10億の要求をしていた町長が落選になるかと思っていましたが、
事態は動きましたね。
反対派が勝つとまた厄介です。
神戸空港の悲劇を連想します。
関西空港は神戸にもってくるべきでした。
空港や基地の配備に自治を重視し過ぎると後で後悔します。
大局的判断を!
町有地賃貸の契約可決へ 陸自配備で与那国町
2013年06月20日 産経
日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)に陸上自衛隊沿岸監視部隊を配備する政府の計画をめぐり、同町は20日、町有地約21ヘクタールを年約1500万円で賃貸する契約を沖縄防衛局と結ぶ議案を町議会に提出した。
同日中に可決される見込み。防衛省はこれまで年約500万円の賃貸料を与那国町に提示していたが、町によると、防衛省側と既に年約1500万円で合意しているという。
外間守吉町長は一時、自衛隊施設建設の迷惑料として10億円を防衛省に要求、防衛省側は不可能だとして計画の白紙化も検討せざるを得ないとしていた。
町の自衛隊誘致推進派が計画の頓挫を懸念して外間町長に反発し、外間町長が10億円要求の方針を撤回した。
議案によると、町有地は島南西部の南牧場と中部のインビ岳の一部。防衛省は平成27年度末までの部隊配備を目指している。外間町長は経済活性化のため配備計画を推進してきたが、住民の反対運動も続いている。
陸自配備 年1200~1400万円で与那国と用地賃貸借
2013.6.19 01:42 [自衛隊]
与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視部隊」の配備計画で、防衛省と町が用地の賃貸借契約を締結することで合意する見通しとなった。複数の政府高官が18日、明らかにした。外(ほか)間(ま)守(しゅ)吉(きち)町長が配備に伴う「迷惑料」としての10億円の支払いを要求し、国がこれを拒否したことで計画は頓挫しかけたが、町長側は要求を撤回。防衛省も用地の年間賃借料を500万円から1200万~1400万円に上積みした。
町は20日に賃貸契約に関する議案を町議会に提出。24日までの会期中に可決し次第、防衛省との契約手続きに移る。賃貸料とは別に、町は周辺施設整備の要望も伝えてきており、防衛省は地域振興などに資する範囲で検討する。
暗礁に乗り上げていた交渉に動きがあったのは今月14日。外間氏は、訪問した防衛省の担当課長に10億円の要求撤回と賃貸借契約に応じる意向を明言した。
これを受け、防衛省は町内の2カ所で約20ヘクタールの用地について、新たな契約条件を提示。当初、農牧地として年間500万円の賃借料を示していたが、宅地と農牧地の間をとり1200万~1400万円を打診した。この額は10億円を支払った上での賃貸料として外間氏が要求していたもので、外間氏も受け入れる方向だ。
防衛省は今年3月までの契約を目指していた。部隊配備が遅れれば周辺海・空域で挑発を続ける中国への対処能力を向上できない状態が続く恐れがあったが、今夏中に契約を終えれば予定どおり平成27年度末までの部隊配備は可能という。
ただ、与那国町では8月に町長選を予定。今回の混乱で自衛隊受け入れ派が分裂し、別の候補を擁立する動きが浮上。反対派が“漁夫の利”を得る可能性があり、そうなれば陸自配備は白紙となりかねない。
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