今日は東京、名古屋と周り、
大阪に戻り、関西経済人懇談会に参加です。
講師は藤井聡先生。
久しぶりに生のお話をお聞きしました。
安倍内閣は別名。危機突破内閣。
経済、震災、エネルギーなどいろいろな危機がある。
それを乗り切る政策が国土強靭化政策。
日本経済は、経済恐慌に弱い体質。
外需だよりの政策をすすめてきたから。
グローバル化すると世界のマイナスの影響も全て日本に関わってくる。
内閣官房では、
ナショナルレジリエンス懇談会という識者会議を開いている。
議論であがった内容を紹介する。
東京一極集中では、関東に震災があると日本全体がダメになる可能性が高い。
強靭なシステムのポイントは、
自立、分散、協調、連携。
中でも協調性が大切。
地域に協調性があれば強い回復性が生まれる。
また、人の繋がりが大切である。
さらに、長期的な視野、システム的な視点、過剰な市場原理の回避と適切な規制もかかせない。
これらはいずれも、日本の経済•社会システムや国土の「構造的な強靭化」が必要ということを意味している。
こうして考えると、
過去の日本にはそれがあったのでは?
危機管理意識をもって、構造改革が必要。
これを成し遂げるには、国民の支持にささえられた政治の力が必要。
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今アベノミクスの金融政策で日本の金融市場は活気づいてきた。
しかし、金融市場だけ拡大させてはダメで、実体市場にお金を流さないといけない。
それをやらないとリーマンショックと同じことになる。
金融市場に溢れるお金を実体市場に流す役割を政府が財政出動でやらねばならない。
そして次の成長政策が大切。
ここで大資本が動きやすくなる規制緩和などすると、大量の失業が発生する可能性がある。
自治体や中小企業にお金が流れるしくみを考えるべきではないか。
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今までも何度もお聞ききしているお話ですが、
より具体化してきた感があります。
また月末、龍馬プロジェクトの総会で突っ込んで聞きたいと思います。
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