日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

ブログの記事一覧

山形大学 城戸淳二 先生訪問

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有機ELの世界的権威である城戸先生にお時間を頂きました。

有機ELの今後の発展は、太陽電池の方向に向かうようです。

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先生と意気投合したのは、学生の意識についてでした。

精神力が弱くなっていると先生もお感じだと。

それは能力の問題ではなく、経験値のなさや、親の甘やかし、教師のレベル低下が原因と分析しておられました。

今のままでは、十年後には日本のものづくりは死んでしまう、と危機感を話して下さいました。

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研究所も案内頂きました。

世界の最先端の研究をされる、

熱い先生とお会いし、かなり刺激を受けました。

吹田にあれ大阪大学にも必ず良い先生がいらっしゃると思いますので、

地元でもこうした話を聞きにいき、

教育政策に活かします。

良い気づきを頂けた視察でした。

ありがとうございました!

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龍馬プロジェクト 米沢キャラバン

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龍馬プロジェクトキャラバンで始めて山形にきました。

いつも福島で止まっていたので、関所をひとつ超えた感じがします。

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今日はゆっくり時間も頂いたので、

龍馬プロジェクトを始めた想い、
これまでの活動、
今後の計画、

という流れでフルコースの話をしました。

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メディアの取材もあったので、
ぶっちゃけた話はできませんでしたが、

それでも、
「若い人の会だから早めに帰ります」
といっておられた五十代の議員の先輩が、

最後には「来てよかった。協力する」
と言って下さり、
こちらが感動するくらいの会になりました。

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東北は遠いのと、
これまでのキャラバンで苦手意識が少しあったのですが、

震災を経て、皆さん強い危機感をもっておられ、

すごく意気投合させていたました。

今日も多くの同志が繋がったと確信します。

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懇親会はなんと、上杉神社を使わせて頂きました。

東北の方のおもてなしは暖かいです。

今年は、まだ
秋田、青森のキャラバンも計画しています。

もし、我々の街でやりたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。

ほかにも、北海道、山形、東京、富山、鳥取、沖縄のキャラバンが予定されています。

お金も体も時間もますますキツイですが、本気なのでとことんやります!

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米沢での学び

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午後は米沢で勉強です。

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まず、上杉鷹山の特別展をやっていたので、
みんなで見てきました。

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哲学があり、

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部下の精神教育を撤退した鷹山公。

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その背景に細井平州の教えがあった
ことを始めて知りました。

また勉強します。

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上杉神社で正式参拝をさせて頂き、

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上杉鷹山公の政治について講義を聞きました。

歴史から学ぶ一日です。

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尊敬する人

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私の尊敬する人の一人が上杉鷹山公です。

学問を重んじ、産業を起こした、政治のお手本です。

米沢に来たので鷹山公のお墓参りをしてきました。

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ご縁に感謝します。

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お昼はみんなで義経焼きです!

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震災における自治体議会議員の役割

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視察二日目。

今日は朝の九時から河北新報の矢野記者にお越し頂き、

震災後の自治体議員の取り組みの取材を踏まえた講義をして頂きました。

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関西などに行くと、震災から一年がたち既に震災に一区切りついたような雰囲気がある。

しかし、昨日警戒区域を見て頂きお分かりと思うが、実はまだ何も始まっていない。

昨年の震災時、東北でも多くの議会が予算審議中であった。

議場や資料がなくなったところでは、どうやって予算を通すかが問題となった。

首長の専決とするか、青空議会を開くかの議論があった。

混乱時でも自治は滅びないというメッセージにもなるので、議会を開く方がよいとの意見が多かった。

今東北の多くの自治体が復興計画を作っている。
復興計画には、法的策定根拠がないので議会がどう関わるかが問題となった。
実際は識者や職員が計画をつくるが、いくつかの議会は議員を関わらせようと議会の議決事件とした。
ここで問題になるのは、それぞれに議会が復興に責任をもつという気概があったかどうか。
事前に復興計画のようなものは、議会が責任をもって決めると条例で定めた議会もあり、参考にすべきでは。

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また、住民が地元を離れて避難生活をしているところがある。
避難所まで意見交換会をしに行く議会があった。こうした動きは住民を繋ぎ止めると感じる。
いろいろ見ているとこうした動きができるのは、平時にしっかりやっていたところ。

平時にだらしない議会は、
非常にあまり機能しなかったと感じる。

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河北新報で、東北再生委員会を立ち上げ、自立的復興に提言をした。

今回の震災に対して一番頼りになったのは、国ではなく基礎自治体。

関西広域連合の支援などは大変機能した。

平時からの自治体交流や、制度化された自治体支援のカウンターパート作りが非常に大切である。

震災復興は中央集権では上手くいかない。国からは財政支援に留めてもらい、詳細は地方に任せないと、地方に金太郎飴のような街ができるだけだ。

自助の気持ちをもてる仕組みが大切。

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質疑応答。

だらしがない議会とは?

市長や理事者にぶらさがり、議会では賛成ありきでパフォーマンスとしての質疑しかしていないような議会。

震災後の自治体をしっかり取材された上での意見は大変勉強になりました。

正直、震災への対応について、私自身の気構えのなさを反省しました。

記事をつくるための取材ではなく、
社会の問題をとらえ、あるべき形を提言する気概をもった取材をしておられるのをヒシヒシ感じました。

地方にはこうした記者がおられます。
都会には、、、
ニュースが多すぎるのかもしれませんね。

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