最近久しぶりにテレビドラマを楽しんで見ました。
皆さんもご存知の「半沢直樹」です。
筋を通して、仲間と協力し、対立する相手を倒していく姿に多くの視聴者が共感を持ったと思います。
しかし最終回。 筋をとおして上司の不正を暴いた半沢は、なんと左遷(出向)させられ、
不正をしていた上司の方が生き残る結果となりました。
ドラマながら、「リアルだな~」と感心と落胆を同時にしました。
実は私も「半沢直樹」のような性格で、いつも自分の筋を曲げません。
むしろ「半沢直樹」の方が、私よりも随分と大人だと感じます。
そうして私は、自分の意見やスタイルを曲げないので、決して間違ったことはしてないときでも、
はしごを外されたり、誹謗中傷を受けたりしてきました。人生で何回そんなことがあったでしょう。
そんな私からすると、今回の半沢直樹のエンディングは、リアルすぎてがっくりきたわけです。
ドラマなんだから最後はハッピーエンドにしましょうよ、、、と。
ドラマは高視聴率だったようなので、続編がありそうな雰囲気です。今回のバッドエンドは次回への布石だ、と自分に言い聞かせました。
最近、私の周りでは、増税や大阪の堺市長選の話題で議論が起こっています。
増税は国民のことを考えれば絶対このタイミングでやるべきではないし、
堺の市長選は絶対に維新の会に取らせるべきではない。
これは、議論せずとも明確なことだと私は考えています。
しかし、こうした意見を貫くと、「半沢直樹」のようなことになってしまう「リアル」を予感してしまう自分がいます。
まあ、わかっていても黙ってはいられない性分なので、こうしてブログを書いたりするわけですが、、、。
「半沢直樹」が銀行社会のルールの中で苦しんだように、いやそれ以上に政治の社会にも暗黙のルールがあるように感じます。
周りの政治家の方をみていてもそう感じます。
しかし私は、「はしごを外される」とわかっていても、
自分の考えを言い続け、信念を貫こうと決めています。
なぜなら、そんな私を応援してくださる方々がたくさんいることを最近いろいろな場面で感じられるからです。
「神谷は神谷の信じた道を、神谷らしく進めばいい」
最近、同じような話を何人もの方からしていただきました。
この期待を裏切らない活動をしていきたいと、意を強くする今日この頃です。
今まで6年間、政治の世界で妥協せずにやろうと思うことを全部やってきました。
負けることも多く、現在も落選中ですが、自分への負い目がないので、真っ直ぐにやれています。
話は少し変わりますが、9月20日から5日間、泊り込みで予備自衛官の訓練にいってきました。
いつもながらにいろいろ考えさせられる訓練でしたが、一番胸に残ったのは、
「戦場ではお前等の下に部下がつく、お前らがしっかり指揮を取れねば、
部下は死ぬんだぞ、その危機感をもって訓練に取り組め」
という言葉でした。
私は予備自衛官ですが、三等陸曹なので確かに、新入隊員よりは上の階級です。
下っ端のつもりでしまいたが、確かに部下がつく可能性があります。
私は、自分も自由人なので、あまりスタッフを部下扱いし、自由を奪いたくない方ですが、
軍隊や自衛隊ではそんなことはいっていられません。上司の命令は絶対です。そういう約束なのです。
その絶対の命令が間違っていたり、支持が行き届いていなければ、部隊を死なせることになります。
そうした意識を今回の訓練では強くしました。
半沢直樹の筋を通す話と、上司として部下を守る話は一見矛盾します。
部下にリスクをとらせないためには、勝負をしない方がいいからです。
しかし、リスクをとって、筋を通さないリーダーに、最終的に部下はついてきません。
リーダーの判断に例えリスクがあったとしても、一緒に命をかけますよ、と部下や仲間にいってもらえる
「人間力」を磨かねばならないのです。
そう考えるとまだまだ全然駄目です。
半沢直樹の筋を通して左遷させられる話と自衛隊でのリーダーのあり方の話、
最近この二つのことが頭をよぎり、自分のあり方を振り返っています。
最近の活動
東京と大阪を行き来しながら、CGSの番組を作成しています。
10月26日から始まるG1東松龍盛塾の準備を進めています。
時間を見つけては、日本人の精神や神道、哲学を学ぶ勉強会に参加しています。
吹田JCの事業にも参加。
龍馬プロジェクトのメンバーのイベント開催に協力。
大阪にいるときは自民党メンバーの選挙応援に!
また、今日から名古屋、東京、仙台などを2週間ほど回ってきます。
会社の仕事や政治家の視察、龍馬プロジェクトの研修などがメインです。
10月後半は大阪での活動が中心に!
10月12日(土)には上念司先生を大阪に招いてCGSの公開収録を。
http://www.kamiyasohei.jp/event.php?itemid=2013
なかなかない機会なので関西の皆さん是非お越しください!!
公開収録の雰囲気はいいですよ。やるほうは緊張しますが、、汗