午後からは関西若手議員の会の研修会
一部の講演は、東京大学准教授の村上祐介氏の【教育委員会制度と自治体教育政策の課題】というものです。
内容は、
教育委員会の経緯と過程
改革の論点と選択肢
教育課題と行政制度のあり方
というものです。
改革の選択肢
一、教育委員会制度活性化モデル
一、地方自治モデル
首長への一元化
一、市場・選択モデル
学校に権限を委譲
最大の争点
教育委員会制度の存廃
ポイント
教育における民主性と専門性の関係
民主性のあり方、誰が統制する?
政治優位?教育優位?均衡?
といった論点を挙げられた上で、
結論としては、
合議体である教育委員会を残しつつ、より民主的なコントロールを働かせる改革を考えるべきで、首長への権限の一元化や現状維持の二者択一の議論はよくない、
といったご意見でした。
私と同世代の先生で、非常に一所懸命お話頂きました。ありがとうございました。
第二部は、豊中市の西岡正次理事から豊中の雇用、就労施策について。
豊中の雇用支援は、雇用する側の会社支援に重きをおいているそうです。
人事や労務などのサポートを求めている会社はたくさんあるとのこと。
またお話を聞くと、障がい者や就労困難者に手厚いサポートをしておられる様子がわかりました。
生活保護も数を減らすには、そこに至るまでのサポートが必要です。
そこにしっかり取り組んでおられるのは素晴らしいですね。
さらに今の就労施策のポイントは、
若者の就労支援と前期高齢期の皆さんへの仕事づくりだとのこと。
職員の方の自信をもったプレゼンを聞いて嬉しくなりました。職員の方がイキイキとされている様子は議員として嬉しいのです。
四時間の勉強会は聞き応えがありました!