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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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インド視察六日目 インドの光と影

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今日は朝6時からバスにのり、デリーからアグラへ。

だいたい四時間かかります。

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行く途中には、農業地帯が広がり、野生の牛や鹿がいて、非常に牧歌的でした。

車はまだまだ貴重らしく、一台に10人以上乗ってました。

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目的地のアグラはこんな感じの街です。
まだまだ貧しさが伝わってきます。

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しかし、世界遺産遺産のアグラ城はこんな感じの素晴らしいお城。
16世紀のムガール帝国時代にたてられたというのですから、日本の戦国時代のお城と同じころ。

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そして圧巻はやはりタージマハル。

この世界遺産、2万人で22年間かけて建てたというのですから、圧倒されます。

これを見れただけでもインドに来た甲斐があると、メンバーも大満足。

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タージマハルを作った職人の子孫は今でもアグラに。
その技術は素晴らしいものがありました。

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しかし、また街を歩くと牛や犬、猿、リスと遭遇し、ゴミも多くて臭いもすごい。

物売りの子供たちがつきまとい、子供をだいた母親が物乞いにきます。

物売りの子供たちは学校にはいかないそうです。
インドでは義務教育が徹底しておらず、公立の学費は無料なのに、子供を学校にいかせない親がたくさんいて、仕事をさせるのです。

親たちもいってないから目先のお金を選ぶわけですが、インドでは英語を使えないと所得に繋がりません。

貧困から逃れるために大切な教育の価値がわからないのですね。

日本にもそんな親はいますが(´Д` )

都市、農村、遺跡、貧困、格差。

様々な光と影を見た一日でした。

こうした観察もよい勉強になります。

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