日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

メイン画像
神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

首相公選制

ブログ |

私たちも龍馬プロジェクトで首相公選制をだいぶ議論しました。

メンバーの三重県知事の鈴木さんは、首相公選制の推進を訴えていらっしゃいますし、

お世話になっている小田全宏先生からも首相公選制を学んでいます。

私も首相や大臣がころころ変わるのは問題だと考えていますが、

メディアにあおられる人気投票もまずいです。

良質な民意を反映する制度を考えないといけません。

元首は天皇陛下です。

【永田町発 憲法の焦点】(8)内閣編 衆院議員・渡辺喜美氏 「首相公選制で真の政治主導を」

2012.4.19 00:18 産経ニュース

 日本の首相は20年間で14人、直近5年だけでも6人だ。他の先進国にこんな国があるか! 国民にはあきれられるし、世界の笑い物になっているじゃないか。
 政権交代までは、総選挙を受け次期首相を決める英国のように、日本も議院内閣制のまま強い指導力を持つ首相を選出することが可能だと思っていた。
 ところが、民主党政権は「何をやるか」を忘れて「誰がやるか」「誰と組むか」に走った。これでは自民党政治と同じだ。
 そんな民主党の惨状を目の当たりにして、真の政治主導を確立するためにも国民が直接首相を選ぶ制度にした方がよいと思った次第だ。国民が直接選んだ首相であれば政局に左右されにくい。政治が安定すれば、国民の不信を減らすことができる。国益の観点からもプラスではないか。
 みんなの党は、新しい憲法の議論を始めた。次期衆院選のアジェンダ(政策課題)には、一院制、道州制に加えて首相公選制を憲法改正の主要課題に掲げ、憲法改正勢力としての立ち位置を明確にさせたい。
 ただ、現行憲法はいわゆる硬性憲法だ。改正には衆参で3分の2以上の賛成が必要という極めて高いハードルがある。かといって憲法を改正するまで首相公選制ができないというのも問題ではないか。
 そこで、みんなの党は、事実上の首相公選を実現するための法案を参院に提出した。(1)衆院選か内閣総辞職があった場合、次期首相にふさわしい人を選ぶ国民投票を実施する(2)国会議員は首相指名選挙の際、国民投票の結果を尊重して投票を行う-という内容だ。
 憲法改正しないままの方法なので国会議員を法的に拘束することはできないが、国民の意思を尊重して首相を指名するのだから首相公選制に近い形になると自負している。政界再編も劇的に進むだろう。
 「首相が公選されれば元首は首相になる」という理屈は絶対にあり得ない。天皇以外の元首は日本の伝統文化に反する。元首はあくまで天皇だ。
 また、現行憲法には「政党とは何ぞや」という規定がない。政党は政治のエンジン役を果たしてきたが、一方で離合集散を繰り返して国民の政治不信を増幅させる一因にもなってきた。政党に魂を入れるためにも憲法改正では「政党」もはっきりと位置付けたい。
 ◇
 【プロフィル】渡辺喜美
 わたなべ・よしみ 栃木県那須塩原市出身。早稲田大、中央大卒。父親の故渡辺美智雄元副総理の秘書を経て平成8年に衆院初当選。連続5回。行革担当相、金融相などを歴任。21年1月に自民党を離党し、8月にみんなの党を結成、代表に就任した。60歳。

iPhoneからの投稿

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加