東京からそのまま岸和田へ行き、
下記のニュースで話題になった中原校長にお会いしてきました。
できる人だとは聞いていましたが、
私はお会いするまで、メディアの評価などでは判断しないようにしているので、
直にお会いしてきました。
以下聞き取り事項を簡単にまとめます。
まず、話は入学式のチェックについて。
当校では、平和と国防を考えるというテーマで、
長崎の被爆者の体験談や憲法九条のレクチャーで平和を考えさせ、
自衛隊の体験を通して国防の大切さを伝える取り組みを二年前からしているとのこと。
生徒に右左両方の話を聞かせて考えさせ、自分で判断させるのが目的だとのこと。
目隠しのまま子供を社会に出してはいけないという校長の考えです。
先生方にはそういった機会で自分の考えを伝える場があるので、
式典ではきまったルールを守って行動すべきと指導した。
しかし、メディアは部分的な書き方しかしない。解決策は示しているので、押し付けではないことをきちんと報道して欲しい。
日本はしっかりと歴史の総括をすべきだ。東京都は「江戸から東京へ」という副教材をつくり、近現代をしっかり子供に教えている。大阪もやるべきだ。
なぜ校長になったか?
頑張って国際弁護士になったが、アメリカと渡り合えない先輩をみて夢が持てなかった。
アメリカに渡って800人いる大手のパートナー弁護士になり、アメリカ人の実態もよくわかり、日本人はもっと頑張ればもっと世界で活躍できると確信した。
日本には自分よりもっとできる人財がマインドが足りずに埋もれている。
これをなんとかするには、
東大卒のエリートに訴えるより、
学校で子供たちに教えるべきだと思った。
働きざかりの今の時期を、日本に恩返しするつもりで、橋下知事のいる大阪でやってみようと思った。
子供たちの成長は?
子供たちには、どんどん海外を感じさせたいと思う。
海外の留学や、海外からの短期留学生の受け入れをすすめている。
海外の学生と合流する中で、自分たちに何が足りないか学んで欲しい。
修学旅行も希望者を募ってパラオへいかせる。
台湾の学校と時期を合わせていき、日本人、パラオ人、台湾人で合流をさせる。
合流の内容は生徒どうしがネットでやり取りして決めている。
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久しぶりに同世代の教育者ですごい人にお会いしました。
教育に関わるスタンスも生徒へのアプローチも私と全く同じです。
感動しましたし、私も校長になりたいなと思うほどでした。
私も生徒を海外に出したいとずっと訴えていますし、
教員採用の自由化や民間人校長の話をしているのです。
吹田では全くすすまないし、
市長を変えようと試み失敗。
新しい市長は全く教育なんて興味なし。
というより、何していいかわかっていない。次の選挙の準備でいっぱいいっぱいです。
そんなのを落としてくるから、
この点においては吹田市議として
維新の会はおかしい、
言っていることやっていることが違う、
と言わざるを得ないのです。
しかし、中原先生と話せば、
維新の会、いいことしてると思います。
中原さんみたいな人だったら、吹田の市長でも教育長でもやってもらいたいし、応援します。
お話していて志を感じました。
橋下大阪市長も同じ思いだと言っておられましたが、
それなら何故吹田にちゃんとした人を落とさないのか?
選挙の後もかかわらないのか?
と私の意見も伝えました。
立派な将軍は城を陥落すれば、優秀な人材を残し、内政をととのえ、次の戦場に向かいます。
それをやらずに戦線を拡大すると、兵站が切れ、いつか大敗します。
優秀な人材をしっかり集めチームでやらないと、戦利品の欲しい荒武者ばかりでは、政治はできません。
中原校長のマインドや手法は是非今後も注目し、勉強させて頂きたいです。
皆さんも応援してあげてください。
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【激動!橋下維新】君が代で口パクまで監視 橋下氏側近校長 大阪府立高卒業式で
2012.3.13 10:36 産経ニュース
橋下徹大阪市長の友人で民間人校長として採用された大阪府立和泉高(岸和田市)の中原徹校長が、卒業式の国歌斉唱の際、教職員の起立とともに、口元の動きをチェックし、1人を「不斉唱者」として府教委に報告していたことが13日、分かった。府教委は不斉唱の教員を処分すべきかどうか検討している。
府教委などによると、同校の2日の卒業式では約60人の教職員は全員起立。中原校長は、教頭らと口の動きをチェックし、口が動いていなかったと判断した3人の教員を校長室に呼んで確認。1人が歌っていなかったことを認めたという。
中原校長は、橋下市長へのメールで、「式の雰囲気を壊さないためには、遠くから見て歌っていない教員を校長が呼び出し、事情聴取することしか実際上はできない」と指摘していた。
中原校長は弁護士で、橋下市長の学生時代からの友人。橋下市長が府知事だった平成22年4月に和泉高の校長に就任した。任期は3年。
これに対し、生野照子府教育委員長から「愛国心の問題を単なる規律問題にするべきでない」といった批判が出たが、橋下市長は13日、「当然でしょう。それ以外の方法でどうやって確認するのか、批判する人に聞きたいくらいだ。卒業式の雰囲気を壊さず、後で歌わなかった教員を呼び出し指導したのは良いマネジメントだった」と述べた。
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