今年もPTA、教育委員会、警察が連携して青少年育成市民大会が開催されました。
一部は式典で、市長、議長、警察署長の挨拶があり、PTAの行動宣言がなされました。
二部は、
子育て青少年拠点夢つながり未来館館長の森田ゆり氏の講演でした。
ーーーーーーーーーーーー
まず、子供観について。
子供は未熟な大人ではなく、
今を生きる存在。
(資料の子供の権利条約を取り上げて)
最大の特徴は子供を権利の主体として認めていること。
(子供の権利を説明し、)
日本は、子供が社会に参加する権利が他国より遅れている。
ヨーロッパでは、三歳の子供にまで意見を求めている。
香港でおこなわれた国際会議でも、千人の幼児に絵を描かせるという形で参加させた。
日本では、子供を参加させるちゃんとした取り組みが進んでいない。
男女共同参画が十年ですすんだ。次の十年は子供を社会参画させる十年にしていこう。
来年のこの大会には、子供に発言させたらいい。子供の意見を聞けばいい。
大人は子供の意見をきかない。
今後の子供の社会参画の推進を期待する。
ーーーーーーーーーーーーーー
何がいいたいんだこの人は?というのが感想です。
この人を青少年拠点施設の館長に選んだのは誰だ?
今日の講師にしたのは誰だ?
自分のことを、子供未来館の館長、と肩書きから間違ってる段階でガッカリでしたが、内容はさらにガッカリでした。
子供を虐待してはいけません。
その点では、子供も守ることに大賛成です。
しかし、それ以外に過度な子供の権利など保証すべきではない。
だから子供の権利の条約を反映する条例案を議会でも廃案にしました!
確かに早熟でしっかりした子供もいます。しかし、そうでない子供も沢山いる。
教育の基本は「守、破、離」だと考えます。
まず人間としての型を教え、応用させ、自立させる。この型を教える段階で子供の意見を中心にしたら教えられない。
自分でしっかり学べる子ばかりなら、子供の自主性に任せればいいが、そんな子ばかりではない。
子供を社会参画させたいなら、権利よりも義務をしっかり教え、若くとも自立した人材を育てることに力をいれなくてはいけません。
今日の話は完全なイデオロギーの話で、高々数百年の歴史と、数百万の人口の国が何をしていようと、そんなものに右往左往することはない。
日本には、日本の子育てがあるし、
それに誇りをもってやればいい。
大人と子供を意識的に分けるようなことも必要ない。
年は子供でも自立した人の意見は聞けばいい。
大人でも、駄目な人の話は聞かなくていい。
誰の意見も平等にきくなんて、するから社会がおかしくなるんです。
物事には筋があるんです。
筋の通らない意見は聞き流せばいいし、間違っていると教えてあげるのが優しさでしょう。