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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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戦後教育の弊害

ブログ |

昼には大阪に戻り、午後一番は講演会に参加です。

講師は、元大阪府警本部長の四方修氏。昭和五年のお生まれです。

テーマは、教育とご自身の体験。

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以下要約。

アリストテレスは、
国家の運命は青年の教育にかかっている、と言葉を残している。

日本の教育は、占領政策による教育改悪により劣化した。

その教育を受けた世代が日本の政財界のトップに立つ時代がきた。先が思いやられる。

戦後はアメリカの方針で、義務教育を拡大し勉強したくない子にまで勉強を強要し、落ちこぼれが増え、非行も増えた。

また、愛国心がなくなり、大志をもつ青年も減った。
例をあげれば、警察官の採用をしていても「平凡な警察官になりたい」という青年がたくさんいて驚いた。

逆に利己的な人間が増えた。
職業意識を聞くと、自分の生活を大切にしたいというところに一番丸がつく。

すべて戦後教育に繋がりがあると思う。

また、次にメディアの時代がやってきた。
国民が深くものを考えなくなった。
ポピュリズムを煽る過激な発言に国民がすぐのっかってしまう。

また、リーダーがいなくなった。
政治家も大衆を知らない者が総理などになる。
政治家は大衆の中にはいり、大衆を知らないといけない。これは古来からの格言である。

占領政策によって失われた
人間教育に力を入れる初等教育をやって欲しい。

安倍総理には期待するが、彼らも戦後教育で育っていて、戦前との比較ができ、良い点を継承してくれるか一抹の不安がある。

憲法の改正が議論されているが、
その前に教育の立て直しを頑張って欲しい。

———-
後半のご自身の半生のお話も大変興味深かったです。

前半の教育のお話は経験からでたもので、説得力がありました。

昭和初期の世代の方は多くこうした意見をお持ちです。

その世代の方々がいらっしゃるうちに、教育を立て直ししたいものです。

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