全国をまわると自民党の復活に期待するよ!といった意見を頂き、有難いのですが、
大阪だけは以下のような事情です。
先の選挙において、私が決して勝ち組にのったのではないことがお分かり頂けるかと思います。
しかし、なんら後悔はありません。
劣勢だからこそ面白いと感じる性格です!
総裁や自民党の本体が、まっすぐ国益の実現に向けて進んでくださるならば、
私は例え厳しい持ち場でも
頑張って働いていきます!
維新に勝てない…苦悩の自民大阪府連 参院選へ候補者選び難航
2013.2.16 22:27 産経
昨年12月の衆院選で政権を奪還した自民党が、橋下徹大阪市長らが率いる日本維新の会の本丸・大阪で苦境に立たされている。維新が初めて候補を擁立した平成22年5月の大阪市議補選(福島区)以降、自民は公認・推薦候補を立てた府内の選挙で維新に「1勝10敗」と大きく負け越している。維新草創期メンバーの大半はもともと自民の地方議員で、重なる支持層が維新に流れたほか、支部組織の弱体化も深刻。府連幹部らは、今夏の参院選に向けて危機感を募らせている。
反転攻勢ならず
自民が大勝した衆院選だったが、大阪全19選挙区では、維新12議席、維新の推薦を得た公明4議席に対し、自民はわずか3議席。比例代表の得票率も、全国では自民の27・6%が維新の20・4%を大きく上回ったが、大阪府内では維新の35・9%に対し、自民は20・9%にとどまった。
「ここで勝てば、維新の風が弱まったのに…」。今月10日、柏原市長選と同日で行われた府議補選(柏原市選挙区)。自民新人が維新新人との一騎打ちに破れ、府連関係者ががっくりと肩を落とした。
自民は市長選での擁立や推薦を見送り、府議補選に専念。元市議で若手の女性を立て、維新との差別化をはかるとともに、高市早苗政調会長ら党幹部も応援に投入する「国政選挙並み」の選挙戦を展開した。
しかし、維新も橋下共同代表や幹事長の松井一郎知事らが現地に入り、政治経験のない新人を押し上げた。府議補選を反転攻勢のきっかけにしたかった自民だったが、狙いは外れた。
先細る支部組織
自民府連関係者は、苦戦が続く理由の一つに、府内の地域支部組織の弱体化を挙げる。「自民だった府議らが維新に移ったのとともに、地域の支持層も根こそぎ持っていかれた」。その傷はいまだ癒えない。
松井氏のおひざ元、八尾市の支部長は、昨年11月末まで、松井氏の父親の元府議が務めていた。ほかにも“維新系”の人物が地域支部長になったままの支部があるとみられる。
府連は支部組織の再構築に懸命だが、23年4月の統一地方選で行われた府議選や大阪市議選で維新に大きく水を開けられたうえ、昨年の日本維新の会結党に伴い、大阪10区と14区を地盤とする衆院議員が自民から維新に合流。弱体化の進行を食い止めるだけで手一杯なのが現状だ。
分厚い壁
勝てない焦燥感からか、自民府連内部にはわだかまりもくすぶる。現職が引退する今夏の参院選大阪選挙区の候補者選定をめぐり、所属地方議員は、元衆院議員らを推す声と公募を求める声に分かれており、いまだ調整がついていない。
「政権を取った今こそ、巻き返しを図りたい」。府連幹事長の高野伸生大阪市議は、大阪選挙区の改選数が1増となることも見越して気を引き締めるが、分厚い維新の壁を前に、党内には厭戦(えんせん)気分も垣間見える。
ある府連幹部は「維新に勝つには地域支部の立て直しが不可欠。それには地方議会での勢力回復が大前提だ」と、早くも2年後の統一選に目を向けていた。
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