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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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なぜ、我々が学ぶのか? 林英臣政経塾

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今日も京都の本能寺ホテルで林塾に参加です。

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今日は私の好きな近現代史を中心にした講義でした。

なぜ、地方議員が歴史を?

とお思いの方も多いかもしれませんが、

歴史がわからないと、
現代の課題がわからず、
将来のビジョンも描けません。

ただ住民の不満や要望を聞いていても、それは単なる御用聞きです。

なぜ、住民の皆さんが困っているのか?その本質的な原因は何か。皆さんが困らないようにするにはどんな政策や教育が必要か。

歴史や人間学、哲学を学んで、そうしたことを考え提案、啓発するのが政治家の仕事だと私たちは考えます。

林先生にそれを教えて頂きました。

ただ我々は、自分の意見を訴えるため選挙に勝つことも必要です。
ですから、手段として広報やそのほかの活動をします。

歴史、哲学者、政策を学び、
意見や政策を考えて、訴え、
ホームページや広報紙、講演会そのほかの活動で伝え、
選挙に勝つ!

そしてまた学ぶ。

これの繰り返しなんです。

今週の吹田市の報酬審議会では、
「学んだり、広報活動をしたりするために、市民は税金を払っているのではないから、そんなことにお金を使っているなら議員の報酬を削る」
という審議員がいました。

一度政治家をやってみたらいいんです。
これらは全てセットなんです。

日本には政治家を育てる機関がない。

であれば、現場で学んでいくしかない。

政治家は全て学んでわかった人がなるベきだ、と審議員のある方はいいますが、

今の日本の政治の仕事は、
現場じゃないと学べないシステムなんです。

確かに税金泥棒みたいな議員もいるかもしれない。

しかし、だからといって、その人たちに合わせて報酬を設定したら、

我々のような若手は政治家になれないし、年配でも優秀な人は政治家にならないでしょう。

地方議員はボランティアでやるべきだというのなら、別に政治家を育成するシステムを国がつくらないと。

ますます官僚だけが政治を動かすでしょう。

議員の歳費をどうこういうなら、
議員の選び方や、政治家を選ぶ有権者の政治リテラシーを高めることも議論して欲しいです。

議員の歳費を税金で払うのはある意味、
民主主義を維持するコストです。

そのコストに応えるために
我々は学んでいるのです。

五年前の私と今の私は全然レベルが違います。

5500万も税金を貰って、更にカンパも頂いて、活動してるんですから、

レベルが一緒ではいけません。

一人一人の政治家がそうした意識をもつことが大切なんです。

我々はそんな意識をもった政治家で集まり、もう何年も学んでいます。

そこらの政治家養成塾は、一過性のブームであり、
お勉強にはなっても本当の政治家はそう簡単には育ちません。

林先生は、
いつもおっしゃります。

寝食を共にし、信頼関係を築きあげ、
団結して政治を行いなさい、と。

我々はそんな思いも共有し、
学んでいるです。

林先生も人生をかけて政治家育成をしておられます。

龍馬プロジェクトをやるのも
そうして共に学び、共に働く
思いある政治家を集めるためです。

それをやらないと
今のどうしようもない日本の政治をなんともできないとわかったからです。

政治を自分と関係ないところにおいて
やらない人の意見は陳腐です。

政治と国民の生活は密接に関連します。

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