今日は、第12回 関西龍馬塾です。
規範形成教育がテーマです。
内容を紹介します!
社会や組織で価値観が多様化し過ぎて、社会不安が発生していませんか?
いじめ、虐待、自殺などの数は増えています。
なぜでしょう?
止まるべき一線がない。異なる組織では歯止が共有されていない。
これが問題ではないか。
山本七平の『論語の読み方』を紹介。
ー自由民主主義の社会では規範は自分でもたねばならない。
➡現代は無規範社会になっている。
とはいえ、2011年の東日本大震災では、日本人の振る舞いに世界中が驚嘆した。
日本人の根底には、自制心や助け合いの精神がある。
しかし、現代は人によりかなり規範がはだばらだ。
よって個人は迷い、自信喪失する
社会性や人間力は欠如。
ルールのないスポーツは楽しくない。
やはり、規範=ルールが必要。
現代の公教育には、規範を学ぶ場がなかなかない。
(よい組織やチームには規範がある)
かつて江戸時代までは、立派な大人になるために規範を学ぶ場があった。
けれど明治以降は知識•技術しか学ばなくなっている。
しかしDNAにはまだ眠っているはずだ。DNAは7代先まで遺伝する。
————–
生物学的な人間の成長
3歳まで
道徳的感情を育てる時期
10歳まで
社会生活における欲求克服の時期
20歳まで
自分の思想やビジョンをつくる
江戸時代までの教育は、この発達段階にかなっていたのではないか。
また中国古典をうまく使っていた。
人間の救済は人間によってのみ可能だ。
完成度の高い人間とは何かを問うている。
この知恵を現代風にアレンジして活用すべきでは。
————–
規範教育の目的ー自己の確立
規範の習得と自己の鍛錬が必要
規範1ー慈愛である、仁
義愛である、義ー礼ー智
規範2ー徳
規範3ー先義後利、先に自分の役割を。
———-
内容は盛りだくさんさんで、
十分にまとめれません^_^;
テーマとは少しずれますか、
足らざる点を自覚し、
自分で自分を鍛えあげること。
この言葉が一番ささりました。
規範形成教育=人間力養成教育
ですね。
iPhoneからの投稿