メンタルマネージメント講義を受講して 文責:松崎千夏(神谷インターン10期生)
神谷議員の勧めで、メンタルマネージメントについての講義を受けたので報告させていただきます。
ほとんどの人間が、脳の5%しか使っていません。
しかし、その残りの95%の使い方を考えるのがメンタルマネージメントです。
残りの95%には無限の可能性があります。それを最大限活用し、楽しい人生を送るための10個の
法則を教えていただきました。
下の図は実際に講演で用いたものです。今回はこの図を用いて報告させていただきます。
図の数字と下の文章の数字は連動しています。
1.一度に一つしかできない
人間は一度に一つの事しかできません。したがって、「ご飯を食べながらテレビを見る」といった行動も、
実は交代で行っているだけだそうです。
2.言葉よりも映像が強い
人間の脳には、言葉の意味よりも映像が強く頭に残ります。例えば、「お茶こぼさないでね」と
注意された場合、頭の中にはお茶をこぼした自分の映像が流れて、結果的にお茶をこぼしてしまうそうです。
したがって言葉を話すときは絵を描くようにイメージして、出来るだけいい映像が流れるように話すのが良いのです。
例えば今の例では、「まっすぐ持って行ってね」などでしょうか。
3.100%
下意識とは、意識を練習することで体にしみついたものの事です。したがって、意識で流れた映像通りにしか
行動できないのです。失敗して叱られたら、また失敗した映像が流れて、失敗を繰り返してしまいます。
この面からも、良い映像を流すことは重要です。
4.パワーの源
下意識はそのまま行動につながるため、行動力の源であるのです。
5.セルフイメージとパフォーマンスは完全に一致する
まずセルフイメージとは、自分で自分の状態を想像することです。自分で想像することはそのまま行動に
移されるのです。例えば、プールで泳げない子供は、自分の中で泳げないセルフイメージを作ってしまって
いるから泳げないのだそうです。
6.自分が望めば変えられる
しかしセルフイメージは、自分の経験で変えることが出来ます。先ほどの例でいうと、たくさん練習して
泳げるようになれば、セルフイメージもよくなります。そのためには、自分の否定したり責めたりせず、
もう一回やろう、と前向きに思えるようになることが必要です。
7.バランスが大切
これまで出てきた、意識と下意識とセルフイメージは、バランスが大切です。
どれか一つでも大きくなりすぎると、他が正しく機能しないのです。
8.補強
行動は、やればやるほど実際に起こる確率が高まります。すなわち、自分の夢を考えたり人に話したり
すればするほど叶う確率が高くなる、という事です。
9.水準の法則
自分の目標が定まれば、同じ志を持つ者が集まってくる、という事です。
10.代償の法則
何かを得るためには、痛みを味わなければなりません。
以上が10個の法則です。
これらを学ぶ、という段階にとどめておくのではなく、これらを自分の中に落とし込み使っていく事が
大切だとおっしゃっていました。
その他にも大切なことをたくさん教えてくださいました。
人間には95%の可能性が広がっています。今の段階で自分のテリトリーや限界を定めてしまうと、
残りの人生もその範囲内で過ごすことになってしまうのです。そのため、年齢に関係なく、
新しいことにチャレンジしていくべきだとおっしゃっていました。
また、人生において、いいことと悪いことは半分ずつ起きるのだそうです。
そのため、悪いことが起きたとしても「次はいいことが起きる」と良い方向に考えればよいのです。
この講義を受けて私は、言葉と映像を連動させて考えることを初めて知りました。
また、このような考え方をする日本人は減ってきているなと感じました。
一度で理解することは難しいですが、楽しい人生を送るためにメンタルマネージメントを
考えてみてはどうでしょうか。
文責:松崎千夏(神谷インターン10期生)