧問会社から紹介された18歳の女性と愛人関係となった。2人の仲はそれほど長くは続かなかったが、その4年後、雷は彼女との思い出をよみがえらせることになる。2人がベッド上でまぐわう映像がネットに流れたのだ。
このハメ撮り動画は、投資顧問会社に命を受けた女性が隠し撮りしたものだった。同社はこれをネタに雷に便宜供与を要求したものの、応じなかったために流出させたとみられている。
ちなみにハニートラップに協力した女性は同社の社員で、創業者の元愛人だった。さらに同社は別の女性社員を使い、官僚や不動産企業の会長など6人をわなにはめ、映像を残していたという。
前出の記者は「党幹部の愛人の密会現場を盗撮した動画や画像は、いまだ流出していないものが無数に存在する」と話す。便宜供与を約束して民間から接待や贈賄を受けても、約束を履行しない高官も大勢いるため、贈賄側は「担保」として愛人との密会現場を盗撮して保管しておくのだという。
一方、昨年には合成された偽ハメ撮り写真で、全国の党幹部70人以上が脅迫される事件が起きたが、通報したのはわずか2人ほど。大多数が「スネに傷」を持っていたため、この程度だったとの見方が強い。
今後、ホンモノの動画や画像が一斉に流出する恐れもある。
「腐敗撲滅を掲げる習近平政権は、特定企業に対する便宜供与に監視の目を光らせている。また、地方では財政難から公共事業の予算縮小が相次いでいる。つまり汚職官僚も、便宜供与の約束を果たすことが困難になってきている。そうしたなか、価値のなくなった担保を流出させる贈賄側も増えてくるだろう」(同記者)
高官たちのハメ撮り大量流出で、中国は日本を超える“AV大国”になってしまうかもしれない。(敬称略)
■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県生まれ。上智大経済学部卒。2004年に渡米、出版社・新聞社勤務を経てフリーに。07年から中国・広州で取材活動を開始。08年に帰国し、中国の社会問題を週刊誌などで執筆中。新著に『中国「猛毒食品」に殺される』(扶桑社)。
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