はだしのゲンの閲覧制限について、マスコミが騒いでいる。
松江市の教育委員会がボロクソに叩かれている。
描写が過激だからダメだというのが、表向きの理由だが、、
教育委員会の判断基準はそれだけだったのだろうか。
戦争の悲惨さを伝える本としては、ある意味いいのだろうが、歴史資料だというコメンテーターの表現には違和感を感じる。
はだしのゲンのような本を読めなくすると、子供が戦争を美化するようになるというコメントも意味がわからない。
私がコメンテーターなら以下のように話すと思います。
表現の自由、情報を受け取る自由は大切だが、学校図書の選定にはある程度、教育委員会の裁量が認められるはず。
マスコミが教育委員会をここまで集中放火するのはおかしい。
他の本でもここまで騒ぐか?
また、なぜかこれまで戦争マンガというと、はだしのゲンだけが学校図書にならんでいたことに問題を感じる。
水木しげる氏や小林よしのり氏の本と並べて、戦争に対する様々な捉え方を子供に学ばせることが必要ではないか。
また、テレビが切り取るインタビューコメントがおかしい。
はだしのゲンなどを読まなくなると、戦争は悪いことだ、ということがわからなくなるというコメントがいつも強調されている。
しかし、戦争は究極の外交手段であり、国際法で認められている、ということを教えずに、はだしのゲンのようなマンガだけを読ませると戦争=悪、戦争に関わった人=悪人となる。
過激な描写より、こうした印象操作をされることが問題ではないか。
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