日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

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インド視察四日目 さらばバンガロール

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バンガロール最終日午後は、

JETROにてヒアリング。

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インドの経済状況や課題、可能性をお聞きしました。

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その後、州議会議事堂の方に移動し、
州政府のゴウラ農林大臣と意見交換。

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インドも若者の政治参加が課題らしく、我々のような若い世代の議員を増やしたい、とおっしゃっていました。

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そしてバンガロール最後の訪問地は、
GITAM大学。

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夜の訪問にも関わらず、たくさんの学生が歓迎してくれました。

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私も気合い入れてスピーチ。

日本は少子化ということもあり、今後は友好国と上手く連携し、労働力や産業を維持していかねばならない。

歴史的にも関係がよく、親日感情の強いインドとは是非仲良くしていきたい。

日本人はあまりインドについて知らないので、今回学んだことを日本に帰ってしっかり伝える。

といったことを話してきました。

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会場からは、たくさん質問も出て、学生の日本に対する関心の高さが良くわかりました。

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彼らの日本に対するイメージは、

日本人は誠実でよく働く、
日本の技術力は素晴らしい、

というものです。

どうしたら日本人のような技術力がみにつくのか?
日本で働くにはどうしたらいいのか?

といった質問もたくさんもらいました。

外から見るとやはり日本がよくわかります。

深夜の飛行機でニューデリーに移動し、追加メンバーと合流し、最後のしめです。

ここまで非常にタイトなスケジュールでしたから、明日からは観光も少し入れてインドを学んできます。

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インド視察四日目 公立小学校

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四日目も濃い内容で視察します。

朝はインフォシスを見学し、お昼はインドの公立小学校を視察。

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街並みはこんな感じの地域です。

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やはり公立学校では、みんなが英語を使えるレベルではありませんでした。

先生も英語は苦手な方がf^_^;)

しかし、子供に一番人気の教科は英語で、子供たちも将来のためを考えているようです。

人気の職業は、医師、エンジニア、警察。人気のスポーツはクリケット。

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私立学校と環境や学力の差はありましたが、規律正しさや家族への思い、目の輝きは一緒でした。

また300人の国歌斉唱は圧巻でした。

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ベトナムもそうでしたが、インドもかなりポテンシャルがありますね。

教育一つだと思います。

心配なのは日本の子供。

特に都市部の子供たちが、、。

なるべく早い段階で日本の若者に海外を経験させたいですね。

刺激受ける子は変わりますよ。

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インド視察四日目 IT企業

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今日は朝からグローバルIT企業のインフォシス本社を視察です。

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今から30年ほど前にインドのプネで、7人のインド人で、250ドルの出資から始めた会社です。

金融ソフトウェアやファイナンシャルインシュアランスがメイン業務。

63%アメリカ、28%ヨーロッパ、9%アジアでシェアを持ち、年間79億ドル の売り上げ。

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今は世界各地に支店を持ち、本社には80エーカーの広大な土地に平均年齢27歳の社員が26000人が働く大企業に。

世界には16万人の社員がいます。

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広すぎるので、敷地内は電気カートや自転車で移動。

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図書館、カフェ、ショップ、クリーニング店、ジム、レクレーション施設など町のようにフル完備です。

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ビルゲイツやブレア元首相もこられていて、
2000年には、森元首相もこられてました。

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企業の在り方の概念が少し変わりました。
グローバル企業の様子は政治家としてもっと知るべきですね。視野が広がります。

また、インド内のギャップもすごく感じます。
昨日の夜迷い込んだ村とグローバル企業。
日本の江戸時代から平成までが混雑する国ですね。

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インドの夜の大冒険

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視察三日目の夕方は、バンガロールマネージメントアソシエーションの皆さんのご招待を受けて、意見交換。

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航空機産業の会社の重役が来られていたので、日本が独自で戦闘機をつくると決めたら協力してくれるか?と突っ込んで聞いたら、喜んで協力すると。

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また、大学の経営者の方々もきておられ、教育の話も盛り上がりました。

我々のために、多くの方々が集まり、ご招待頂けたこてに感謝です。

日本への関心の高さを感じました。

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夜はショッピングモールに移動し、
バンガロール在住の30代経営者や大学生インターンと食事会。

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現地に住む方の意見は非常に的を射ていて、我々の見えなかったインドについていろいろ教えて頂きました。

良い点も悪い点も暮らしてわかることがありますし、それぞれの立場から見た南インドの描写は、大変勉強になりました。

食事が終わると数人はチームを離脱し、現地チームとBARへ。

外国人向けの場所はやはり結構値段が高いf^_^;)

だいたい11時にはお店が閉まるので、我々はインド在住の経営者の運転手の方の運転でホテルへ向かいました。

道中、経営者の方から「教育をしっかり受けていない」インド人が如何にいい加減に仕事をするかという、生のお話を聞いていました。

すぐにごまかすし、失敗しても人のせいにする人が多いと、、

なるほどそれもまた一方の真実だろうと思って聞いていたら、、、

なんと運転手さんが道を間違う間違う。経営者の方が道が違うだろう、と言っても間違いないの一点張り、もうすぐつくもうすぐつく、と繰り返し、

挙句の果ては今回のインドで一番というくらいの貧しい村に迷いこむ(^_^*)

野良犬や野良牛?がたくさんいました。

こちらの運転手さんが道を聞いても答える方が超適当(笑)知らないなら知らないと言ってくれ。

くしくも真夜中のドライブで、経営者の方の話していたインド人の働きぶりの一面を体感したのでした。

インドでも南インドと北インドではかなり人の気質が違うようです。

南部の皆さんはやはり温厚なようです。

今日の夜から北部のデリーにはいるので、そんな違いも見てきたいと思います。

いやー。ハードなスケジュールですが、刺激のある視察です。

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インド視察三日目 インドのエリート教育

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視察三日目の午後はインディアン インスティチュート オブ マネージメント バンガロール(IIMB)を視察。

インドのIITは世界的にも有名で、ここにいけなかったインド人がアメリカのMIT、マサチューセッツ工科大学に行ったという話があるほどです。

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インドには13のIIMがありますが、バンガロールのものは1973年に設立されました。

13のIIMの募集定員は毎年約2000人。
そこにインド中の成績優秀な大学約20万人が応募し、99点をマークした人だけが入学できるというのだからたまげます。

倍率100倍の入試をくぐり抜けたエリートが、二年かけて公共マネージメントや企業マネージメントを勉強します。

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日本でいう国立大学院ですが、国の支援は一切なく、独立採算で経営されていて、

企業との合同研究や企業コンサル、企業の社員教育などで収益をあげ、そこに学生も関わることで、即戦力として役立つための教育ができているとのこと。

先生も全て元経営者か、企業とプロジェクトをすすめている方だけで、経験に基づいた指導を徹底しているそうです。

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ちなみに学費は2年で300万。

インドではかなり高額ですが、ここに入学すれば就職率は100%。

半分人生が保証されるようなので、100倍の倍率になるんですね。

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徹底して選抜し、民間企業と組んで世界基準の学問を学ばせる。

日本にできてないところを見せつけられました。

午前中の一貫校の視察と合わせて、インドのエリート教育を垣間見た気がします。

日本の教育。

本気で考えないと。

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