ついに完成しました!!
これまで文章を書き、何冊か本にして出版してきましたが
今回初めて、自分一人で一冊書いてみました。
出版の企画は昨年の夏に持ち上がりました。
支援者の皆さんや新しく入って頂いた龍馬メンバーに、
龍馬プロジェクトの活動を知ってもらいたいという思いがありました。
また、国政選挙に出る前に、これまでの活動を文章にまとめておきたいという思いもあったのです。
企画が二転三転し、選挙も急に始まってかなり当初の意図とずれましたが、いよいよ今週発売になります。
せっかく作った本です。
できるだけたくさんの方に読んで頂きたいと考えて知人に聞いたら、
Amazonでみんなが集中して買えば注目が集まるよ、と聞いたので、ご協力頂ける皆さんにお願いです。
2月7日(木)の6:00から8日(金)の23:59の時間に集中して、
以下のページから購入ください。
Amazon
「日本のスイッチを入れる」
Facebookなどで周囲に情報を拡散していただいても嬉しいです。
ただ買ってくださいというのも嫌だったので、
今回はかなり突っ込んで私のビジョンをブログにまとめました!
自分なりには、かなりの力作ですf^_^;
今回のブログを読んで頂き、なんで神谷はこんなふうに考えるようになったんだろう?
と感じて頂いた方は、是非キャンペーンにご協力下さい!
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先週は旅で海外にでてきました。
行き帰りは一人で、現地では龍馬プロジェクトの仲間などと合流するという気ままな旅です。
この五年半、市議になってからというもの、外国に行ってもほとんど仕事がらみ。
日割りにすると一日あたり三万円に歳費をもらっていた吹田市議の立場を考えると、
貧乏性の私は何日もプライベートで休むのが申し訳ない気持ちでいました。
それで、どうしても視察などを絡めないと長期の遠征には出にくかったのです。
しかし、今の私の立場は正式には無職ですf^_^;
自民党の支部長も次の正式決定を頂くまで、仮の状態。
党からの活動資金もないので、無収入の状態です。
これほどフリーな期間は人生なかなかありません。
そこで選挙の整理をひと段落し、
現在は一定の政治活動をしつつ、
元々自分がやりたかった人材育成の仕事の基盤をつくるために、会社設立の準備をしたり、
生活基盤をつくる収入確保のための活動をしたりしています。
そんな中、私はできるだけ自分の時間をつくり、読みたかった本を読んだり、旅に出ていろいろなものをみて、
未来を考えたいと思っています。今回の旅もその一環。
何を考えるか?
それは、これから日本はどうなっていくんだろう、ということです。
これを考えずに、次の選挙の当選だけを考えるなんて私にはナンセンスなのです。
正直、自分個人の生活のことを考え始めると、政治家なんかやってられない気持ちになります。
未来予想をたて、自分をいかに社会に役立て、いかに良い仲間と時間を共有するか、を考えるからこそ政治をやろうと思えるのです。
多くの政治家とは、発想が違うと感じることが多くあります。
また、有権者の皆さんが思う「政治家とはこんなものだろう」というイメージとも違うと思います。
よく周囲から言われる「選挙に通るにはこれをやらなきゃ」なんてセオリーを私は踏襲しません。
当選した後に繋がる活動の積み重ねの中で議席をとらないと、ミイラ取りがミイラになります。
えっ!こんなんで政治家ができるのか?
というようなやり方を独自で作り出し、新しい政治家モデルを創造し、周りに広げ、
今まで政治家なんてやるはずもなかった人たちに政治を任せたいというのが私の思いです。
なぜなら、政治をやる人間を変えないと政治はいつまでも変わらないからです。
今の一般的な政治家の活動は既に賞味期限切れになり、、国民の信頼も失っているように感じます。
特に私と同世代以下にその傾向があります。
従来の政治家の固定観念をすて、新しい政治モデルを確立しないと、近い将来、政治家なんていらないと国民から言われてしまいそうです。
私の所属する自民党も、その典型かもしれません。しかし、新しくできた維新の会が、名前は維新でも全然新しくないので、
私は自民党の中の若手の皆さんと新しい道を模索していく道を選びました。何事も思いを同じくする仲間集めからはじまります。
さて、以下には私個人の今現在のビジョンをまとめたいと思います。
私は、21歳の時、世界18カ国を周り、自分を含めた日本人の若者の意識はこのままではいけないと思い始めました。
なんとかしたいと思い、その手段として政治家を選びましたが、政治の世界に入るとおかしいことばかり。
あちゃー(゚д゚lll)と思いましたが、
簡単に辞めるわけにもいかないので、林英臣先生の塾にいき、熱意をわけて頂き、橋下徹氏との会をつくったり、
龍馬プロジェクトを始めたりしました。
全ての原点は「このままでは日本の未来はやばいなあ」「日本がこけると俺もやばいなあ」
という危機感です。
それは、漠然とした危機感でしたが、
林塾で文明法則史学などを学ぶと「歴史は繰り返す」ことがよくわかり、
今現在が時代の変わり目なのだと理解しました。
坂本龍馬も時代の変わり目に生まれたから世にでたのであって、安定した時代には龍馬は生まれなかった、
時代の変わり目はしんどいけれど面白い時期だと、教わり得心したのです。
林先生の時間軸で考えると、2015年が次の転換期となります。
2008年にそれを聞いた時は、本当か?と思いましたが、
その後、リーマンショック、政権交代、東日本大震災などの流れをみると確かに変わりそうだ、と実感しています。
2015年にどんな転換があるでしょう?
明治維新や敗戦並みのものか、それ以上か?価値観がひっくりかえることが起こるのか?
日本の財政破綻なんかはありえますよね?
誤解を恐れずにいえば、アベノミクスは国をあげての大博打、座して死を待つか、
打って出るかの瀬戸際で攻めに出たというのが私の考えで、私はこれにのって一緒に働こうと思ったわけです。
国民の皆さんがこの博打を自分の問題だ、負けたら大変なことになると思って協力して下されば、日本は勝てるかもしれませんが、
人ごとのようにみて、協力して下さらねばコケてしまいます。
コケたら憲法改正や戦後レジームの脱却はしばらくお預け(-。-;
私はそんな風に思っていて、その博打が上手く転ぶように、安倍総裁の下で尽力しようと選挙に出たのですが、
短期間では、選挙区で自己紹介程度しかできませんでした(・ω・)
そこはちょっと残念です。
財政破綻すると、社会は混乱するのでできるだけ避けねばなりませんが、一方では悪いことばかりでもありません。
様々なものが壊れるので、既得権は一定以上なくなりますし、一部に偏ったお金の流れもフラットになります。
つまり資産をもつ人がいろいろ失い、私のように借金やローンをかかえる者には徳政令的な変化が起こると予想されます。
申し訳ないですが、年金で暮らす高齢者に不利になり、我々働ける若者が有利になります。
誤解しないでください。
決して私は財政破綻を奨励しようなどとは思っていません。
ただ、そうしたことも想定し備えていくことが必要だと考えているのです。
他にも大震災や世界的飢饉、疫病、戦争なども想定できます。
本当は国政ではこうしたことを国民的な議論とし、備えをしていくべきですが、メディアがわるいのか、政治家の器か、
近視眼的な議論ばかりが目につきます。
次の時代の転換期がやってきたとして、
日本には、かつてのようにシナやヨーロッパ、アメリカというロールモデルはありません。
お金や物質より、精神や感性が重視される時代になるような気がするので、
文化力のある国、精神性の高い国が次の世界のロールモデルになると感じています。
そうなると歴史の永続性を持つ日本ような国が世界のロールモデルとしてクローズアップされる可能性も高いと思うのですが、
日本も戦争で敗れてからだいぶやられてしまい、決して精神性の高い国とは言えない状況にあります。
とすれば、何をしておくべきか?
皆さんももうお分かりですよね。
この国の歴史や文化に根を張った日本流の教育や人材育成です。
2673年続くこの国にはどえらい無形資産がねむっています。
我々がそれに気づき、才能ある若者に伝えていく、そして次の時代のリーダーになりうる人材をみんなで育て、
その人物に周りを啓発してもらうのです。
戦時中の新聞報道を勉強したり、小泉ブームや維新ブームをみてよくわかりましたが、日本人は風に流され易い。
これは欠点でもあり、長所でもあります。
お調子者といえばそうですし、一方では団体行動に向く、チームで動ける民族性だと私は考えています。
よって、良いリーダーをかかえる「チーム」が先頭に立てば、短期間で日本人は舵をきり新しい道にすすんでいけます!
そんな考えで私は、今のうちからリーダー育成をしたいと思っているのです。
私は、次の時代のリーダーの資質は3つあると考えています。
世界的な視野をもち、外国語の一つ二つは話せないといけません。
そしてその根底には、日本人としての国家観、歴史観、確固たるアイデンティティが必要です。
二つ目に、タフネスが必要です。敢えて厳しい状況に自分をおき、
それに耐え這い上がる強さ。
誤解を恐れずいえば、震災などで辛い思いをした若者は長い目でみれば、よい経験をしたのかもしれません。
さらに三つ目は、一人のカリスマになるのではなく、
チームをまとめマネージメントする力です。
歴史上の人物でいえば豊臣秀吉。若い人向けにいうとONE PIECEのルフィーのようなリーダーシップが必要ではないかと考えています。
私は政治家になり、そんなリーダーを育てる教育モデルをつくりたかったんです。
吹田でも一所懸命訴えたんですが、政治に無関心な人も多いし、皆さん目の前のことが大変なのか、
20年30年先を考えようといってもイメージしてもらえなかったように思います。私の発信力も足りませんでした。
いかんせん政治家は選挙があって面倒です。
一つの町でモデルをつくろうと考えても、首長と議会の過半数をおさえねば、ことが進みません。
ダメな首長がいったん力をもつと、4?8年は続くので、速い時代の流れについていけません。
(かといって首相のように毎年変わると困るんですが、、、)
自分の事務所のインターンに教えるなら簡単なんですが、、、。
しかし、この面倒くさいことをやる過程も大切で、なかなかできないことだからこそ、できれば発信力は高いし、実効性もあるんです。
ですから、私は政治も頑張ります。ステージはいったん地方自治体から、国政にシフトしましたが、
これまで両方やっていたのを今後は国政に集中するんだと考えて下さい。
まず、大きな制度を変えられる環境までいかないと、いつまでも小さな範囲の活動では、時代の流れにベクトルを合わせられません。
2015年まであまり時間もないので、既にある程度わかっている人を集めて実際にチームにしておくこともやってきました。
それが龍馬プロジェクトです。
今までは政治家中心に集めてきましたが、次は公務員や民間の経営者や教育者と繋がっていきたいと思っています。
今まで議員でしたので、いろいろ色眼鏡でみられましたが、今は政治家ではあっても民間人です。
このポジションだからこそできることがあるはず。
それがなんなのか、これまでブログに書いてきた様に、今計画を練り直してゆっくりと考えています。
元々そういう思いがあり、
選挙に落ちることも想定し、活動を続けていたので、選挙に落ちても凹まないのです。
バッジがなくても政治はできますし、ない方がやり易いこともあります。
しばらく充電期間を楽しみながら、生活費と活動費を工面しやっていきます。
自慢できることではありませんが、五年半市議をやっていながら、私には借金はあれど、全く蓄えがありませんf^_^;
ずっとカツカツでやってきたので、金銭的厳しさはずっと一緒です。これまでもなんとかやってきましたし、これからもなんとかします。
頂いたお金は全て、見聞や知識を深める自己投資や仲間やスタッフを増やすために使いました。
現金や形なるものは残っていませんし、家庭ももてていませんが、
五年半皆さんから頂いた投資は確実に私の中に生きています。
経験や知識、ネットワークは、かなり頑張って身につけらたと思います。
また、吹田市にも新しい政治グループを残しました。自分でいうのも恐縮ですが、この五年でだいぶ吹田市の政治風土もかわったんですよ。
その積み上げを皆さんにわかって頂けるよう今後も活動し、
神谷にはいろいろやらせないといけないな、と思ってもらえる自分作りや広報活動にも力をいれます。
今回も徒然と書きましたが、
今日のブログの内容はこれからの抱負でもあります。
ここまでの思いに至るには、それはまあいろいろとあったわけです。
その過程を冒頭に紹介した書籍にまとめました。
また是非、読んでみて下さい!