今日も自民党の研修会に参加です。
今日も小泉進次郎氏の挨拶で始まりました。
今日の第一講座の講師は、斎藤健氏。
テーマは、エネルギー政策です。
日本のエネルギー問題の前提
日本は、先進国の中でも最もエネルギー供給が脆弱。
現在使用するエネルギーの82%は化石燃料。
日本の産業構造では、低廉なエネルギーが必要。
最近感じるエネルギー問題
東電の事故処理の補償を東電に押し付けるが、海外では国が補償するのが一般的。結局関東の消費者な払うことになる。本当にこれでいいのか?
石油ショック以来、日本は石油の備蓄基地をつくり、税金をかけて必死にエネルギー供給をしてきた。
その現実を知ろう!
中国は経済成長が止まれば、政権がもたない。だから必死でエネルギー確保をしかけている。危機感をもとう。
日本には 新エネルギーの開発をできる国だ。
燃料電池に期待する。
2005年、アメリカは新しい天然ガス(シェールガス)採取の方法をみつけた。 日本はどうする。
CO2削減のためには、世界エネルギー基金をつくり、途上国にローテク発電のコストでハイテク発電の設備がつくれるサポートをしてあげるべきだ。
第二講義は、林芳正参議院議員。
テーマは社会保障。
日本は頑張る人がいい生活を送れる社会をつくる、これが基本姿勢。
お金を払わなくても、お金がもらえる民主党案は破棄すべき。
自助を基本に考えるなら、
介護などは民間の保険などを利用してもらうような形を考えている。
家族の三世代同居なども推奨する。
少子化対策や生活保護などは、
お金をまくのではなく、現物給付にしていくと良い。
二日間の講義で自民党の基本スタンスが良くわかりました。
理解はできますし、現実的だと思いますが、閉塞感につつまれる日本人に希望を与えられる話ではないように感じました。
これでは、実現可能性ではなく、勢いで社会変革を語り、攻める維新の会の方に国民はついていきそうな気がしました。
希望を感じたのは、
最後の小泉進次郎氏の総括でした。
この人の周りの空気を読み、人の気持ちをつかむチカラに期待します。
チームを作れる政治家です。
こういう人が必要だ。