党内での議論。
新しい声の吸い上げ。
大いに結構だと思います。
私も現場にいたら二割負担には賛成したでしょう。
今までの経緯ばかり気にしていたら、
何も変えられない。
国民は変化を望んでいます。
しがらみやブラックBOXのない、
合理的な改正で負担を求めても、
民意は支持してくれると信じたい。
ただ、官僚や政治家も襟を正さねばならないでしょう。
議員定数の削減などとあわせて、
様々な制度改正をできるかどうか?
参議院選挙後に、政権与党の真価が問われます。
参議院選挙では、有権者に国の実情をしっかり訴え、選挙後の国のビジョンを語って頂きたい。
自民党に改革ができないことがわかれば、先見的国民は違う党を選ぶでしょう。
かといって、負担増を訴えれば、先見的でない国民は、違う党を選ぶでしょう。
若手は将来を考えて先見的国民に訴えないと筋が通らないし、
今実権を持つ先輩は、まず目先の選挙を考えます。
力がないと改革はできないが、
力をもつために有権者に媚びても改革はできないのです。
国民の民度が国の行く末を決めていきます。
私なら国民の皆さんを啓発する活動にかけます。
その前に、まず執行部は経済の立て直しで実績づくりをしないと。
党内がまとまりません。
少し距離をおいて自分が運営すると仮定してみると、
総理や大臣は本当に大変です。
皆さんもテレビのコメンテーターに振り回されることなく、
自分が国のリーダーならどう運営するかを考えながら政治をみてください。
今は誰がやっても舵取りの難しい状況です。
頼みますから総理はころころ変えず、
次の解散までは舵取りを任せてください。
短期勝負では優先順位をつけた政策実現ができないし、
政策の一貫性も保持できません。
変革の自民、若手台頭 衆院選後“最大派閥”強まる発言力
2013.1.21 07:01 産経
■民主の二の舞い 懸念の声
昨年末の衆院選で政権奪還を果たした自民党内で、大量当選した新人を中心とした若手が台頭している。70~74歳の医療費窓口負担割合をめぐり、若手が先輩議員に「同じ『有権者の代表』なのに発言を封じ込まれる筋合いはない」と声を強めているのだ。「若手が発言力を強めるのは、党が生まれ変わった証拠」(幹部)との評価もある一方、「内ゲバ」の印象が強まれば、政権を失った民主党の二の舞いとなりかねず、難しい党運営を迫られている。(力武崇樹)
◇
7日の党厚生労働部会。若手を代表する小泉進次郎青年局長が高齢者の窓口負担に関し、「2割という本来の水準に戻すべきだ」と発言すると、若手から大きな拍手がわき起こった。
平成20年からの「特例措置」である1割負担を継続するのは世代間の公平性に欠けるとの主張は、もともと党内にもくすぶっていた。これに対し、参院選で再選を期す石井みどり参院議員は「特例措置導入の経緯を知らないでしょう」と小泉氏を牽制(けんせい)。「窓口負担が増えると高齢者が受診を控えるようになる」と1割継続を訴えた。
日本歯科医師連盟顧問でもある石井氏に対し、若手は「露骨な参院選対策だ」「若手の発言を封じ込めようとした」と不満を爆発。9日の部会で当選1回生が「看過できない」と攻撃し、終了後に厚生労働相経験者が「石井氏は言い過ぎだった」と取りなした。
衆院選を経て自民党の勢力図は激変した。公示前は5人で、衆院議員全体の4%だった当選1回生は119人となり、40%に急増。党内の“最大派閥”といえる存在になってきた。
自民党1回生には、石破茂幹事長主導の新人教育に「過度のスパルタ教育だ」との批判も出ている。
若手の台頭は自民党の変化を象徴する現象とはいえる。ただ、民主党政権では政府や党の方針に若手らが公然と反旗を翻す場面が目立ち、「決められない政治」の一因となった。
20日夜、公邸で安倍晋三首相と会談した石破氏は、記者団に「政府と与党の連携に齟齬(そご)がないようにという話をした」と強調した。
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