歴史を振り返れば、終戦までの日韓の関係は決して悪いものではなかったと私は考えています。
併合という形であっても、協力はできていたはずです。
でないと95歳のおじいちゃんは日本のことをよくは言わなかった。
また、今でもたくさんの韓国人が日本で働いています。
生活の拠点を韓国において、日本で働く韓国人の数を知りたい。
そんな歴史や現実を押し倒しながら、
日韓の関係を悪くしようとする力はどこからわいてくるのでしょう?
確かに最近の韓国は、政治においてもスポーツにおいても酷い。
日本人が温厚だからすんでいるものの、、
同じことを他国にやったらどうなるか?
日本より韓国にとってマイナスが大きいはずなのに、、
こんな関係を作り出す韓国ではどんな教育や報道がされてきたのか?
誰がそう仕組むのか。
最近そんなことを考えています。
朝鮮戦争、知られざる日本の貢献 多大な後方支援で多くの犠牲者も…
2013.09.19
朝鮮戦争で、日本人死者を出してまで貢献した“歴史”は韓国で忘れられている
日本と韓国の関係が、どうもおかしい。慰安婦に関する件をはじめ、原発の汚染水問題を理由にした水産物禁輸、戦時徴用で日本企業に賠償命令の判決…。思いつくままに挙げても、次々に出てくる。
また、安全保障上も気になることは多い。巡航ミサイル配備や弾道ミサイルの射程延伸、武器輸出の促進、在日米軍の戦闘機整備への参入…。
どうも日本を強く意識しているようにも見えるが、真意は分からない。
とにかく本来、安全保障上の協力関係を確実にしなければならない韓国、日本そして米国という3国が奇妙な三角関係に陥っている感がある。
この状況について、よく「デリケートな歴史問題がある」ために韓国の対日感情が悪いといった見解が聞かれるのだが、これに対し思うことがある。それは朝鮮戦争に赴き、そして戦火に倒れた日本人たちのことだ。
ほとんど知られていないようだが、日本からは特別掃海隊が米軍の命令によって出動し、元山や釜山など各所で機雷の除去作業を行っている。漁船などの粗末な木造船で、日本海の荒波にもまれながら、なんとかたどり着き、米軍とともに作業を行ったのだ。
そして、その際、触雷して1人の青年が殉職している。この特別掃海隊は海上保安庁所属だったが、ほとんどが海軍出身者であった。彼らにとっては戦後の日本近海の航路啓開(=機雷掃海など)に引き続いての任務であり、命懸けの戦いは終わってなかったのだ。
「日本人の貢献はまだまだあるんです」
そう教えてくれたのは、防衛省防衛研究所の関係者だ。朝鮮戦争停戦から60周年となった今年7月末に同HP上で公表された「朝鮮戦争と日本」では数々の事実が明らかにされている。
在日米軍兵士などを運ぶ海上輸送でも船舶やその乗員には日本人が多数含まれており輸送船が触雷し日本人船員22人が死亡するなど、朝鮮戦争勃発から半年間で事故や疾病などで亡くなった人は56人を数えるという。実際はもっと多いのかもしれないが、当時の雇用形態もまちまちであり、全容解明は困難なようだ。
このように日本は、朝鮮戦争において在韓国連軍の兵站基地として多大な後方支援をし、また多くの犠牲者も出したのだ。これも極めて「デリケートな歴史」であるが、日韓両国はこれらの全ての事実と向き合った上で、互いの国益に見合った連携を目指すべきではないだろうか。
■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)、「武器輸出だけでは防衛産業は守れない」(並木書房)など。
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