参議院選挙期間にたまった仕事のため、しばらく東京に行ってきました。
講義をし、CGSの収録やミーティング、企画会議、研修会の運営をしてきました。
だいたい7割が会社の仕事で、3割が政治活動です。
特に今急ピッチで進めているのは、CGSの番組編成とスタッフ育成です。
CGSは、龍馬プロジェクトをやっていく中、メンバーが全国に散らばっていて、
なかなか集まって一緒に研修ができないので、良い先生の講義をどこにいても
見れるようにしようというのが、立ち上げのきっかけでした。
また、6年間政治に携わり、大阪での維新の会の盛衰を間近で見てきて、
世論の形成がマスメディアによってなされていることの危険性を感じ、
私たちが目指す日本をつくるための政治を行うには、良識ある民意が必要不可欠であり、
それには基礎となる情報の共有が欠かせないと考え、CGSを始めました。
例えば、安倍政権ができたときから、今後憲法の改正が議論されると私は考えました。
けれども改正には国民投票が必要で、最後は国民の判断が求められますが、
そもそも憲法とは何か?どうした経緯で今の憲法がつくられたのか?などと
いったことの共通認識ないままの国民投票が機能するかどうか、私にははなはだ疑問なわけです。
CGSでは、こうしたテーマに関する話をなるべくわかりやすく、ユーモアも加えて、
若い世代にも見やすいタッチで配信することにしました。
スポンサー集めから会場手配、講師やスタッフ探しまで、なかなか骨の折れる取り組みでしたが、
私の活動の趣旨を理解して下さった倉山満先生や周囲の皆さんの協力で、
なんとか事業として運営ができる目処がたってきました。
しかし、協力者の好意に甘え続けるわけにはいきませんし、私も番組作りだけが仕事ではなく、
次の選挙に向けての活動もせねばなりません。
そこで、番組のスポンサーを募り、スタッフを増やし、育成して神谷が現場にいなくても収録や配信のできる状況づくりに力をいれています。
趣旨に賛同して下さる皆さんが力を貸して下さるので、少しずつ前に進んでいます。
番組内容も最初の3つから9つに増え、8月中には12番組まで充実させます。
そしてこれらのアーカイブがたまっていけば、ネット大学のようなものができ、
あとから入ってきた人でも、ネットをみて学び、知識の共有ができるように
なるだろうと期待しています。
近現代史、経済、哲学、地域再生、神道、文化、サブカルチャー、国際情勢、医療と健康、日韓関係、などなど、
皆さんのニーズも踏まえながら、良い企画をたてて、私自身も学ばせて頂ける番組をつくっていきたいと思います。
私が吹田の市議になってから一貫して目指しているのは、
日本が世界の中で輝くための教育、人づくりです。
龍馬プロジェクトはそのための仲間集めで、
国政への挑戦は、国の制度にたいして発言権を得るための手段。
(目の前の地域の方のために働くなら、地方議員の方がいい)
CGSは共通認識をもつための情報のプラットホーム作り、
そしてもう一つ進めている人材育成事業は、自分の現場をもち、モデルを作ることです。
また、上記に加えて必要なのは、私自身がもっと勉強し、知識を深め、視野を拡げることです。
前例のない活動で、なかなか万人の理解を得るのは難しいですが、
ずっと考えてきて、私自身これしかないだろうと思っていますので、一定の結果が出せるまでやらねばなりません。
なんといわれても、貧乏をしても、頑張っていくしかありません。
ベンチャーはいつもそんなものだと思っています。
近況のご報告でした。