今朝仙台から車をとばし、登米と南三陸を回ってきました。
登米では、被災地で若者の雇用をつくる活動をしておられるユナイテッドアースさんの事務所を訪問。
被災直後から様々なボランティアの受け入れもされており、彼らの活動を通じ、すでに50人ほどの若者が現地に移住し、結婚などもされているとのこと。
南三陸に行く途中の道路には、昨年までなかったコンビニやガソリンスタンドができ、土地の整備も少しだけすすんだようです。
シンボルとなった防災庁舎も来月で取り壊し、毎年みてきましたが、これ見納めです。
町には新しく仮設の市庁舎も建設されていました。
また町では、地元の南三陸ふっこう青年会に所属する山内さんから、町の経済状況や復興の様子などをお聞きしました。
事業を活性化したくても人出も足りず、また住居も仮設のままで、不便が多いようです。
一方、大阪からボランティアで南三陸にきた森加奈子さんからもお話をお聞きしました。
一年前にボランティアできて、その後は復興支援の仕事で生計を立ててきたが、仕事が減ってくると地元の方の仕事を奪うことになるので、辞めて、
今は地元の方とアクセサリーなどを作りながら、若者や子連れのお母さんが集まれるカフェのような場所を作りたいとのこと。
大阪の生活を知っているので、こちらでは、収入も少なく不便を感じる、しかし、一緒にいたい人たちがいるから、踏みとどまっている、とのことでした。
こうやって外から人が来ても、力仕事以外の雇用がなく大変な様子をききました。
森さんの仲間のみなさんは、
被災地の状況を伝えるフリーペーパーをつくったり、
町全体を使った学園祭のようなイベントを企画されていました。
「fortune宮城」「おらほの学園祭」で検索してみて下さい。
午前中最後は、登米市に戻り、やまと在宅診療所の方から、地域の在宅医療に行政とチームをつくり取り組む活動をお聞きしました。
市民病院、医師、看護師、薬剤師、介護事業者がチームで取り組む活動は私も例を知りません。
今日は十分な勉強まではできませんでしたので、また引き続き、学ばせて頂くお約束で次に向かいます。
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