生き残りをかける小政党は仕方がない。
しかし、自民、民主などは、
おたおたせずに、今のところ橋下氏のやりたいようにやらせてあげればいいんです。
あれだけ「民意」、「民意」といっているんだから、民意を受けた維新の会の思うようにやらせてあげればいい。
その結果、大阪が本当に良くなるのか民意を示した大阪府民が結果を受け入れればいいだけです。自己責任だ。
抵抗勢力になったら返って、維新の会の思うつぼにはまる。
ただ、「すべてやってあげるよ」といっているみんなの党への対応をみれば、
維新の会の本音は見て取れるわけですが、、、。
今の段階では、まあやりたいようにやらせてあげることです。
吹田でも同じことなんです。
維新の会の市長に一度やりたいようにやってみて、、、
という気持ちで私は見ていました。
ただし、それが最初の約束と違ったり、ただのパフォーマンスであったり、
市民のためにならないことであった場合は、徹底抗戦ですよ、
という気構えで副議長を受けているんです。
吹田の場合は、半年たってなんとなく先が見えてきました。
維新の会の全体像もそのうち見えてくるでしょう。
(組織を拡大し続けて見えないようにしていけば別ですが、、、。)
ただ、自民や民主は今しっかり橋下さんの主張の記録をとって、
「彼は具体的にこれをやるといっているから、その点に関してはすべて応援する」とメディアをとおして、
橋下さんがやるといったことを国民に確認させておくことが必要です。
でないと、半年たつとまた違うことを言い出して、
それができないのは既存政党が悪いんだ!と話がすりすわってしまい、
協力するといったのに抵抗勢力にされてしまうからです。
民主党なんて示した方向性をすべて反故にしたんですから、
橋下さんに方向性を決めてもらえばいいのではないですか?
(日教組がついているから無理ですかね?)
自民党は、選挙の勝ち負けではなくて、
自分たちの本当にやるべきことを示し、それと大阪都構想がかみ合わないのであれば、
政策で勝負すればいい。
全国をまわりましたが、自民党の地方の若手議員にはいい人材がいます!
選挙に勝ちたいだけの、思いも政策もない自民党の国会議員はそうした後進に道を譲るべきではないんですか?
おそらく国民はそれを望んでいます。
既存政党が、サボっていたところを橋下氏につかれておたおたする様は、
非常に情けない。
もっと、ビシッとした本物の政治家が出てきて、
この国に本当に必要なことは何かを、なぜ堂々と主張しないのか?
なぜ、政局だけのパワーゲームにみんなが流されるのか?
国民はみてるんですよ。しっかりと。
そして、政治にどんどん失望しているんです。
だから、一部の利権目当てや、損得を考えた人しか政治に関わらない。
そんな人たちは信念なんかないから、風の吹く方、強い方へとなびいて行き、
そうしない者をバカだと笑います。
嫌な世界になっています。
顔にしまりのない成人が多く誕生した成人の日に、私は憂いを隠せません。
「維新の会」めぐり野党に温度差 みんなは「打算」、自公には「脅威」
2012.1.8 21:56 産経ニュース
橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」をめぐって、各党とも協力姿勢は示すものの、民主党や自民党は脅威を感じ警戒しており、対応にも温度差が生まれている。衆院解散・総選挙の足音が聞こえるなかで連携するかそれぞれの思惑がある。(小島優)
橋下氏の掲げる「大阪都構想」の実現に最も積極的なのはみんなの党だ。
「大きな政府路線に一直線の野田政権を大転換する『みんなの維新』を起こしたい」。渡辺喜美代表は4日の記者会見で強調した。
昨年11月の大阪ダブル選前から維新の会を支援してきたが、橋下氏らの当選後は地方自治法改正案の作成を「下請け」し、維新の会大阪府市統合本部の顧問には党の政策ブレーンまで「貸し出し」た。江田憲司幹事長は「もう連携というレベルではない」と語る。
ただ、橋下氏の当選後の祝賀会で、渡辺氏はひな壇に上がることさえできない屈辱を味わった。ラブコールを維新の会が正面から受け止めているか微妙だが、それでも賞味期限が切れそうなみんなの党にとって、維新の会との連携は次期衆院選をにらんだ「打算」の産物といえる。
民主、自民、公明3党にとって維新の会の躍進は「脅威」そのものだ。
当選直後の記者会見で橋下氏は、大阪都構想実現に必要な自治法改正案で協力が得られなければ、次期衆院選で協力的な政党を支援するか、近畿一円の小選挙区、比例代表で70人の独自候補を擁立することを宣言した。今月4日には松井一郎大阪府知事が次期衆院選候補者養成を目指す「維新政治塾」の立ち上げも発表、圧力を強めつつある。
「選挙区に対抗馬をぶつけられれば危ない」と3党の大阪府選出衆院議員らには危機感が広がる。このため、維新の会の要求に応えようと、民主党は大阪都構想などを議論する「大都市制度ワーキングチーム」を設置。今月中旬の会合に維新幹部の参加を要請した。自公両党も大阪都構想を含む都市の枠組みのあり方について検討するプロジェクトチームを設置し、独自の改正案を策定中だ。
もっとも、自民党幹部は「次期衆院選で維新の会などの第三極が躍進するのは政権奪還の足かせになる」との本音をもらす。しばらくは消極的ながらも協力態勢を取らざるをえない状況が続きそうだ。
一方、たちあがれ日本は橋下氏と親交のある党の後見役、石原慎太郎東京都知事を通じた連携を模索。平沼赳夫代表は5日の挨拶で「維新の会は石原先生と深い連携がある。保守再生のために翼を広げ新しい政界の息吹を起こしたい」と語った。8日のNHK番組では総選挙前の新党設立が目標と表明した。新党改革も連携に意欲